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ドという音

ギター演奏のために音楽理論(楽典)の勉強をしようとしている音楽理論トシローです。 全全半全全全半と音を並べるとギターではどのフレットから初めてもドレミファソラシドと引けますが、これをXXメジャースケールというのですよね。このときドの音は相対的にドであるだけで、周波数的に一定のドという音ではないですよね。通常音楽家は、絶対的に音を聞いているのですか それとも相対的(つまりドが適当に移動する)に聞いているのですか。初心者はどう考えて、各音を聞けばいいのですか、フレットの各音を覚えても、ドがふらふら動けるなら、覚える意味がないのではないのかとも思うのです。お教えください。

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  • -9L9-
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回答No.2

>このときドの音は相対的にドであるだけで、周波数的に一定のドという音ではないですよね。 このような音の捉え方を「移動ド」といいます。一方、特定の周波数をドレミファに当てはめる捉え方を「固定ド」といいます。状況に応じてこれらを使い分けますが、クラシックの世界では固定ドが一般的であり、ポップスでは移動ドが一般的のようです。 >通常音楽家は、絶対的に音を聞いているのですか それとも相対的(つまりドが適当に移動する)に聞いているのですか。 上記の通り、状況によってこれらを使い分けますが、絶対音感の持ち主の多い職業音楽家の場合、固定ドがまずあって、それから必要に応じて移動ドに置き換えるようです。絶対音感がある場合、523Hz=ドと脳に刷り込まれていますから、移動ドには違和感があるのではないでしょうか。 ロックなどポップス系の作曲をする上では、自分が歌える音域に合わせてキーを動かしたりするので移動ドでないと面倒です。そのため、ど素人からプロになる人の多いロックなどでは移動ドのほうが一般的なのだと思います。それに対してクラシック系の方は個々の音(周波数)に対するこだわりが強く、同じメジャースケールで作られた曲でもキーが変わればそれなりに曲の雰囲気も変わるという認識です。 私はド素人のアマチュアギタリストですが、30年以上ギターを弾いているので、「大体」ではありますが、ギターの音であればどの音かはおおむねわかります(音名ではなくポジションが頭に浮かびます)。それは別に覚えようとして覚えたのではなく、自然に身についたものです。もちろん意識して覚えても悪いことはありませんが、音楽は理屈ではなく感性のものですから、考えるのは後回しにして、まずは実際に音を鳴らして音色や響きそのもののイメージを捉えることから始めるべきではないかと思います。

参考URL:
http://guiterboys.livedoor.biz/archives/50280283.html
jokb
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。ご紹介いただいた2つのサイトは私の疑問に答えてくれています。しかし目からうろこといいうより、自分は、絶対音感がないことが、いつまでたっても、フレットの音名を覚えられない原因だとよくわかりました。私の中でCがいつもふらふらしているので(どこでもCなので。 音名と音階がよくわかっていないので。 音痴なので。)絶対的な音(音名)とギターのフレットポジションが結びつかなかったのだと思います。また絶対的な音に名前をつけていくとCDEFGAB七つではたりないので"."とが".."をつけて区別するんですすよね。昔中学生のときに一点ハとか二点トとかいってたように記憶しているのですが・・・

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  • 117xg
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回答No.5

ポップス、ロック等ジャズを土台としたいわゆる大衆音楽をやるのなら移動ドでいいです。というか移動ドじゃないとやりにくいです。 クラシックやクラシック寄りの吹奏楽などでは固定ドですが、質問内容からしてそういう世界の方ではないと推測します。 ロックやポップスなどを軽くやるのならあまり問題ではないんですが、ジャズを勉強していこうというような人なんかだと絶対音感があるとかえって厄介なんですよね。 絶対音感がある人は「この音はド、この音はラ」としか聴こえないようで、移動ドを基本に考えるジャズ以降の音楽ではものすごく支障になります。 というかそもそもそういう人はクラシックの感覚が身に染み付いているので、ジャズのノリや表現方法の感覚が根本的に違うため、いつまでたっても全くジャズにならないのが普通ですが。 移動ドでもルートから考えてミとかソとかというより、何度の音かという度数で考えると分かりやすいと思います。実際そのように「これはこのコードの何度の音」という使われ方が一般的ですし、他の人とのやりとりでもそのほうが誤解が無くていいです。 ドレミは移動ドでも、CDEのアルファベット表記はなぜか固定で使われますからややこしいですしね。

