現在はリサイクルの問題で、台紙などに表示されているのが普通では？
どのみち、そっち系のフィギュアなんて、プラスチックはPVC、PS、ABS、PPの４種類しか使われていないんじゃないですか？
樹脂の光沢については塗装前のものなので、塗装したものはもちろん、塗装をはがした後とかではわかりにくい。
PVC：比較的固いものもあるが、基本は軟らかい。曲げても千切れない。ヒケが非常に大きく、目立つ。
PS：固い、光沢がないものもあるが、基本的にグロス。曲げると折り目が白化、というより千切れる。
ABS：固い、ヌメッとした感じのあるグロス。射出ピンあたりにヒケができやすい。パーツのエッジがわずかに盛り上がっている場合が多い。
PP：軟らかい。パーツのエッジにバリが出やすい。曲げても千切れない。
PPはほとんど塗料が乗らないので、外側というより、内部の間接等に使われる。
アクリルはPSに似ているが、もっともろい。
ポリカーボネートはABSに似ているが、もっとPS寄り。
アクリルはレーザーディスク、コンタクトレンズの材質。
ポリカーボネートはCDの材質。
キャストモデルなどのポリウレタンの見分けは、素人さんにとっては湯口があるかどうかが決め手となるんじゃないかな？あと、重さか。
あと、塗料は…決め手となるものがない。
市販の一般品を使用しているならともかく、実際は工業用の塗料だし。ついでに言えば、MADE IN CHINAだろうから、何を使っているかわかったもんじゃない。
フィギュアの材質が○○だから、××系の塗料のはずなので、△△の手段で塗装を落とす。という論法が普通じゃないのかな？
失敗したって、また買えば済むなら、やってみたほうが早い、というのもあるし。（つまり、知識がなくたって、金さえあれば、業者に頼む、という手も使えるということ。）
