■あしゅら男爵■
1.ベースはミケーネ帝国貴族夫婦のミイラ。
2.兜十蔵博士らの行ったバードス島発掘調査中にDr.ヘルが発見した。
3.発見時の落石でそれぞれ半分が損傷した。
4.ヘルが手下にするため無傷だった男の左半身と女の右半身を繋ぎ合わせてサイボーグにした。
5.決めせりふは「お許し下さい。Dr.ヘル」
というものですね。
えっ、5は余計?・・・・・・・・お許し下さい!Dr.ヘル。
これはダイナミックプロによる公式設定ですよ。
マジンガーはまずTV放送の企画があって、ダイナミックプロが設定を固め、講談社に持ち込んで少年マガジンで雑誌展開しました。
永井豪の漫画を「マガジン」に連載し、TVの情報も優先的に講談社で掲載する、というものです。
ウルトラマンの放送当時はこういった雑誌とTVのタイアップという考えが出る前で、講談社の編集者だった大伴昌司さんがオリジナルの「設定」(というか図解記事)を作っていたのです。
これは円谷プロが当時そこまで細かい「設定」を考えてなかった(フィルム製作に必要ない部分ですから)というだけで公式扱いになってるものも多く、あながち「雑誌の作り話」という訳じゃないですよ。
昭和30年代までの少年誌は映画やスポーツの解説、40年代になるとウルトラのヒットを受けてTVとのタイアップ記事が部数を伸ばす「目玉」になっていました。
ただ、マジンガーの頃になると漫画家が増えてきて、少年誌はオリジナルの漫画主体になり、こういったタイアップ記事は下火になっており、少年マガジンの連載も短期で終了しています。
この頃は#2さんの書かれたテレビマガジンなどでこの手の企画記事がよく載っていましたね。
お礼
解答ありがとうございます。 そうそう 落石でミイラが半分損壊・・・その話しです。 (^^) >>「雑誌の作り話」という訳じゃないですよ。 あしゅら男爵から離れてしまいますが・・・ウルトラマンは 特撮大好き男(自分(^^;)なので この手の設定はいくつか知っています。 出版社にすれば 子供達に少しでも分かりやすく伝えるための配慮だったのは理解できます。 でもおかげで被った被害も少なくない・・・ですよね。 なんかその悔しさがつい「作り話」という言い方になったのかもしれません。気に触ったのでしたら すみません。m(v_v)m どこかで誰か言ってましたが あんまり掘り下げてみちゃダメなのかもしれませんね。 といいながら またマニアな本を買ってしまう自分が いるんですよね(^^;;