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ラピュタ シータはなんで戦うの?
天空の城ラピュタのストーリーについて質問です。 シータが一度捕まり、 パズーと海賊一味に助けられた後、一緒にラピュタへと向かいますよね。 その時、船で見張りをしながら、 「私、本当はラピュタなんて見たくないの。」 みたいな発言をしますよね。 ではなぜ、 パズー、海賊と共に危険を冒してまでラピュタを目指し戦うのでしょうか? そのまま逃げちゃダメですか?
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感想の上塗りみたいな形ですが・・・。 まず、前回の感想文の「運命との対峙」を前提に話を進めますね。 台詞について詳しく覚えていませんので、受けたまま返しますと 「ラピュタなんて見たくない。」 これはシータの心の底からの言葉だと思います。 と言うのは、シータがこれまでラピュタによって運命を大きく左右され続けた経緯がありますので、やはりシータにとってはトラウマのようなものでしょう。 その人生に深く食い込んだトラウマとの対峙は一人で出来るものではないでしょう。 パズーがいれば・・・パズーがいて初めてトラウマとの対面を果たす勇気を持てたはずです。 もしかしたら見たくないと言うよりは「無ければよかったのに」だったのかもしれません。 そして運命との対峙を決意したシータにとって、その大きなきっかけでかつ支えであるパズーの前では心の根底に根強くはびこるその弱さを吐露できたと言う事ではないでしょうか? 「逃げない・・・でも怖い・・・」 こういう感情は人は誰もが一度位は経験していると思います。 その時、心のよりどころであったパズーにだけ弱みを見せれたんだと思います。 この作品は冒険を通じて少年少女たちが心の成長を遂げる作品ともいえます。 その中で、時に人は信頼を寄せる人に弱音を吐いて心を楽にしてもらえる事を作品で伝えたかったんだと思います。 なんか変な説教じみた感想になって自身で読み返してちょっとげんなりしましたが、一個人の感想として参考になれば幸いです。
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- MugenW
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一個人の感想としてお聞きくださいな。 シータはどうやら天涯孤独の身のようです。 そしてシータを事ある毎に助けたパズー(こちらも仲間は多いけど天涯孤独)に大きな好意を寄せているのは言うまでもありませんね。 一人捕らわれたシータは記憶の中で伝えられた言葉を口にします。 そこで例のラピュタの兵器が覚醒します。 その破壊行動や破壊力はシータの心を砕きかけます。 またしてもそこにパズーが助けに来ます。 パズーが助ける一瞬、破壊の化身と思ってたロボットがパズーにシータを差し出す・・・この瞬間シータは思い違いをしていたのではないか?と考えたのではないでしょうか? その後、実は気の良い連中と分かったドーラ一家やパズーの長年の夢であるラピュタを、ただ運命を縛るものと考えるのではなく、実際はどういうものであるか・・・。 運命から逃げるのではなく、運命と対峙する事を決意して踏み出したと言う事ではないでしょうかね。 戦うのではなく見極める事が大きなウェイトをしめていたと思います。 実際のラピュタに辿り着き、動き続けるロボットやその穏やかさを見て最初は嬉しかったのだと思います。 有る意味ラピュタは既に古代人の墓所のようなものでそこを守るロボットが静かにそこに生きる生き物達と平穏に暮らしてる・・・。 しかし、例のもう一人の血族にラピュタを利用して世界を破壊に導こうとしているのを見て、滅びの呪文を唱える事を選んだのではないでしょうか? ・・・以上感想文でした。
お礼
ご回答ありがとうございます。 とても具体的な回答で感謝しております。 確かに、ここではラピュタを目指し「戦う」ではなく「見極めに行く」と言ったほうが正確かもしれないですね。 重ねて質問というか、ご意見を伺う形になってしまうかもしれませんが、 飛行船で見張りをしていたときパズーに漏らした、 「ラピュタなんて見たくない。」 という意味の発言は、 私は最初、単純に言葉通りの意味で解釈しておりましたが、 「わざわざこんな怖い思いをしてまで単にラピュタなんて見たくない。しかし、それでも見に行かなければならない理由(運命・使命 etc)がある。」 って意味になるのかなぁ。 なんて思いました。 ご回答ありがとうございました。
