太いと思うならむしろ脚は出すのが吉。
というのも、隠そう隠そうとして幅のあるボトムばかり選んでいると逆に脚の太さが強調されてしまうことが多いからです。
まぁでも、急には無理ですよね。
私が思いつく限りのアドバイスを書き出しておきます。
・パンツよりスカート
ジーンズやチノパンは脚のラインがくっきり見えますし、ちょっとサイズが違うだけで(服の)ヒップのラインが崩れるので、実はスカートの方がずっと扱いやすいんです。
タイトなものは×。バルーンやひらひらした素材のものやふんわりたっぷりした形のスカートがいいです。お尻や太ももをカバーしてくれて、さらに女らしさも+してくれます。
その場合は、バランスをとるために上半身はタイトなものにしましょう。
丈は色々ですが、私はひざより上の短め丈か足首まで隠れてしまうロングか、どちらかを推奨します。
中途半端な丈は足の太さを強調してしまうので。怖がらずに色々な丈のスカートをはいてみましょう。あなたの足が一番キレイに見える丈が必ず見つかるはずです。
ただし身長の低い人はロング丈は避けた方が無難です。
・スカートの時にレギンスははかない
履き心地もよくアクティブに動けるレギンス。私もいっぱい持っていますが、太い足をカバーしたいなら避けた方がいいと思います。
レギンスの生地は分厚く、足にドシンとした重みをプラスしてしまうので、太短さを強調してしまうんですよ。特にふくらはぎ丈は最悪です。むっちり足が目立つ目立つ…
ミニスカート+太もも丈くらいならまだマシなんですけどね。
なので私はタイツかストッキングをおすすめします。ちょうど秋ですし、そろそろブラックのタイツやカラータイツも使いやすい時期ですから♪
洋服と靴に合わせて選んでみてください。
あ、旅行に行くならタイツの予備は必須です。伝線しやすいのでっ。
・どうしてもパンツが履きたいなら
ぴったりしたスキニーデニムを履いて、チュニックやロンT、短い丈のワンピースでお尻をさりげなく隠してしまいましょうっ!
股上の浅いローライズよりは股上の深いパンツの方が使いやすいですよ。
(ついでに言うと、ローライズとはヒップとウエストを強調して、トップスとの間の見えそうで見えない素肌を楽しむものです(笑) )
その場合、ふんわりスカートとは逆に上半身はボリュームやひらひら感のあるものを着てください。
後述しますが小物も有効です。
・ボトムを選ぶときの注意点
服を買いなれていない人がやってしまいがちな失敗は、大きすぎるサイズを選んでしまうこと。
ジーンズやチノパンは、試着したときに「きついっ?!」て思うくらいがジャストサイズなのです。ウエストのボタンやジッパーが止まれば十分十分。
なぜならこの手の服は、お尻と太ももがぴたっとしているのが可愛いからです。合ったサイズを選べば脚をキレイに見せてくれます。特に後ろ姿。
きついと思っていても綿は案外伸びる生地なので、はいているうちに体に馴染んでゆるくなってきますよ。だから買った時点ではきつく感じるくらいがちょうどいいのです。
それから、スカート・パンツに関係なく、後ろ姿を必ずチェックしてください。お尻がわかる後ろ姿こそ足の印象を決定づけます!
・ニーソックス
おととしくらいに流行りましたね。膝まであるニーソックス。
このニーソックスとショートパンツかミニスカートの組み合わせも体型カバーに使えます。もしくはミニ丈のワンピース。
ソックスとパンツorスカートの間に少しだけ素肌が見えているのが大事。(笑)
挑戦するなら、パンツやスカートは思い切って短めのアイテムをチョイスしましょう。
・靴はかかとに注意
バレエシューズに代表されるぺたんこ靴はよほど背の高い人じゃないと足が太く短く見えますよ。
かかとが上がっていると、足はすっと長く見えるものです。
ハイヒールは修学旅行には向かないでしょうが、ちょっとかかとのある靴がいいです。
かかとの面積が大きい靴なら、高くなっていても足が疲れにくいです。
最近はスニーカーでもかかとが高くなっているものがありますね。外からはわからなくても、中は高くなっていたり。カジュアル服が好きならそういうスニーカーが一つあると便利でしょう。
・上半身に小物を使う
特に小柄な人におススメ。 もちろん背の高い人でも応用できます。
マフラー、ストールなんかのまきものや、存在感のある大きめのアクセサリー、デザインのポイントが上半身にあるトップス、帽子、眼鏡。
こういうものをアクセントに使えば見る人の視線が上にあがって、足という弱点に目がいかなくなります(笑)
飛び込んでみればおしゃれって楽しいですよ。
ファッション雑誌を立ち読みしたり、マネキンのコーディネイトを見たりして参考にしてください♪
お礼
本当に細かく回答していただき、ありがとうございました! とても勉強になりました。