jokb
質問者

お礼

皆様 ご回答ありがとうございました。

  • zeninashi
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回答No.4

当方は趣味でエレクトリック・ベースを弾き、理論関係のことは階名で考える者です。 「ドレミ……」は日本語では「階名」と呼ばれています。メジャー・スケールのトニックは、周波数が何であれ「ド」、マイナー・スケールのトニックは、周波数が何であれ「ラ」と読みます。同じメロディが移調されれば、音の高さは変わっても、音同士の関係は元のメロディの時と同じです。このため、階名が同じであれば、音同士の関係は変わっていない、ということを確認しやすいというメリットがあります。規準となる音の高さが変わっても、関係が変わらない点に注目しますので、相対的に音高を指定します。 対して、「CDE……」は日本語では「ハニホ……」に置き換えられ、「音名」と呼ばれます。こちらは、A=イ=440Hzという規定がある為(442Hzが使われる場合もあります)、階名と違って絶対的な音高を示します。 なお、「ドレミ……」は元々イタリア語音名に由来する記号なので、音名代わりにC=ドとする「固定ド」と呼ばれる用法も存在します。これと区別する為に、「階名」を「移動ド」と呼ぶ場合があります。 また、マイナー・スケールのトニックを「ラ」とせず「ド」と読む「機能ド」と呼ばれる記号法もあります。「固定ド」が「ドレミ……」を音名代わりに使う記号法なのに対して、「機能ド」は「ドレミ……」を音度(トニックからのインターバル)代わりに使います。なお、トニックからのインターバルを表す音度は、通常トニックをIとするローマ数字で表し、コード理論の説明に登場します。「ツー・ファイブ」とか聞いたことありませんか? それぞれの記号法にはそれぞれのメリットがありますが、本来「階名」を表す記号を他の目的に使った場合、それが本来の階名なのか、固定ドないし機能ドなのか、紛らわしくなるという問題がある為、ポピュラー系の楽理本では、そもそも「ドレミ……」を使わずに理論を説明する場合がほとんどだと思います。他方、確かにクラシック系の入門向け楽理本では、断りなく固定ドを使っている場合が多い気がしますね。 当方が小中学生だったころは、音名と階名は明確に区別していましたので、当然そういうものだと思っていました。ところが、クラシック出身の方は当然のように固定ドを使っていました。趣味で音楽をやっていた人の中にも、階名を明確に意識している人と出会ったことはありません。どうやら、クラシックの世界では楽理の立場として階名vs.固定ドの対立があるようで、指導要領においては階名との建前はあっても、実際の教育現場(義務教育、専門教育どちらについても)では圧倒的に固定ドが優勢のようです。この辺りの問題については、東川清一氏が階名擁護の立場から色々本を書いてますので、図書館ででも調べてみてください。当方が調べた限りでは、一般向けにわざわざ固定ド擁護の立場で本を書いた人はいないような気がします。固定ドは擁護する必要がないほど、一般的になっていると言うことなのだと思います。 他方、上記のように、「音高自体は違っていてもメロディとしては同一」という点を理解する上では、確かに階名は便利ですから、特に楽理のようにそれなりに抽象的に考える場面では、トニックによっては変化記号が付く音名で考えるよりは、階名で抽象的・一般的に考えた上で、後から具体的なスケールに当てはめた方が分かりやすいかもしれません。ところが、ポピュラー向け楽理本では階名が排除されている為、階名による読み替えの作業は読者が自分でやるしかありません。 > 初心者はどう考えて、各音を聞けばいいのですか、フレットの各音を覚えても、ドがふらふら動けるなら、覚える意味がないのではないのかとも思うのです。お教えください。 上記のように、そもそも理論的な立場として固定ドvs.階名の対立があり、階名が劣勢の状況ですので、最初から音名で考えるのが、楽理本を読む上でも良いのかもしれません。 ただし、当方の経験から言わせて頂ければ(飽くまで当方個人の場合ですので、一般的に言える話ではありません)、音名で考えているうちは、本を読んでも「だから何??」としか思えませんでした。理論の理論としての強みが全く理解出来なかったのです。ところが、自分で楽理本の記述を階名に置き換えたところ、ようやく理論の有り難みが理解出来るようになりました。 ともかく、「ドがふらふら動く」のは、階名として使った場合です。また、これはむしろ、フィンガリンク・パターンと関連づけるべきです。 ギターの場合一部長3度間隔で調律しますが(G弦とB弦の間隔が長3度になります)、ベースの場合は隣り合った弦が全て完全4度間隔となるので、フィンガリング・パターンの対称性が維持されます。ですから、メジャー・スケールならメジャー・スケールのフィンガリング・パターンは、トニックが何であっても、弦さえあれば同じになります。メジャー・スケールのフィンガリング・パターンがまずあって、トニックであるドに相当する音名に応じて、最初に押さえるフレットの場所が変わるだけです。 このように、弦楽器であれば階名で考えるのは、むしろスケールの種類とフィンガリング・パターンが対応する関係を、トニックの音名に関わりなく捉えることが出来る、というメリットに繋がります。同じフィンガリング・パターンなら、どの音から弾き始めても、同じ種類のスケールをトニック違いで弾いていることになるわけです。

  • -9L9-
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回答No.3

No.2です。ひとつ書き忘れました。 本来、ド=C=ハなので(参考URL参照)、移動ドならCDEFも移動するはずなのですが、ポップス系のミュージシャンの間では、CDEF・・・の表記は固定周波数、ドレミファ・・・の表記は移動ドのことと使い分けるのが一般的のようです(私もそのように使い分けています)。 たとえば、曲のキーを表すときにEメジャーなどといいますが、このときのEは固定ドにおけるミ=Eであり、一方、このキーにおけるドレミファ・・・は固定Eをトニックとするメジャースケール、すなわちE=ドとするスケールで構成された曲ということになります。 クラシックの世界ではあくまでド=C=ハであり、CDEFとドレミファを使い分けたりはしないようです。

参考URL:
http://homepage2.nifty.com/iwatake/scale/pitch.html
jokb
質問者

お礼

非常に有効なアドバイスありがとうございます。自分の音に対する姿勢をどうすべきか見えてきました。

回答No.1

音楽家はドと言う音を基準にしているのではなく、 ABCDEFGの音を拾っています 例えばC調の楽器でドでもF調の楽器では違いますよね、 そこで吹奏楽ではB♭の音、周波数的には440ヘルツの音を基準にしています ピアノはC調ですので、ピアノで取る時にはドでも他の楽器ではドでは有りませんので、一般的にはC調のピアノが使われています

jokb
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。CDEFABCは、音名をいい ドレミファソラシドは音階をいうってことでしょうか。F調の楽器とは固定ファ(F)がドとなってる楽器といい意味でしょうか。