アクリルガッシュはハッキリした画面に仕上げたい場合(色相の違う色が隣り合ってたり、または、システマチックにグラデーションを組み込んである絵だったりする場合)、結構、一発勝負です。重ね塗りは下手にすると、はげる原因になります。アクリル絵具の指触乾燥時間(触っても手につかないくらいになるまでの時間)は、塗りの厚さにもよりますが、ほんの数分から1時間くらいです。しかし、上に塗り重ねるとき(特に水気の多い絵具を重ねる場合)は完全乾燥(気候にもよりますが大体24時間)しないと、下の層の色が剥がれたり、水に溶けたりします(特にキャンバスに描く場合そうなりやすい)。
そういった問題がある画材であるために少しでもそれを緩和しようと、乾燥を遅らせる混ぜ物があります。リターディングメディウム、またグラデーションを作る際に乾燥を遅らせないと焦ってなかなか綺麗なグラデーションになりません。そんなときにグラデーションメディウムというものがあります。
ポスターカラーというのは、一般に言う水彩絵具(透明水彩)と成分は変わりません。基本的には透明水彩よりも顔料の配合が多い分不透明になっているだけです。なので扱いは、水と絵具だけで、透明水彩と変わりません。ポスターカラーの方が不透明な絵作りに適しているというだけです。
長期的な目で見れば絵具を薦めますが、手始めはコピックも良いのかもしれません。
いずれにせよ、いきなり本番に取り組むのは無謀ですから、まず触ってみた方が良いと思います。良い作品を期待します!
お礼
やっぱり絵具からはじめるのはむずかしそうですね.(。´Д⊂) コピックからはじめてみたいと思います。 いろいろありがとうございました(´・,_ゝ・)(´_ _)カ♪