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チョッパー(スラッピング)について
ベースの普通の指弾きに比べて、チョッパー奏法だとどのように良いのでしょうか? 見た目ですか?それとも、音の硬さに変化があったり、曲によってチョッパー奏法の方が良かったりするのですか? 教えて下さい。
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質問者の方がベース弾きではないのなら、 「ベース弾きがスラップ使うのは、『好きな音の方であったり、やりやすい方であったり、やりたい方』でやってんだ…」 と、単純に思ってて貰って差し支えないです。 聞く方の立場だったら、あんまり見難しい事考えず、「あー、このベースかっこいいなぁ」と楽しんで貰ってれば、それで十二分。 でもベース弾きなんだったら、まぁNo.1,2のお答えどおりで、 「数あるベースのバリエーションの中で、この曲あるいはこのフレーズは、やっぱり『スラップの音』でないと曲としてどうか?」 と、音色に拘った結果としての決断でないと、ベース弾いてる意味がないです。 初心~初級者は、何事も経験ですから「物は試し」で、どんな曲でもスラップでやってみたり、本来スラップの曲でも指弾きでコピーしてみたりピック弾きでやってみたり…ってのは、これは修行の一環でかまへんかと思うんですが、オリジナル作る時には 「全体のアンサンブルの中で、ベースはスラップサウンドでボトムを支える事を前提にアレンジ煮詰める」 とか 「全体のアンサンブルの中で、この曲(あるいはこのフレーズ)は、スラップサウンドでないとイメージを具現できない」 という、まぁ小難しい事までしっかり考えた上で、「音色重視」で決めるってのが、当たり前の世界ですね。 もちろん、バンドのベーシストがスラップ得意だからスラップ前提で曲を作るってことも有りですが、その場合は上に2つ掲げた前者の方の発想で、きちんと煮詰めるのが大前提です。 ベースの音色は、ちょっと変えただけでも曲の雰囲気ががらりと完全に変わってしまう事もあるので、上達してそういうことが身に染みてくればくるほどメチャクチャ悩み所です。 プロはもちろん、アマチュアでもベテランクラスなら、絶対に「適当」「気分次第」「行き当たりばったり」で決めたりはしません。 (セッションなんかだと、結果的には「気分次第」のこともあるけど、かなり緻密に考えた上での「気分次第」なので、これはもう上級者の領域です) No.2でもご紹介あったとおりで、「この非常に短いフレーズに、エフェクト掛けるか掛けないか」だけでも、長期間悩む事もたびたびです。
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>自分が好きな音の方であったり、やりやすい方であったり、やりたい方をやるべき 奏法の選択というのは、ある種の作曲・編曲作業のひとつだと考えたらいいと思います。つまり、自分が好きとかやりやすいとかやりたいとか、そんな安易な考えではなくて、その曲のその場面にはどういう奏法がふさわしいのか、ミュージシャンとしてきちんと考えて自分なりの答えを決めるということです。それを先ほどの回答では「音楽性」と表現しました。 これは何もスラップの話だけではなくて、楽器の選び方そのものもそうですし、エフェクタのかけ方もそうですし、もちろん演奏する音符もそうですし、総合的に「あなたはベーシストとしてこの曲をどう演奏するのですか?」ということに対して選択しなければならないことのうちのひとつだと思います。
良いとか悪いとかいう基準で比較するものではありません。全く異質の音が出る奏法ですしフレージングも当然変わってくるので、曲に対してベーシストがどういうアプローチをするかという音楽性の問題です。
お礼
ありがとうございます。 自分が好きな音の方であったり、やりやすい方であったり、やりたい方をやるべき、という事でしょうか?