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プロキシーサーバーについて
MACのネットワークシステム環境設定にプロキシというのがあってなかに いろいろ項目がありますが、それにはチェックは何もいれなくていいのでしょうか? ネットワークがつながらなくなって、WEBプロシキ(HTTP)にチェックをいれてみてと書いてあったので入れたらすぐつながるようになりました。 ただどんな設定がわからなかったので検索したら、ヤフーなどのログインパスなどが第三者にわかるから危険みたいのが書いてあってチェックすぐはずしました。ただチェックはずして再度インタネット接続したらチェックはずしてるのに接続できたので謎です。。
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詳しいことは、「Proxy サーバ」でネット検索してください。 社内や学校内の、ローカルなネットワークで、インターネットに接続していない環境で、コンピュータを使っている場合、代理でインターネットに接続してもらうのを、Proxyサーバ(Web Proxyサーバ)といいます。ネットワーク内で唯一インターネットに接続しているProxyサーバに、じぶんのコンピュータを接続して、外見上は直接インターネットに接続しているように操作できます。 Mac OS Xのシステム環境設定>ネットワークの、「プロキシ」は、そういう環境で設定するものです。 ローカルなネットワークではなくて、直接インターネットに接続できる環境なら、Proxyサーバの登録は不要です。しかし、にもかかわらず「パブリックなProxyサーバ」というものが存在します。その目的には、大きくふたつあって、ひとつは翻訳機能です。たとえば英語の情報を、Proxyサーバー上で日本語に訳してくれるというもの。これを利用して、一時「関西弁プロキシ」というものがはやりました。もうひとつはキャッシュ利用です。ADSLや光ケーブルが発達した現在ではなくて、電話回線を使って遅い転送速度でインターネットを利用していた頃、直接相手とデータをやりとりするより、太い高速な回線上にあるProxyサーバに仲介してもらったほうが、結果転送速度が上がることがありました。自前で処理できないデータを、Proxyサーバで貯め込んでもらう(キャッシュしてもらう)わけです。 インターネットの回線のインフラが進んだおかげで、パブリックなProxyサーバは不要になると思われましたが、いまも存在するのは、第三の利用目的があるからです。それは匿名化という目的です。ウェブブラウザでウェブサーバとやりとりしていると、かならずサーバ側に、こちらのIPアドレスや、OSなどの情報が相手に伝わります。完璧な個人の特定は無理だとしても、どの国のどの地方からアクセスしているかくらいは推理可能です。ケースによっては、ほかの情報と組み合わせて、個人の特定をすることもできることがあるでしょう。もしProxyサーバを仲介させていたら、ウェブサーバ側からは、ProxyサーバのIPアドレスしか取得できないので、やりとりしている相手のIPアドレスが見えなくなります。「ヤフーなどのログインパスなどが第三者にわかるから危険みたいのが書いてあって」という情報は、だから逆のことだということがいえます。 しかし、Proxyサーバを運営している側からは、あなたのIPアドレスなどの情報がわかるのですから、信頼のおけるProxyサーバを使わないと、とんでもないことになるかもしれません。大学や研究機関が運営しているパブリックProxyサーバがありますから、そういうのを利用するといいでしょう。 なお、Yahoo!に限らず、「ログインパス」は暗号化されているので、Proxyサーバなどの仲介者は盗み見できません。ただし、古いバージョンのウェブブラウザだと、新しい暗号化方式に対応できず、暗号化せずにパスワードを送ってしまう危険があります。ウェブブラウザは、かならず最新のバージョンを使ってください。
補足
大変詳しく、教えて頂き誠に有り難うございます。 もやもやがはっきりしました。助かりました。