阪神とロッテ、今回のFAで得したのはどっち?
ロッテはFAでコバヒロを失いましたが、(ロッテに限らず)球団としては出ていきたい選手はでていけばいいと思ってると思います。そして8500万入ってきます。
阪神は藤川につなぐセットアッパーが欲しく、かつてのウィリアムス的な使い方で、そこそこの成績(プロ野球全体から見れば大成功)を納めている投手が取れました。年齢も32歳とまだまだ働けて、年俸も阪神としては安めで良い投手ですね。
この辺りで、ロッテ損かと思いきや、FAの人的補償で高浜の獲得を検討しているようです。
この高浜選手、高卒3年目でケガで2軍にもフル出場していないくらいの選手ですが、オープン戦から調子よく1軍帯同が決まってるそうです。
ロッテが高浜を獲得した場合、どちらが得をしたと思いますか?
プロの選手に対して得というのは良い表現では無いと思いますが、他に思い浮かばなかったので、とりあえず「得」という表現を使っみました。
ファンとしてはコバヒロと高浜どっちが球団に入れば嬉しいか?という方が適切かもしれません。
ちなみに私は
・金銭面から見れば、高浜はドラ1なので契約金は8000万くらい、コバヒロ獲得に掛かったお金は8500万+8000万=16500万。年俸は払うべきお金なので除外です。良質のセットアッパーはドラフトではほとんど取れないので、まずまず妥当ですね。
ロッテはかつてのドラ1選手で若くここまで人選を待ったかいあって、良い選手が無償で取れる。もし高浜が1軍で活躍したとしたら、年俸3000~5000万の価値があるとして失った押さえで獲得金額が(高浜を4000万として)12500万。こちらもまずまずでしょうか。
・スポーツ好きとしてみれば
私はオリックスのファンですが、3年後にS-後藤がFA保障で。。。などとは考えられません!
絶対に嫌です。そんなことになるなら、FAの選手なんていりません!です。
ということで、球団としてはどちらも得で、ファンとしては阪神大損?といったところでしょうか。