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10年後、ニート、フリーターの影響
私は、製造業に勤務していました。フリーターという言葉が聞かれはじめたころ、正社員を含める従業員がいなくて苦労しました。正社員になっても、すぐにやめてしまう状態です。究極は、労働力確保の為に、外国人も雇いました。不法で雇うなんていう規模の企業でなかったので、名目は研修生です。給与は無論ですが、当時、私の住んでいたアパートよりも立派なマンションをあてがい、現場実習以外の研修をし、相手の国に金を支払っていました。正社員より、待遇を考える良かったかもしれません。何を言いたいかと言えば、製造業はずーっと人手不足だったのです。最近では、介護分野で外国人労働者の条件付きですが、ついに解禁をされました。 本当に、仕事がないから、フリーター(派遣・契約・委託等を含む)とは思っていません。働いている人で、適職と考えている人は少ないでしょう。一生を通して、衣食住+アルファーを得る手段として正社員として仕事をしている方もおおいでしょう。漠然とであっても、天寿を全うするまで、生きるのではなく、生活しようとするのが普通と思っていましたが、どうも、あてはまらない時代になったようです。 私の世代でも、労働人口の5%は、その日暮らしはいました。これほど多く、定常的になったのは知りません。ニート、フリーターの先駆けが中年となり、さらに、10後はどうなるんでしょう。同世代と、その前後の方が一番多くの被害をこうむるはずです。彼ら個人の問題ではなく、国全体としてどうなるのか予測がつきません。意見をお聞かせください。
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- nobunorinobu
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正社員よりフリーターの方が賃金も安いし解雇もし易いので雇用調整しやすい。となると、企業は正社員を雇うよりもフリーターを雇いたがる。現在の企業はうまくこの制度を利用していると言えるわけですが、賃金を全体的に低くする方向に遷移しているわけですね。年収300万円以下は5割以上と新聞に掲載されていました。 10年後、国全体の成長力が鈍るのは確かでしょうし、失業率もさらに増すことになると思います。他方、賃金を低くすることで甘い汁を吸っている一部の富裕層のみ生き残ることになるのではないかと思います。 やはり富裕層と貧乏層との格差が拡大することは容易に想像できます。
お礼
格差は拡大が拡大するでしょうね。フリーターの大部分は、責任を負う、束縛を嫌う等の条件で、それを選んだのだから仕方ないでしょう。その上の世代は、それを防がなかった責任を取るからいいでしょうが、同世代や、その下の世代は、労働環境の悪化、社会負担の増加により、貧しくなるのは、かわいそうですね。富裕層…その多くが外国人だったりして。