- 締切済み
補助翼「帆布」の塗装について
日本の大戦機のプラモを良く作っています。実機の帆布を張った補助翼の場合、塗料で塗り固めてあるそうですが、ジュラルミン=無塗装の機体「飛燕など」では、どのような塗装が施されているのでしょうか? 銀色の塗料を使っていたのでしょうか? 又、それらの解る資料(本・サイト)をお教え願えれば幸いです。 よろしくお願いします。
- みんなの回答 (2)
- 専門家の回答
みんなの回答
- gc8
- ベストアンサー率39% (164/419)
資料等見ますと「銀色」となっていますね。 ただし材質が布ですのでつや消しが基本だと思います。 灰色で塗られた作品を見かける、との事ですがこれは「模型的表現」でしょう。材質の違いをより強調するために銀でなくグレーを使う。 この様な表現は人それぞれで、ありえない多色塗りで艦船の木甲板とかを表現する技法も最近の流行です。 好き嫌いありますがこれは間違い、正しいはありませんので好みでいいのではないでしょうか?
- greias
- ベストアンサー率40% (253/628)
無塗装でジュラルミン地肌むき出しの機体というのは、言葉通り素材であるジュラルミンなどの軽金属が無塗装のままで完成状態になっています。 無塗装ですとジュラルミンは腐食しやすいので経年劣化に弱いのですが、反面製作工数の手間(塗装工程)が省け、機体を塗膜分軽量化することができるので、大戦中の消耗品扱いされる軍用機では良くあったようです。 日本機の場合ですと、やはり生産性と限られた馬力のエンジンで運動性を少しでも良くするために無塗装機が良くありましたし、米軍機でも代表的な例としてはB29が「迷彩を施す必要が無い」、「大量生産品なので機体寿命は短くても良い」、「塗料の重量だけでかなりの重量になるので、速度と燃費向上のため」などの理由から無塗装になっていました。 模型で再現する場合は、ジュラルミン地肌ですので、若干くすんだ銀色で表現するのが適当かと思われます。またジュラルミンの品質にもバラつきがあるので、外板の境目毎に白やグレーなどで明度/彩度を少しづつ変えた銀色を塗るとそれらしくなります。
補足
早速のご回答ありがとうございます。 但し、私の質問文が悪い為に勘違いなされているようです。私の知りたいのは、「無塗装機」のエルロンやラダーといった「補助翼」の塗装について…です。 と言いますのは、プラモの塗装指示には特に指定がなされていない事が多い(?)のですが、補助翼のみグレー系で塗装なされている作例を見る事があるからです。もっと言えば、工程の簡略化の為と言われる「紫電」などの下面のみ無塗装の機体は、ナイロン製帆布は、ドープの下塗り(?)だけなのか、それとも色合わせに「銀色」に塗装なされているのか…と言う事なのです。 物資の豊かなアメリカのP-51ムスタングなどは、銀色で塗っていたかもしれないが、特に大戦末期の日本機に於いては、そのようなムダはしていなかったのではないかな…と勝手に想像しているのです。