- Us-Timoo
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まず、彼女が助けられたあと、そのままドーラ一家の飛行船に乗せられてしまっています。 この時点で彼女には逃げる術がありません。 それと飛行石がラピュタの在処をしめす光を見たのは彼女だけです。 彼女がいなければドーラの飛行船は どちらへ向かえばいいのかすらわかりません。 そして、彼女は滅びの呪文 を知っています。 ムスカにみすみす渡してしまうくらいなら 滅びの呪文でラピュタを滅ぼす覚悟を していたと思われます。 話の前後をよくみていれば分かると思うのですが。
お礼
ご回答ありがとうございます。 ドーラー一家にの飛行船に乗るって言ったのはパズーで、 ラピュタの本当の姿とムスカの本当の目的も、この時点でははっきりしていませんよね。 シータは海賊達に助けだされはしたけれど、 そもそもシータは宝の欲しい海賊達に利用される立場なので、 自ら一緒にラピュタへ行く手助けをする義理も無ければ、 海賊達も石を持っていないシータには必要は感じていない。 話の前後をよくみてみても、 ラピュタの末裔としての使命を感じている様子もそこまで無いし、 シータ自身の意思というよりは、 パズーの意気込みや海賊の目的の方が強く出ているので、 いまいちすっきりしませんでしたので質問いたしました。 ご回答ありがとうございました。
シータは自宅から連れ去られ、パズーの家でも追っ手が来ましたから逃げても最後は捕まってしまう。だから逃げずに立ち向かうしかなかったんだと思います。 家族の形見の石を守る気持ちもあったのでしょうね。
お礼
ご回答ありがとうございます。 「逃げてもずっと追われる」 みたいなことは飛行船でパズーがシータに言っていましたね。 しかし立ち向かう必要はあったのでしょうか? って思ってしまいます。 まだラピュタの正体は誰も知らなかった訳で、 ムスカもどうなるかわからなかった。 もう石はシータの手元にはないし、勝手にラピュタを指し示していたから、2人がこれ以上追われる必要もない。(石が勝手に光ってることは2は知りませんが。) シータの意思がもっとはっきりしていればわかりやすいんですけど、 なんかもやもやしてしまいました。 ご回答ありがとうございました。
- ma3zu
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ムスカがラピュタの力でよからぬ事をするのを パズーが止めに行きます。ドーラ一家は財宝目当て(?) 大好きなパズーの力になりたい、もしくは 自分の秘められた指名をうっすらと感じ ラピュタを目指したのではないかな・・? まぁ行かなきゃ話にならないし
お礼
シータの意思というよりかは、 パズーや海賊の目的のほうが濃いので、 なんでそこまで危険をおかして行くのか腑に落ちませんでした。 ストーリー展開的にはシータが行かなきゃダメなんだろうけど、 なんであの時点でそこまで決心できたのか謎でした。 具体的なシーンはありませんが、シータはシータでなんらかの使命を感じていたのでしょうかね。 ご回答ありがとうございました。
お礼
たびたびご回答を頂きありがとうございます。 >もしかしたら見たくないと言うよりは「無ければよかったのに」だったのかもしれません。 確かにその通りかもしれませんね。 そういった解釈のほうがとてもしっくりする気がします。 そして「ラピュタなんてみたくない。」という発言は、 相手がパズーであったからこそ、成立した会話であり、 そこには2人の人間的成長とその過程が上手く描かれているんだなと思いました。 なんだか、もしかしたら作者の意図とは関係ない、 個人的な解釈になってしまったかもしれませんが、 回答者さまのおかげさまで作品の深い理解につながりました。 この度は、細かい質問にたびたび、しかもとても具体的でわかりやすいご回答を頂きありがとうございました。