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スノーピークとモンベル
以前、同じような質問をさせていただいたのですが テント購入で迷っています 以前の質問でムーライト7をお勧めして頂いたのですが スノーピークのアメニティードームもムーンライトと比べて値段が安いので迷っています 近くの山岳ショップでアメニティードームは展示品を見ることができたのですがムーンライトは展示しているショップが無かったのもムーンライトに決定できない要因です どちらのテントがどの面で優れているか できれば具体的に教えて頂けないでしょうか よろしくお願いします
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Jafar39です。 気になってモンベルに問い合わせたのですが、インナーテントのサイドウォール(三角窓の下の部分)は、防水加工ではなく撥水加工のみだそうです。 従って、No.4で私が書いた >この部分はテントの床面つまりグラウンドシートと同じ生地なので、防水性があります。つまりここからは浸水しません。 の部分は間違いです。横殴り雨に長時間打たれると浸水する可能性がある、ということになります。大変失礼しました。 要するに、バスタブは他のテントと変わらない普通のバスタブで、インナーテントの色が違うのは単なるデザイン、ということですね。 ただ、このパネルは傾斜が強い面になっているので、通常の雨で浸水することはないということです。(傾斜が強い上に撥水加工されているので、雨が当たっても水は玉になって転がり落ちるだけ) 浸水の可能性があるのは、ウォール面に垂直に近い角度で雨が長時間当たった場合、だそうです。 それと、これまでに「浸水する」というクレームを受けたことはないそうです。 まあ、今年でちょうど30年、ほとんど形も変わらずに作られ続けているテントですから、このサイドウォールが防水上の重大な弱点になるのであれば、とっくの昔に対策されてますよね。 ここの防水対策はフライシートを出入り口側と同じように地面まで覆う形にすれば済む話なのですが、滅多にない(そもそもキャンプすきべでない)悪天候に対する耐候性より快適さを取った、ということなのでしょう。ここをフルフライにすれば風通しが良いという美点は大きくスポイルされますから。 オークションについては、モンベルも高値安定です。ムーンライト5が欲しくてオークションをよく物色していたのですが、必ずとても手が届かない価格帯まで上がってしまって諦めていましたから。(というより中古にこれ以上出したくないという"私の"限界額を上回ってしまっていたわけです) 私がムーンライト1をヤフオクで買ったときは、10年使用した中古を8,000円で買いました。ちなみに定価は年によって違いますが19,000~21,000円あたりです。 このムーンライト1を2年使用してヤフオクで売ったのですが、6,000円から開始したのにも拘わらず、12,000円まで上がりました。 インナーテントとフライシートの接触については、フライをきちんとライナーで張らない限り、どんなテントでも必ず起きます。 5型以上のムーンライトだけは、前後室ではないサイド(問題の三角窓サイド)がフライが地面まで覆わない仕様なので、No.8さんが書かれるとおり、張り綱を取らなくてもフライとインナーが接触することはありません(もちろん前後室はきちんとペグ打ちしないと使えませんが)。 張り綱をきちんと取ってもフライとインナーが接触するのは、フライもインナーも気温の上下と共に伸縮するからです。設営時には完璧に張れていても、一夜明けると雨など降っていなくてもフライが部分的にインナーにべったり張り付いていたりするものです。 その点も、ムーンライトはそもそもフルフライ仕様ではありませんし、フライとインナーの間隔は非常に大きい設計ですので、まずそのようなこともないでしょう。 ちなみにモンベルのドーム型テント(ステラリッジなどの山岳用テント)では、フライをポールに留める部分がゴムバンドになっています。他メーカーではたいていナイロンテープとバックルで留めるのですが。 このゴムが、フライシートのテンションの変化をある程度吸収してくれるので、フライとインナーの接触はほとんどありません。 さらにポールを留めるグロメットも2箇所ずつ設定されていて、テント本体のテンションも調節できるようになっています。こちらの方は設営時にどちらのグロメットにポールを留めるか決めるだけで、設営してしまえば変更もままならないのですが(できないことはない)、上手く使えばフライとインナーの接触はほぼ完全に回避できます。 これは単なる個人の好みですが、キャンプ場でもムーンライトはけっこう映えると思いますよ。まず少ないですし色も独特ですから。 ともあれ、どこかで一度実物を見てみて下さい。
