F-14はF-4に代わるアメリカ海軍の空母搭載用主力戦闘機として開発された機種。1970年12月21日初飛行。
F-15はF-14と同時期にアメリカ空軍の主力戦闘機として開発された機種。1972年7月27日初飛行。
F-15はF-14を海軍・空軍共用とする議論を経て、空軍独自の主張により開発されたため、F-14よりも機体重量が6tほど軽く、逆にエンジン出力は20%ほど大きいため、空戦性能の面で有利。(現在はエンジン出力はほぼ同じ。)
F-16は1974年に始まったアメリカ空軍の軽量戦闘機計画により、F-15を補助することを目的に開発された機種。1974年2月2日初飛行。
F-18はF-14の補助とA-7攻撃機の後継を目的にして、YF-17(F-16と同時期に空軍が開発を発注した機体)を基礎として開発された機体。1978年11月18日初飛行。
F-16、F/A-18ともに、F-14、F-15より安価なため、いまや主力といっても良い数を揃えています。(F-14はあまりにも高価なため、当初の生産予定数が大幅に削減されています。)