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鳩山首相の外交時の服装

鳩山さんの就任後初の外交がありましたね。 その時の服装なんですが、どうですか? 外交という場での相応しい格好はできていると思いますか? 歩き方もぎこちない感じで、やはりオバマの方がスマートでカッコイイと思ったのです。 あの定番(?)のレジメンタルタイもなんか微妙な感じで。 麻生さんの方がかっこよかった気もします。 スーツや紳士服に詳しい人お願いします。

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回答No.6

 またまた失礼します。どうも言葉足らずですね。なるべく短く 済ませようとするもので、  例えば、イタリアでは銀行勤めの方でもスーツでなく、ジャケット とスラックスの方も随分見かけたりもしますが、本意としては欧米の 主要国において”スーツを着る”ということは、その事実だけで社会 や会社組織において指導的役割、即ちリーダーであるという信号を 発していることになるのです。  この考えに立てば、日本ではスーツを着る必要のない人たちが たくさん着用しているという解釈もありえるのです。またスーツには 男の”晴れ着”としての性格もあるのですが、日本ではこの部分の 棲み分けもいい加減で、知性に欠けているとも言えるかもしれません。 4、5年前のデータですが 日本で一年間に生産され市場で流通して いるスーツの着数が700万着、対して同時期の米国においては900万着 と言われていました。勿論、データの取り方で数字は変わってくると 思いますが、米国の人口は日本の倍以上であるわけですから、日本で スーツを着ている人の比率が高いということは間違いないと思われる わけです。但し、単価を比べてみると米国の方が日本よりも高い のです。つまり端的に言うなら欧米では社会のリーダー的立場に なればなるほど、その知性、品性を正しく大衆に伝えるための良質な スーツを着用する必要性が出てくるということで、正しくスーツを 着用出来ることは即ち社会の上流にある男として必須の教養なので あり、また身だしなみなのです。日本では、”とりあえず”スーツさえ着ていれば、中位、即ち平民階級であると見做される社会なので、 その意味では平等で良い社会だと言えないこともないのですが、 そのような社会においては、えてして個を際立たせる着こなしより、 ある集団、組織の中に所属する、埋没することを示す(ユニフォーム) ことが優先される着こなしとなるものです。  戦前には、日本にも階級、身分というものがはっきりしていたので、 分際(ぶんざい)という言葉も一般的でしたが、戦後、身分が建前上 は無くなったことによって、良いことも随分多かったと思いますが、 反面 日本人は下品になったという声も残念ながら あったりするわけなのです。アメリカでは、これだけ貧富の差がありながら、ある調査 では社会が”不公平である”ということを感じる人の割合は、日本の 方が圧倒的に多いのです。欧米では、絶対安全な雇用とは、即ち 自分で自分を雇うこと、つまり起業することなのです。起業する自由を つまり、機会の均等を保障する社会こそが良い社会なのであり、 そうした自分で決済、決裁が出来る人のことを”ビジネスマン”という のです。従って、企業においては取締役事業部長レベルの人のことを ビジネスマンというのです。サラリーマンのことをビジネスマンという のも残念ながら間違いです。日本においては、スーツを着る男である という事実に、戦前の上流階級の男性達のような誇り、プライドというものは、もはやほとんどないのではないのでしょうか。

lile
質問者

お礼

いえいえ。 こちらこそ回答に質問を重ねてしまい申し訳ございません。 日本で、初めてスーツを着る機会というのが就職活動時であり そのほぼ全ての人がリクルートスーツと呼ばれるよくわからない黒のスーツ という事が一番の原因だと思います。 この時点で服装に対する勉強を放棄していると言っていいと僕は思います。 TPO、TPOと誰が流行らしたかよくわからない言葉が好きなのに 服装を学ばないのは矛盾に思えます。 イタリアの銀行員はジャケットにスラックスですか どうりでセンスがある訳ですね。 スーツは着てしまえば少なくとも日本ではそれなりに見えるので努力をせずお洒落な人が少ないんだと思います。 ジャケットにスラックスはコーディネートを考える必要がありますから 日本人にはハードルが高いのでしょう。

その他の回答 (5)