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- marines_01
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お世話になります。前回の評価の件はありがとうございました。 私の場合は月光七と陸風六(その模倣先である嵐王も範疇とし)とで悩みました。快適ドームは対象外でしたがご参考までに。 ・ペグ本数;陸風六は22に対し、月光七は10です。 前室後室は天候が良好であれば、カーテン状に収納するのが一般的な使用方法ですので、最低限8本で事実上設営が完了します。この段階でフライとインナーのクリアランスがMAXとなります。 (通常は張り綱でMAX化させるのが一般的です。クリアランスのMAX化=降雨時の耐雨性に影響します。) ・ポール本数;陸風六が5本に対し、ショックコードでつながったA型フレームたった2本です。また、インナーは小川の大半と同じ吊り下げ式ですので、雨設営も雨撤収もインナーを濡らさずに完了可能です。 陸風六のポールである航空機に用いられている超々ジュラルミンは、実は塩害に弱い材質で経年劣化を起こします。月光七のポールであるA6061ですが、これはテント専門メーカーである小川でも用いられている標準的な材質ですが、実は道路標識と全く同じ材質であり、弾性強度面では先述の素材には劣るものの、経年劣化に対しての耐蝕性・耐候性・信頼性などの評価は非常に高い材質です。 前室は確かに小さいという欠点がありますが、その代わりに360度方向どの位置にフライを張っても設営可能です。(前室後室を無視した場合、フライには方向性が一切ありません。前室後室を無視しても出入りに何ら影響がありません。) 嵐王ですが、グランドシートやインナーマットなど付属品を考えた場合、扱うショップ数も含め、SPやMBに比べて不便な点も多くあります。何しろ5角形はいかんせんファミキャン向けではない気がしますし、整備されたオートキャンプ場での費用対効果や必要性に疑問があります。結局は自己満悦のためのアイテムというのが当方の結論です。むしろその価格帯であれば、ミネルバのほうが日本の気候に適しているのでは?または、耐風性能面で考慮した場合、廃盤にさえなっていなければ小川のボルテックスのほうが現実的でしょう。 という観点で、耐候性・耐風性を考慮した場合には、オートキャンプであれば国産フラッグシップで、台風が来ようとどこ吹く風の小川ミネルバが一番だと思います。 という具合に結局はどこに主眼を置くかだと思われます。キャンプ場で映えるのはMBよりもSPでしょう。きっと設営して見てくれで気持ちがイイのもSPでしょう。しかし当方はそういう考え方ではありません。いかに速く設営し、快適に過ごせて、さらに一挙に撤収できるかです。その点では信じがたいほどに神業的な速さであり、家族に喜ばれて気持ちがイイものです。(ダントツの速さで終了できます。タープにもよりますが、SPの「フルスペック」サイトと比較した場合、1時間以上速く撤収できます。) 快適ドームが眼中外であった理由は、究極の「コストダウン」を行ったモデルであるとメーカー自身で言明している点です。よって車のグレードでもそうですが、廉価バージョンというのが気に入らない点です。できるならばコスト度外視で開発設計したと言って欲しいものです。 私は英国の高級車メーカーに近いハンドルネームの方にかつてご教授いただき決定しました。(縦走屋の方でかつ大学の教授の方のようです。モンベルスレッドでは必ずご意見を下さり、細やかにアドバイスをいただける方です。)おそらくはいずれはその方や山専門のプロフェッショナルな方々のアドバイスもいただけると思いますので、当方は素人一般のファミリーオート専門キャンパーの観点からご報告申し上げました。ご参考まで。 と思ったら先に越されてましたね・・・(入力も速いんですね。)
