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長時間再生

CD・MDの時代は長時間再生を各社とも競っていましたが、MP3の時代になってからは長時間再生を謳うプレーヤーが出てこなくなりました。 MDプレーヤーの時代は電池持ちの伸びは凄まじいものでした。メーカーごとの特性・電池の種類や規格の違いはありましたが、大体最終形で最初期型の約10倍になりました。 ソニーの場合、1997年3月は最大約4.5時間だったものが、2005年3月には最大約41時間に伸びました。 (MZ-E50(1996.10発売)とMZ-E730(2004.10発売)を、それぞれNH-14WMのみを使用した場合(MZ-E730はSPモード時)。MZ-E50は最大約4時間となっていますが、付属電池が容量の少ないNH-9WMであったためで、NH-14WMでは最大約4.5時間とのことです。) しかし、ここ最近のMP3プレーヤーは最大約20~30時間ぐらいが多いです。iPod nanoは第2世代で最大約24時間に伸びてからはそれっきりの状態で、WALKMANも一時期出していた最大約50時間は見かけず、最大約30~40時間が多いです。 さらに、MD時代は主流だった「内蔵充電池+単3乾電池」もできなくなっています。 MP3プレーヤーは、なぜMDプレーヤー並みのバッテリー寿命の長時間化を図るつもりはないのでしょうか? 技術的な問題?それともiPodは電池持ちが短くてもヒットしたから?

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  • tetsumyi
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回答No.3

ご存知だと思いますが、MDプレーヤーが大幅に長時間再生が可能になったのは一旦メモリーにかなりの情報量を記録してMDに保存する時だけ短時間モータを回転させると言う方法を採用したからです。 つまり、モータの消費電力は最低限に抑えられてこれで電池2個で、最大約41時間再生が可能となってほとんどの人は充分であると満足していました。 つまり1日10時間聞いて4日持ちますから不満に感じる人はほとんどいないようです。 また、4日に1度の充電と言うことは充電電池の充電可能回数から5年以上使うことができることを意味します。 これらの要素を考慮して40時間の再生可能と言う数値は非常に合理的であり製品単価を抑える意味でも最善の決定がされていると結論できます。 もちろん、中にはもっと長時間再生を望む人はいるでしょうが残念ながらメーカは大多数の人が選択する機種を製品として発売します。 事実、X-REXは少し高価格で販売実績は非常に悪かったようです。

noname#110252
質問者

お礼

回答ありがとうございました。 早い話、大多数のユーザーはそこまでの長時間再生は必要ないと考えているのでしょうか?今後100時間連続再生が可能な機種とかが出たら、今とそれほど価格や本体サイズがアップしなければ、そこそこ売れるかと思いますが… MDプレーヤーの場合は、おっしゃる通りディスクの信号をメモリーに蓄えて、メモリーから読みだしていましたね。SPモード時で大体40秒でしたが、1997年以前は10秒が主流でしたので、この技術とメモリーの容量アップでモーターの稼働時間が減り、連続再生時間が伸びました。 それでも10年ぐらい前は充電式電池で10時間前後が精一杯でしたが、当時は10時間の再生可能と言う数値は非常に合理的であり、製品単価を抑える意味でも最善の決定がされていたと思います。 そして40時間連続再生ができるようになって満足とはいっても、最大でも10時間しか再生出来なかった時代は、最大約10時間再生が可能となってほとんどの人は充分であると満足していたと思います。 コストさえ下がれば、長時間再生はまだいけると思いますけどね…

noname#110252
質問者

補足

あと、ポータブルMDは一時期、乾電池をケースなしで使える機種がありました。 ガム電池は乾電池と互換性がない為に、乾電池を使う場合はケースを使う必要がありましたが、乾電池を本体に内蔵できることで充電式電池が切れたら乾電池に切り替えられる利点がありました。 内蔵充電池での連続再生時間が10時間に満たなかった頃は何機種かありましたが、1999年以降は殆ど出なくなりました。 今では考えられない機能ですが、こういう使い方はユーザーの間では満足できなかったのでしょうか…

その他の回答 (2)

  • tetsumyi
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回答No.2

MP3プレーヤーは1つの点として小型、軽量を売りとしていますから長寿命再生は限界があるようです。 それでも初期の10時間程度から40時間まで伸びています。 また、内臓のリチウムイオン電池は高価格なことも大容量の物を搭載し難い理由でしょう。 どうしても長時間再生したい場合はUSB接続の外部バッテリーを使えばMD以上の長時間再生が可能となります。 今はつぶれたメーカで長時間再生を売りにしていたX-REXという機種がありましたがこれは168時間連続再生可能で驚異的な物でしたが内臓電池が大きく少し重く音質も良くない物です。 http://kakaku.com/spec/01306511830/ 今も何日間もの講習会で長時間録音が必要な時は使っています。

noname#110252
質問者

お礼

ありがとうございました。 メモリーはCDやMDと違い、メディアを稼働させる必要がありませんから、大幅に省電力化できるのに…と思います。 また、ポータブルのCDやMDプレーヤーは音飛び防止のため、メモリーに一度情報をストックし、メモリーから情報を読み込んで再生しています。なので、ディスクの信号を読み取って以後はメモリープレーヤーとほぼ同じ動作になります。 なので、そこまで大容量でなくても、60~70時間の連続再生ぐらいできそうだと思うんですけどね…

noname#110252
質問者

補足

ずいぶん前の話になりますが、ソニーは内蔵充電池だけで45時間という、当時としては破格の連続再生時間を誇ったポータブルMDを出していました。 http://www.sony.jp/CorporateCruise/Press/199910/99-1020/ リチウムイオンポリマー電池を採用して、何れも当時最長再生時間となる内蔵充電池だけで45時間、乾電池併用で77時間を記録しました。 また、シャープは1999年までリチウムイオン電池を積極的に搭載していました。

  • starshira
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回答No.1

>iPodは電池持ちが短くてもヒットしたから? 短くてもヒットしたということは,大体の消費者がその程度の時間で満足するということでしょうね。 長時間再生を望む人もいるでしょうが, 現在はCD/MDの時代に比べて,現在は充電の手段が手軽になりました。 ACアダプタが小型化・軽量化され, アダプタがなくてもUSBケーブル一本でPCから充電可能です。 PCがなくても,AC→USBアダプタが1つあれば,携帯もMP3プレーヤーもゲーム機も充電できます。 乾電池→USBアダプタさえ存在します。 このような状況を考えると, 以前よりも「電池が無くなるかもしれない不安」は少なく, 『頑張って電池容量を増やさなくても より小さく,軽く,薄く作ることに力を注いだほうが, 全体的な顧客満足度が高くなる』 と判断されたのではないでしょうか。 たとえ技術的には電池を増やせても,コストは上がりますしね。

noname#110252
質問者

お礼

回答ありがとうございました。 メモリープレーヤーはCDやMDのようにディスクを回す必要がなく、メディアを稼働させる為の電力が要らない分省電力化が図れそうなんですけどね… 実際に省電力化が図られているのなら、60時間とか70時間とかに延ばすことも十分できそうだと思いますが…

noname#110252
質問者

補足

長時間再生は、電池容量を増やさなくてもできることはできるんですけどね… MDプレーヤーの場合、1999年春発売のMZ-E70は8.5時間でしたが、同年夏のMZ-E80は16時間と、ほぼ倍の時間になりました。しかし、電池容量は増えていません。翌年には29時間に伸びましたが、やはり電池容量はそのままです。 電池容量を増やすだけが、長時間化のポイントではないと思います。