何か気になって全部見てしまった者です。
ストーリーとは関係ありませんが、生徒役だと思っていた三宅君が、教師役と気づいて、三宅君の童顔と彼も成長したのねぇ、と感心しました。(笑)
同じことの繰り返しであまり内容らしい内容がなかったので詳しくは覚えてないのですが、思い出せる限り書きますね。
持ち物検査中、教師4光石が花瓶を割る。
「あるものがなくなったら、持ち物検査がばれる」と校長室の花瓶を持ってくる。前の花瓶と似ても似つかない。他の教師は全然似てない、と言うが、光石は花瓶なんか変わっても生徒は気づかない、と言う。
やがて持ち物検査が全て終わる。
三宅「結局何もなかったですね」
他の教師「そんなもんだよ。ウチの生徒に限って」
そのとき、ずっと座って何もしていなかった教師5モロ師岡が立ち上がり、ひとりの生徒の机の裏に手を差し伸べます。そこには刃渡り30センチくらいの刃物が。。。
モロ師岡「探していたのはこれだろ?」
そして素振りをするように振り回す。他教師、驚いて後ずさりする。おもむろにモロ師岡が「ほら」と三宅に刃物を差し出す。
三宅は受け取る。受け取ったとたん、三宅の中に何かが生まれる。(私の想像ですが、刃物を持ったときの刺したいという誘惑とか、刃物を持つことによって俄かに生まれる「自分は強い」という自信だと思う)
そして勢いをつけてブンと前に突き出す。教師2よゐこ浜口の手前で止まる。
教師2よゐこ浜口の表情にも変化が現れ、言う。
「だめだよ、そんなんじゃ。もう少し前へ。」
三宅はもう一度刃物を突き出す。浜口のより手前で止まる。
三宅「こうですか?」浜口「もう少し前へ。」
このやり取りがあと2回ほど繰り返され、とうとう刃物は浜口に刺さる。
三宅「こうですね」浜口「そう、それでいい」
浜口は倒れる。刃物を手から落とし、初めて三宅はわれに返る。「僕は、何を。。。」
ストーリーはここで終わります。
なんとも謎の多いストーリーでした。
私なりの解釈ですが、色々なタイプの教師がいて、花瓶がすりかわっても生徒は気づかないと思うような、生徒をそんな風にしか見てない教師とか、テレクラで遊ぶ教師や、新米だから多少正義感はあるけどそれを貫くほどではない教師、大人や子供関係のない刃物の誘惑、結局解決しない学校教育問題。。。を描いているのかな、と思いました。
演出家の人の話をもっと聞きたかったですね。
舞台なら、何かストーリーがよく分からなくても充実感を得られるけど、やっぱりテレビだと難しいなぁとおもいました。
何かだらだら書いてしまってごめんなさい。
ここが聞きたい!とかあったら、また聞いて下さい。
では。
お礼
すごいいっぱいありがとうございます。 メイキングでは濱口が刺されているところだけでてて、はぁ・・なんでぇ・・ってかんじだったのですごい気になったんです。けっこう濱口さんすきなんですよね・・・。 それにしても、もともとよくわけわからないストーリーだったんですね。