お礼
ありがとうございます 小川ミネルバは売っていても高くて手が出せないです(^^ゞ 今使っている小川のテントもいいのですが張り縄をしないとフライとインナーが簡単に張り付いてしまいます 強い風雨では張り縄をしても張り付きます 最近の小川テントは現物を見ると強い風雨の時にはフライとインナーが張り付くような設計に見えます もちろんファミリーキャンプ用ですので山岳用の高スペックを求めている訳ではないのですが風雨が強いくらいで浸水、結露するようなものは考えていません また、メーカーのこだわりも無く機能とそれに見合った価格を重視しています アドバイス頂けば頂くほど悩んでしまいます もちろんこの迷っている時も楽しい時間ではあるのですが
もしかしたら前のご質問の際にも回答してムーンライトをお薦めしたかもしれません。 アメニティードーム、確かに安いですよね。私も自分でオートキャンプ用のテントを買おうとしたら迷うかもしれません。ただ、スノーピークはまず買わないと思いますが・・・(同価格帯の他メーカーのテントと迷うかも) スノーピークのテントは、構造もデザインも誰がどう見てもMOSS(現在はMSR)の模倣です。MOSSがMSRに吸収されてかなり雰囲気が変わってしまったのに対し、スノーピークの方がよほどオリジナルのMOSSのムードを残しているかもしれません。 MOSSはそれこそ神格化されるほどのブランドイメージを持っていました。性能も当時は無敵といって良いほどの耐風性を誇っていましたし。 まあ私は台風直撃下の北アのテント場で、人2人が入ったMOSSテントが飛ばされるのを見て、耐風性能が高すぎるのも良し悪しだと思いましたが(テントごと飛ばされるくらいならポールが折れた方が100倍マシ) そういうイメージの問題もあるのですが、基本形がアメリカ設計ですから、日本の風土にはマッチしていない点が気になります。クロスポールのドーム型テントという形態そのものが、風通しが悪いという欠点がありますから。 山岳用テントなら、快適性より耐風性と耐候性、それと軽量性が要求されるので、クロスポール型のドームがベスト(というより他に選択肢はない)と思いますが、キャンプでまであんな密閉空間で暮らさなくても、と思います。 ムーンライトのアドバンテージは、なんといっても風通しが良いことでしょう。登山でもベースキャンプ型の山行ならこれを使いたいと思っているくらいです。 炎天下、テント内にガスボンベを放置していたら爆発するんじゃないかと思うほどテント内の温度が上がってしまい、テント内に居ることができずに日陰を求めてテントサイトを彷徨っている時、ムーンライトテントを全開にして中で昼寝しているのを見て、心の底から羨ましかったことがあります。それも一度ではなく、毎年そういう光景を見かけます。 5月に珍しくオートキャンプに行ったことがあるのですが、サイト内に数張りのムーンライトがありました。いずれも昼間は全開にして中で昼寝していたのが気持ちよさそうでした。あの開放感は羨ましいです。 もう少し細かい話をすると、設営はムーンライトが圧倒的に楽です。 ポールを袋から出して広げれば(ショックコードで繋がっているので組み立てる必要はない)、もう"テントのカタチ"で自立しているので、後はテント本体をポールに引っかけるだけです。 ムーンライトという名称が「月明かりの下でも設営できるように」という意味らしいのですが、7型のような大型テントでも大人1人で数分あれば設営できてしまうでしょう。 また、構造上インナーテントとフライシートの間隔が非常に広く取れているので、「上から降る雨」に対しては無敵の強さを誇ります。降雨時にフライシートとインナーテントが接触するとそこから浸水しますから、「上から降る雨」に限れば本格的な山岳用テントより実は耐候性が高いです。 まあその分、「横殴りの雨」には多少弱いですが。 フライとインナーの間隔が広く、フルフライ仕様(テント全体をフライシートが覆う構造)ではないので、強風時にはフライシートがばたつきますし、横殴りの雨ではインナーテント壁面に雨が当たって浸水することもあるでしょう。それを防止するため、インナーテントのかなり高い位置までバスタブ(グラウンドシートと同じ生地がテント壁面に使われること)が立ち上がっていますので、台風直撃クラスのよほどの酷い雨と時の話ですが。 