はっきり言ってしまえばVistaは見切り発車もいいところです。
エンドユーザー級ではメモリを潤沢に積んでいれば違いは分かりません。
XPまでwindowsのAPIはWin32APIを中心に稼働していました。
1990年代の技術なので、早晩これが行き詰まることを目に見えていました。
マイクロフトの予定ではwindows95の次にWindowsNT(現在のXP)の流れに乗せ、
2002、3年頃から.NetFrameWork(現Vista)の流れに乗せる筈でした。
ところがWindows95がバカ売れして予定が大きく狂います。
.NetFrameWorkの方も折からのネットの革新期と重なり、遅れに遅れます。
結局、Vista発売当時では諸々の遅れや経営陣の統率を吸収しきれずに、
市場へ出荷してフィードバックという形で問題を修正しようとします。
いつものマイクロソフトのやり方です。ユーザは俗にいう人柱です。
その酷評があまりにも大きかったため、マイクロソフトはVistaを亡きものにしようとしています。
7は位置的にはXP SP2 相当のマイナーチャンジですが、
市場の反応をフィードバックしているだけあって、さすがにVistaより洗練されています。
おそらく7は最後の32bit OS になると思われます。
時期OSは64bitになると思われるので、最後の32bit OS として息の長いサポートが受けられるでしょう。
既に開発サイドはほとんど.NetFrameworkの環境に移っており、この流れは止められません。
お礼
初めて知りました。 わかりやすい回答ありがとうございました!