- ベストアンサー
有線誘導ミサイルのケーブルについて
- 有線誘導ミサイルの誘導用ケーブルにはどのような仕組みがあり、どこに巻き付けられているのか気になります。
- 有線誘導ミサイルのケーブルは、発射時の熱や衝撃に耐えられるよう作られていますが、装備数が増えるとケーブルの総延長も増えてしまい、重量や危険性が気になります。
- 有線誘導ミサイルのケーブルは1本だけでTOWを打ち終えたら巻き取って再利用されるのか、どのようになっているのか知りたいです。
- みんなの回答 (1)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
こんにちは >ミサイルの発射時の熱や衝撃に耐えられるほどのケーブルを4キロも いったいどこに >巻き付けているのかが気になります。 えっとTOWの場合は飛翔体の尾部にリール状になって収納されています。 ↓の Wire Dispenser の部分ですね http://www.army-technology.com/projects/tow/tow7.html >そんなに長いケーブル、つまり重い荷物を携えて飛行するのは はっきり言って >危険きわまりないと思うのですが・・・・ かなり細い(かつ強度のある)特殊なケーブルを使っています。 ですんで一般に我々が目にする(いわゆる)電線よりはずっと軽くなっています。 で、当たり前ですが着弾と同時にランチャ(発射装置)から切り離されます。 でも、とは言えTOW(&TOW2)の場合は"メタル"なんで、陸自の96式多目的誘導弾の "光ファイバー"よりは重いとは思いますが・・・。 それよりもTOWは運用上の制約がいろいろと多くて・・・、 目標までの間に障害物が無いのはもちろんのこと、コントロールワイヤーがある長さ 以上水に浸かるとショートの恐れあり、だとか、電線(高圧の)に触れると誘導に 支障が生じるだとか。 一説によるとTOWの射手には"職人技"が要求されるようです。 > それともケーブルは1本だけでTOWを打ち終えたら巻き取って再利用するのでしょうか。 >そんな時間はとても危ないと思うのです。 えっと確かTOWのコントロールケーブルは2本(1対)でワンセットになっています。 実戦の場ではさすがに"回収"はあり得ないと思いますが、陸自の演習ではTOWを打ち 終わった後には隊員さんが「せっせと回収」しています。 理由は前述のように"細くて強度があるから"放置しておくと"危険"だからみたいです。
お礼
ほおおお~!! あの小さなスペースに全長8キロものケーブルが(しかも2本ワンセット)が入っているとは・・・・ もう釣り糸くらいの細さなんでしょうね。作る人は大変です。 それにしてもTOWのケーブルが電線に触れたら弾頭そのものよりも 操作している人がやられちゃうんじゃないかと気になります。 最大4キロ先の目標までスコープを眺めてミサイルを操縦するというのは 本当に職人技ですよね。一度国内でデモをしてもらいたいものです。 (中身は爆発物ではなくペンキなどで結構なので) それと陸自の96式誘導弾は光ファイバですか。 それなら弾頭の先にカメラを取り付けて画像誘導も可能でしょうね。 回収するのは値段の問題もあるからでしょう。