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最近の登山靴のソール剥離は大丈夫でしょうか?
いつもお世話になっています。高校生時代に山の素晴らしさにはまって、山の経験だけは40年以上の中(高?)年親父です。 靴についてはキャラバン、ショップの革製登山靴、ヨシダ、ノルディカ、ローバと履きつぶして、現在はザンバランフジヤマを20年以上を愛用しています。すでにソールを二度張り替えていますが、そろそろ上部もいたんできていますので、こんど買い換えようと思っています。 もうシビアな山は登らないのでゴアテックス等でよいかと思うのですが、心配なことがあります。それはソールが一挙にはがれることがあることです。私もパーティ仲間のソールが目の前ではがれたことを2回目撃しました。そのため1回は転倒、負傷し、急遽手当と応急修理をしました。 あとでいろいろ調べてみると日本のような高温多湿ですと接着剤の関係で5年ほどの寿命だと聞いています。 ついては二点、ご教示下さい。 1.5年ほどでソールが剥離するという問題は解消されたのでしょうか? 2.もし解消されていないとすれば、剥離の前兆はあるのでしょうか?
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靴のソール剥がれには状況的に2つのタイプに分けられます。 昔ながらの登山靴ですとゴムのソールと靴本体は革製のミッドソールで接着されますので『接着剤の劣化』(だからビブラムなんかが“ペロン”と剥がれる)で間違いないのですがここ20年位で登場した、スニーカーなどと基本的な製法が同じである『成型ミッドソール』にソールを貼り付けたモノ(私の使用していたハンワグ/ローバーもこのタイプ)についてはこのミッドソールが発泡ウレタン製の為加水分解を起こし、『崩れる様に』分解してソールが剥がれる、という形になります。 ウチではそのハンワグ/ローバーをはじめ未使用のままストックしておいたウルヴァリンやティンバーランドなど、計10足近くがこの『加水分解』で使用不能になり処分しました。ローバーなどは張替え可能ですがそれはアウトソールだけでミッドソールの分解については修理不能でした。ウチの近々70になるオカンもメレルの革製トレッキングシューズが幾らも履かない内にソールが崩壊しましたし。発泡ウレタンは使用しなくても数年でダメになると考えた方が良いでしょう。 商品としては最近やっと発泡ウレタンを使用せずEVA(だっけな?)などの代替素材に切り替わりつつありますので、それらのミッドソールの物を選べば『いきなり崩壊』という事態はかなり防げるものと思います。
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- probelayer
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>商品としては最近やっと発泡ウレタンを使用せずEVA(だっけな?)などの代替素材に切り替わりつつありますので、 日本は気候的にポリウレタンの劣化による剥離が起きやすいそうなので、海外メーカーはあまり対策に積極的ではないとも聞きます。 シリオなどは積極的に対策していますが、全てのメーカーが代替素材に切り替わりつつあるかというと?ですね。 剥離の前兆ですが、ポリウレタンソールがボロボロになりますし、すかすかしてくるので劣化が進むとわかる場合もあります。 古いハンワグのトレッキングシューズは手でパンの様に裂くことが出来ました。 使用後は水分を十分に払い、下手にしまい込まずに通気性の良い日の当たらないところに保管しましょう。
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ご教示ありがとうございます。 シリオが対策をしていますか? シリオの靴は評判がよいようですね。
登山歴だけは30年のやはり中高年親父ですが、 ゴアテックスのトレッキングシューズを もう12年ほど使用していますが、 今のところ剥離の前兆はありません。 (まあ、ほとんど歩いていないという証拠ですが) そこそこ毎年何回も出かける人なら、 ソールが剥離する前に、 アッパーのゴアのほうに不満がでてくるはずなので、 あまり心配することもないように思いますが。
お礼
さっそくのご教示ありがとうございます。 うーん、あまり心配することはないんでしょうか、 私が経験しているのは女性が購入後5年ぐらいでその間 数回ぐらいしか使用していないのが剥離したのを見ていますので・・
お礼
さっそくのご教示ありがとうございます。 そうです、この加水分解を起こし、『崩れる様に』分解してソールが剥がれるというものです。 結構な価格がするのに使用状態の如何を問わずにはがれるというのは、命がかかっている登山靴ですので、商品として私は欠陥品ではないかと思うのですが。 最近、発泡ウレタンを使用しないものが増えてきたとは聞いているのですが、具体的に大丈夫な靴メーカーというのはご存じでしょうか。