BSデジタル放送では、NHK-BS-HiVisionが常にAAC(Advanced Audio Cording)及びAAC5,1、1920×1080インターレース以上の解像度で放送しています。
NHK-BS1及び2はSD品質(720×480ドット)となります。ちなみに、パソコンとは異なり同じ4:3でも画素数は最大640×480ドットではなく720×480ドットとなります。放送内容によって垂直解像度は705ドット/640ドットなどもあるにはあるが、SD(標準)と呼ばれる品質のデジタル放送は垂直720ドットが最高でデジタル放送で主に利用されます。
残りの放送局では、BSデジタルハイビジョンを放送しているのが、BSフジ<フジテレビ>、アサヒ<朝日放送>、アイ<TBS>、ジャパン<テレビ東京>、ニッテレ<日本テレビ>の5キー局と、WOWOW<日本放送協会>があります。
放送内容によって、1920×1080ドットのハイビジョン及び、1280×720ドットのプログレッシブ副ハイビジョン放送を放送する場合と、3チャンネルのSD同時多重並列放送を行うようになっています。SD放送は同時に3チャンネル放送でき、ハイビジョンやプログレッシブ放送の時には1チャンネルのハイビジョン放送を配信できます。
サウンドはBSデジタルでは全てAACを利用し、放送内容によって2chサウンドと5,1chサラウンド放送があります。5,1chは基本的に映画、ドキュメンタリー、一部大作ドラマに限られ、ハイビジョン放送時に主に使われます。
映像転送方式はMPEG2-TSとなり、
SD放送は15Mbps以下で配信。
サウンドはAdvanced Audio Coding
HD放送(ハイビジョン、プログレッシブなどの高解像度放送)は28,2Mbps以下のビットレート。
サウンドはAdvanced Audio Coding 5,1(Dolby Digital互換)
となる。
ちなみに、CS放送(プラットワン、スカイパーフェクトTV及び同2)は全てSD放送で、2chサウンドとなります。解像度は720×480ドット以下。
サウンドはMPEG-Audioを利用しているはずです。そのため、110度CSにはハイビジョン放送/マルチチャンネル放送は現状ではありません。
まあ、5,1ch放送については、DirectTVで放送可能でしたけどね。既にこのCSサービスはスカパーに吸収されています。
お礼
有り難うございました。 やはり、CSのスペックはBSデジタルほどでは、ないということですね。地上波デジタルのスペックがどうなるか、楽しみです。