回答No.5

度々すいません。”細かいことを云々...”について、書き方が 適切でなかったかもしれません。申し上げたかったことは、私達 の洋服の着こなしにはえてして、漢字の書き方に例えるならば、 楷書と草書をごちゃまぜにしてしまうことがありがちなのだという ことです。ある程度の教養がある西洋人でも着物をへんてこに着て しまうことがあるのと同じ理屈です。買う側よりも、売る側に問題 があると言えるかもしれません。  欧米では、スーツを着る人自体, 限られているのです。 日本のように誰でもスーツを着れる、語れる、買えるという平等な 環境にある国は寧ろめずらしいのです。私達は、そのような点で 恵まれている反面、欧米人の目から見れば、?という格好の人も出て くることは仕方がない面もあるのです。

lile
質問者

お礼

欧米ではスーツを着る人が限られるとの事ですが ビジネスマンはどうなのですか? スーツではなくもっとカジュアルな服装なんですかね? 外国もそうかもしれませんが 日本の一部を除く販売員はお客さんが不要な物でもとりあえず売ってしまえ という姿勢がある為に着方など教えてこなかった、その必要がなかった 販売姿勢も確かに問題かもしれませんが 全て他人任せな消費者サイドも問題無いとは言えないですね。 なんども詳しくありがとうございます。

回答No.4

No.2です。細かいことを言い出せばきりがありませんが、東国原知事 の場合、単に洋服に対して無知なだけだと思います。彼の場合、 体型的に現在の日本の既製品であまり不具合はないと思いますので、 宮崎県内の店舗で、順ぐりに異なるメーカーのスーツを購入している ようです。それが彼には公平だという考えのようです。色的には ダークなストライプ柄のスーツが多く、写真等では判断がつきかねる 場合もありますが、黒のストライプのスーツを着用することもある ようです。  御指摘のシャツに関しては襟の長いボタンダウンのシャツのことでは ないでしょうか?基本的にシャツにネクタイを結ぶ場合、最も基本的 なことは、シャツの襟と襟の先端を結ぶと水平な直線が出来ると思い ますが、その襟と襟の間の空間に二等辺三角形が合計四個入るような 比率でネクタイを結ぶとバランスが取りやすいのです。文章だと理解 しにくいと思いますが、襟の真ん中上下に菱形になるように三角形を 二個重ね、その左右にそれぞれ三角形を配すと襟の襟の間の三角形の スペースが埋まると思います。  従って、ポイントは襟の開き具合なのであって、襟の開きが大きけ れば、つまり角度が大きければネクタイの結び目をいわゆるウインザー ノットなどで”逆おにぎり”にするのも悪くはないのです。  知事の場合は、シャツの襟型の多くが日本流南イタリア風BDシャツ なので中途半端と言えば中途半端なんですが、襟の開きの角度から 言うならば、プレーンノット、ないしダブルノットで、縦方向に ボリュームを出す、つまりやや”樽型”に結ぶのがいいのではないか と思います。  もうひとつ、首元、第一ボタンを止めた際に、ネクタイを結ぶため のタイスペースという7mm程度のスペースを取るのですが、かつての アルマーニ等のシャツではこのスペースをワザとなくしたものが多く、 このようなシャツでは、当然のことながらネクタイを太く結ぶのは 不可能となります。  ネクタイを握ってみて、中の芯地が厚いものは英国的な結び方向き、 またプリント系のタイなどで、芯がペラペラなのは小さめに結ぶのに 適していると言えるでしょう。  いずれにせよ、知事が夏の間時折着ている、襟元にボタンが 二個ついている”デュエ・ボットーニ”などと言われているシャツ は、もともとイタリアのチンピラが着るシャツなのであって、彼の ような立場の人が着るべきものではありません。(ネクタイを太く 大きく結ぶためにシャツの襟を高くする必要があり、太いネクタイを 襟がしっかりホールドする目的があって、あのようにしたのです。 西洋ではネクタイとは、心理的に昔から男性自身の象徴という見方が あり、ネクタイを太く結ぶということは、心理的なマッチョ志向、 また単にあそこがでかいぞ、とアピールしているなど、これも様々な 意味合いがあるのですが、日本へ出かける際には、海外でビジネスを される方々にこのようなお話をいたしております。

lile
質問者

お礼

>細かいことを言い出せばきりがありませんが そうなんですか。 それだけ日本人の感覚(?)がずれている 知識不足だという事ですね。 タイの結び方まで教えていただきありがとうございます。 意識してタイをしめてみます。 回答ありがとうございました。