山岳用テントでは、この「台風直撃クラスの横殴りの雨」に耐えられないテントは使い物になりませんが、キャンプ用だったらそんな天候の時は撤収して避難すれば良いだけの話ですし、浸水したところで生命の危険があるわけでもないので、普段の生活の快適さを優先させるのが正解だと思います。 さらに細かい話になりますが、生地に難燃加工を施しているのはムーンライトの方です。まあムーンライトの難燃加工もつい最近になってようやくでしたので、未加工のテントが危険なのか、ということではないのですが。 それとこれは少し重要なポイントですが、テントやフライシートの縫い目の部分にはシームテープが施されています。このシームテープがないと縫い目から景気よく浸水するので、縫い目のシーム処理は必須です。 スノーピークはインナーテントボトムの四隅の部分にシームテープ処理が施されていません。これは重要です。他にも他メーカー(山岳用テントメーカーしか知りませんが)だと当たり前にシーム処理している部分で、未処理部分があります。 この未処理部分は、ユーザーが自分でシームコート液を塗ってシーム処理をしないといけません。未処理のまま現場で設営して雨が降ると、盛大に浸水することになります。特にボトムの四隅の部分は致命的といっていいです。 アメニティードームは廉価版なので手を抜いているのかと思ったら、スノーピークのテントは全て同じ仕様でした。今、スノーピークのサイトでテントの取扱説明書を読んで気づいたのですが。 まあ、それがこのメーカーの「技術力」なのでしょう。と思うとこの価格も「高いなぁ」と思えてきました・・・ というわけで、私が自分で買うとしたら、やはりムーンライトにします。 予算的にどうしても苦しくてムーンライトが買えなくても、スノーピークには手を出さないでしょう。 "プアマンズMOSS"というイメージの問題もありますが、ボトム四隅にシーム処理もされていないテントに4万円も出したくありませんから。 だったら量販店で大幅値引き販売されているキャプテンスタッグか何かでいいや、と思います。それとも4万円の予算でムーンライトの中古を探すか、です。 ムーンライト1型の中古を以前使っていましたが、基本構造が単純で造りがしっかりしているので10年落ちのモノでも普通に使えました。2年くらい使って売ったのですが、まだ使われていると思います。
お礼
とても詳しい説明本当にありがとうございます 知識、ご経験豊富な方といらっしゃると思いますので ひとつ質問させて下さい ムーンライトのサイド部分はフライが無いように商品写真では見えるのですがその方向からの雨は直接インナーテントを直撃するのでしょうか もしそうであればやはり浸水する可能性もあるのでしょうか? また、オールシーズン使いますので夏の涼しいのはかなり魅力的ですが 逆に冬に寒いということも言えるのでしょうか? 度々のコメントして頂いているのもかかわらず質問で申し訳ありませんがよろしくご教示下さい
- ryo620
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アメニティを発売当初から使っていました。 日本で設計されたテントなので、高温加湿の夏でも結露しにくく(コールマンと比較して)良くできたテントです。 設営時にテンションをかけて、ピーンとはると綺麗な流線形になりほれぼれします。 設営も簡単で長期滞在するより、毎日キャンプ場を変えアクティブに活動する家族には最適だと思います。 欠点は、室内高が低く狭いので大人2人、子供2人で使うには、小学校低学年が限度です。
お礼
ありがとうございます 確かに低いのは気になっています ただ、雨の日の出入は広い前室で傘もたためるのではという大きさに魅力も感じています
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お礼
ありがとうございます 本日、一番近くのモンベルショップに現物を見てきました わざわざ開封して組み立ててくれました 評判通りショップさんの対応もとても良かったです 私のために問い合わせをして頂いてありがとうございます 今回はアドバイス頂いたモンベルに決めました 各人(家族の中でも各々)が求めるものが違いますので しばらくモンベルを使ってみようと思います たくさんのアドバイスありがとうございました