メディアもドライブも高倍速の物はMAXの倍速でよい結果が得られるように作りこまれています。
なにしろそれが売りなのですから。
高倍速のメディアとドライブの組み合わせであえて低倍速で書き込むメリットは何もありません。
逆に記録品質の低下を招く場合もありますのでお勧めできません。
最近では、メディアの最高倍速を超えてオーバースピードで書き込む様なドライブもありますが、これも同じ理由でお勧めできません。
16倍速を超える速度での書き込みは速度が上がるだけレーザーのパワーを強くしなければならないのでレーザーの劣化を早めてしまいますしスピンドルモーターの回転数もそれに伴って速くなるのでモーターの劣化も早めます。
併せて機内温度も上昇し何枚も連続で書き込みすると記録品質の悪化を招きます。
ドライブメーカーの推奨するメディアを使用する限り、どのメーカーのドライブもそのメディアとの組み合わせで最高速でのレザーパワーとサーボ制御の合わせ込みはしっかり出来といると思われます。
なので、メディアとドライブが示す最高速で使うのがよいと思います。
また、メディアの最低倍速の指示も守らないと記録品質の保証は出来ません。
確かに過去には無理をして高倍速をうたう製品があった為、最高速ではなくそれよりも低い倍速で記録を行ったほうがよい結果を得られる場合がありましたが、今では16倍速もこなれた速度になってきましたのでそのような製品は殆どないと考えます。
