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CDアルバムの楽曲の音量についてです。
例えば、1枚のアルバムがあったとします。 最近のアルバムでも曲ごとに音量が違う感じがする(バラードは音量が小さいなど)のですが意図的にそうしてるんですか? バラードでも大きく聴きたい時があるので、その曲の時だけ音量を上げると、下げるの忘れてるときに次の曲が始まると大音量でビックリする事があります・・・ だからわざわざi Tuneなどで音量を調節してCD-Rを作っています。 やはり製作者の意図なんでしょうか? それとも何か技術的な限界が?
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ノーマライズ処理の結果だと思います。 CDは、一曲ごとにノーマライズ処理をします。 ノーマライズというのは、解かりやすく言うと、その曲で一番盛り上がって音量が出る部分で音割れがしない様に出だしの音量を設定することです。 クラシックなどはもっと極端になります。オーケストラの場合、ボリュームレンジがとても広いので、弱い音の部分と強い音の部分との音量差が極端です。しかし、リミッターなどを使って、音量を平準化するわけには行きません。指揮者の意図によって強弱が付けられているものを、CD製作のディレクターが細工をすることは許されません。そのためクラシックの場合は出だしが聞こえないほどに小さい音のものがあります。しかし、クライマックス部分では、音割れ限界の音量になるので迫力があります。クラシックの名曲集などでは、オーケストラの名曲のあとにフルートやバイオリンの名曲ソロが並んで録音されているものがありますが、フルートやバイオリンはボリュームレンジが狭いので、出だしの音量がとても大きく感じます。 ポップスの場合、リズムに乗って聞かせる曲は大体ボリュームの変化が少ないので、クラシックのフルートソロの曲のように、出だしからかなりの音量で録音されています。しかし、バラードは、「聞かせどころ」があるので、その部分で感動を与えられるように、出だしは小さな音で始まり、クライマックスで目いっぱいの声量に持っていって説得力を出していくというのが常套手段です。このクライマックスで音割れしないように録音すると、どうしても出だしや曲の最後は小さな音になります。 お手もとのCDのバラード調のものをよく聞くと、クライマックスで目いっぱいのボリュームに鳴っていませんでしょうか? 出だしでボリュームを上げると、曲のクライマックスでは音割れ寸前まで大きな声になっていると思いますが、これに気が付かないだけではないでしょうか?バラードの場合、クライマックスを過ぎると、また静かに収束させるというのが普通の作り方なので、次のトラックがリズムに乗った曲だと、すごくボリュームが大きく録音されているような気がします。
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- silents
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製作者の意図だと思います。 アルバム自体のイメージを出すために行う場合があります。 理由は製作者により様々でしょうけれど、単なる曲の詰め合わせではなく、 そのアルバムでひとつの作品とするためとも考えられます。