  • hornby
  • ベストアンサー率25% (50/198)
回答No.3

「なぁ~んだ」と気抜けしちゃうくらい、格好は良かったと思います。各国にスタンダードな印象派与えたと思います。 鳩山首相は背が高いですし、柔らかい口調で、日本独特の低姿勢な感じも感じ取れませんでした。 オバマ大統領とは比較できませんが、鳩山首相は、西洋に近いフレンドリーな感じで好印象でした^^v

lile
質問者

お礼

フレンドリーと言えば奥様は物凄くフレンドリーで好感持てました。 回答ありがとうございました。

回答No.2

日本人は、マスコミの無知により誤って大衆に日本語化してしまった 外来語、特に英語の単語の正しい意味について、今一度整理をする 必要があります。  例えば”ファッション”をそのままFashionとして欧米で使っても、 意味が正しくは通じません。現地ではファッションとは一般に ”流行”という意味で使われるもので、一般の日本人が認識している と考えられる”衣装”や”衣料”という意味ではないのです。  従って”スーツファッション”というのも完全に日本語であって 現地の人にはうまくいっても”今季のスーツの流行”程度にしか 認識してもらえないでしょう。勿論”ファッションセンス”という 言葉も英語のようで英語ではありません。よって現地では使えません。代わりにtasteが日本人の”センス”とほぼ同様の意味合いで使われ ます。  鳩山首相の今回のoutfit(ある目的のための装いをこう言います。) については可も無し不可も無しと言いたいところですが、あのような 場(公式の)においては政治家は胸ポケットには何も入れない、 飾らないのが国際的(といっても欧米の)暗黙のルールではあり、 またストライプタイも本来すべきでありません。(レジメンタルタイ とは、厳密に色や巾が決まっており、厳しく管理されている柄です。 ある連隊に所属していた退役軍人のIDとなるものであって、 そうした組織に関係のない人間が絞めるべきものではありません。 首相が絞めているタイは、デザインされたものであり、よって単なる ”ストライプタイ”と称すべきものです。)  スーツそのものについては、それなりのテーラーで仕立てたもので 彼のイカリ肩を含め、背中はよく合っているとは思いますが、 質問者さん御指摘のように、歩き方、立ち姿、そして大人数の前での 話し方といった、西洋のリーダーには必須とされている訓練が 日本の政治家にはほとんどされていないので、見栄えが余計に さえなく、貧乏臭く見えることがままあるのです。但し、首相は スタンフォードで経営工学のPh.D(いわゆる博士号)を取得もして おり、まだ場慣れをしているほうだと思います。  もし興味がおありでしたら、こちらを御一読ください。 http://salasta.upper.jp/  国連出発前ですが、首相の装いについてコメントしています。  

lile
質問者

お礼

詳しくありがとうございます。 ホームページも見させてもらい大変勉強になりました。 レジメンタルタイとは言わないんですね 勉強になりました。 一つ質問してもいいでしょうか? ロングポイントと思われる長い襟に太いタイを組み合わせるコーディネートはありなのでしょうか? なんだか首元がしまって見えて窮屈そうに見えるので、かっこよく見えないのです。 東国原宮崎県知事もこのようなスタイルでよく見かけるので 前からこのスタイルはどうなんだろう?と思っていました。 もし、よろしければお教えください。

回答No.1

ファッションですから、センスは人それぞれだと思います。 鳩山さんは、奥様の幸夫人のセンスでお選びになっているそうですから、幸夫人のセンスが問われるところですよね。 私は、特に何も感じませんが、麻生さんは、さすがだと思いました。 麻生さんは、オーダーメイドのスーツで、ベルトなしのスラックスをはかれています。 オバマ大統領は、背が高くスマートなので、何を着ても似合いそうですし、専属の衣装担当がいそうじゃないですか???

lile
質問者

お礼

ご婦人のファッションセンスは比較的いいと思います。 あの年代のお洒落さんって感じですね。 なんか良い服着てそうです。 ただ、紳士服は女性のそれとは違い 婦人服はどちらかと言えば感性優先にくらべ、紳士服は理屈だと思います。 しかし、僕にはその理屈があまりわかっていない為この機会に質問させていただきました。 麻生さんはオーダーされているのですね。 でしたらテーラーでアドバイスしてもらっているでしょうし、お洒落な訳ですね。 >専属の衣装担当がいそうじゃないですか? 当然いるでしょうね。 個人的には日本も外交時くらいは専属とはいわないまでも衣装担当がいてもいいと思います。

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