その後の二人と補足とか色々。
その後故国に帰ったノーランドは黄金郷の発見を王に報告。
王はすぐさま軍隊から成る調査隊を派遣する事を決め、自分も随伴する事に。
その際、ノーランドのクルーは全て排除(黄金の独り占めが目的か)。
結果、旅慣れしていない急作りの隊員で旅は熾烈を極めた。
ノーランド達がジャヤに着くと、そこにはシャンディアの姿は無く、島さえも途中で途切れているのが確認できるだけだった。
死ぬ思いで付いて来た王は怒り狂い、腹いせにノーランドを打ち首に。
一方、シャンディア達はノーランドの来る1年前、ノックアップストリームで空に飛ばされてしまっていた。
その時大きく鳴り響いた美しいシャンドラの灯の音を、スカイピアの住人は「大地の歌声」と呼んだ。
強欲なスカイピアの神は聖地の誕生を宣言し、それは自分が住むにふさわしいと、シャンディア達を追い出しにかかった。
いきなりの事態に収集を図りつつも、襲われたカルガラたちは精一杯立ち向かう。
カルガラはいきなり消えた自分達を、親友ノーランドがどう思うだろうか、今すぐにも鐘を鳴らして「俺達はここに居る!」と伝えたい。
しかし結局カルガラたちは急激な気圧の変化に体が追いつかず、神を名乗る空島の統治者に土地を追い出されてしまった。
これら全てがシャンディア達の悲願、シャンドラの灯をともせ、と言う事に繋がるわけです。
以下補足。
○シャンディア達が神を毛嫌いする理由
一つは昔、神の化身を崇めていたが偽りであったため、そしてもう一つが神を名乗り、自分達の守ってきた都市や大地から追い立てた事を許せない事。
後に神になるガン・フォールも神であるため、敵であると認識。
○独り占め
正確には独り占めしたいわけではなく、守りついで来た都市の奪還、カルガラの無念であり、シャンディアの悲願である(失われた)「シャンドラの灯」の捜索が目的。
スカイピアとのファーストコンタクトは一方的な簒奪であったため、失われたシャンドラの灯はどこかに奪われたと心のどこかで思ってる節がある(後日シャンドラの灯が高らかに鳴り響いた後、見つかったからか、スカイピアの住人と打ち解けているためあながち推量に過ぎなくも無いと思われる)。
○羽
シャンドラやシャンディアの住人、スカイピアの住人の出自が明らかにはされていませんので、どちらが源流かは作者のみぞ知る所です。
シャンドラから逃げ延びた一族が空に上りスカイピアの住人になったことも考えられますし、逆かもしれません。
もちっと色々はしょればよかったかなと思いつつ、新たな疑問が無ければ以上で終わりです。
お礼
回答有り難うございました