家電量販店やホームセンターの店頭に並んでいるものは45cmか50cmの家庭用のパラボラアンテナで、実売価格は6,000~10,000円。これに対して60cm~90cmのものは共同受信用(共聴)といって、マンションやビル内の共同受信の親アンテナとして使われているもので、60cmクラスでもメーカー希望価格は80,000円台と家庭用のそれとは大幅な価格差があります。50cmまでは32mm径のマストでもしっかり設置すれば問題ありません。60cmを超えますと、風圧加重もそれなりにかかってきますので、しっかりしたマストとマスト取り付け専用金具が必要となります。取付場所もコンクリートアンカーが打ち込める場所か、鉄骨にボルト止めが可能な場所に限定されますので、家庭用としては大げさになってしまいます。
45cmでも90cmでも晴天時では受信画像に差はありませんが、雨天時や曇った日では利得の低いアンテナ(口径の小さいもの)では必要最低限レベルまでのマージンが少ないため、受信障害を起こしやすくなります。マンションなど共同受信の場合では、レベル低下による受信障害までのマージンを少しでも多くとるため、60cm以上のアンテナを使用しているのです。
結論として、本州の一般家庭で受信するには45cmでも十分といえます。またアンテナ取り付け金具は、風によるブレを防ぐためにBSアンテナ専用のものを使用することをお勧めします。
お礼
やはり高いのもあるようですね。 20分配もできるんですね・・ ご回答ありがとうございました。