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バイワイヤー対応ミニコンポのシングルワイヤー接続
初めまして。 先日、SC-PM57MDというミニコンポを中古で購入したのですが、この機種は、手持ちのスピーカーにシングルワイヤー接続をしてはいけないのでしょうか? 結果的には普通に問題が無く、まともに音が鳴っているのですが、アンプに過負荷がかかっているのか心配になり、詳しい方にご教授を願いたく書き込みました。 (マニュアルには、付属のバイワイヤー対応スピーカー以外は接続出来ないと書いてありました) 現在の接続は(説明書よりアンプ部仕様18w+18w LO側15w+15w HI側3w+3w) LO側+ スピーカー+ HI側- スピーカー- と接続してます。 LO側+- スピーカー+-では、低音が強すぎる感じがしました。 4つの出力全部をスピーカーに入力 または、 HI側+ LO側- HI側+- スピーカー+- で接続する方法は問題があるようで、 負荷がかかっているように伺えました。(音がシャリシャリで小さい) 結果的には問題が有るわけではなく、綺麗に鳴っていますが、 仕様なのか、少し発熱が多いような気がします。 オーディオの知識が無いもので、質問させていただきました。 よろしくお願いいたします。
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>> 1番と4番の接続で、この場合、電流の流れはどうなっているのでしょうか? // 実際に内部の回路を調べられる訳ではないので、あくまで推測ですが、添付のイラストのようなケースが考えられます。 1つ目は、左のような構成になっている場合です。つまり、マイナス側は低音用アンプ・高音用アンプともに共通になっている場合です。このとき、Low(+)~スピーカー~High(-)と繋いでも、Low(+)~スピーカー~Low(-)と繋いでも、けっきょく同じことになります。また、High(+)には低音側から電流が流れ込むこともありません。 そして、Low(+)~スピーカー~Low(-)と結果的に同じになるので、音質も変化しません。 2つ目は、右のような構成になっている場合です。BTL方式といって、プラス側にもマイナス側にもアンプが入っていて、見かけ上、2倍のパワーを得られます。このとき、マイナス側は高音側、低音側で共通ではありません。 そうすると、Low(+)~スピーカー~High(-)のように繋ぐと、ほんらい対称になっていなければならないプラス・マイナスとは異なる電圧がかかることになります。このとき、流れてはいけない方向に電流が流れることになるので、故障の原因になり得ます。 そして、この場合には、スピーカーにはいちおう低音・高音両方が出力されているので、Low(+)~スピーカー~Low(-)とは異なる音質になります。 そこで、結果から逆に推測すると、(1)と(2)とで音質が違う場合、あるいは(4)と(5)で違う場合、後者のような構成になっているのではないか、と考えられる訳です。もっとも、(4)と(5)で違いが感じられないなら、これらとは別の構成になっている可能性もあります。 しかし、いずれにせよ、お使いのスピーカーは「低音・高音ごちゃ混ぜで入力するタイプ」ですから、このコンポでは対応できません。電気的に問題がないとしても、音質面での問題が残ります。
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- Yorkminster
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接続方法を、それぞれ、 (1) Low側(+) スピーカー(+) / High側(-) スピーカー(-) (2) Low側(+)(-) スピーカー(+)(-) (3) 4つの出力全部をスピーカーに入力 (4) High側(+) スピーカー(+) / Low側(-) スピーカー(-) (5) High側(+)(-) スピーカー(+)(-) とすると、 (2)(5)は、コンポに負担はかかりませんが、音質上問題があります。 (1)(3)(4)は、いずれも、コンポに過負荷が掛かる可能性があり、故障する恐れがあります。 SC-PM57MDは、バイアンプという構成を取っています。これは、2組のアンプを使って、それぞれ高音だけ、低音だけを再生することで、音質向上を図るものです。すなわち、Low側には低音だけ、High側には高音だけが出力されています。 そして、それぞれが別個のアンプなので、(1)(3)(4)の接続方法をとると、それぞれの出力がショートしてしまいます。この場合、コンポの内部で「流れてはいけない方向に電流が流れる」という現象が起こります。発熱が多いのは、そのためです。この状態が長く続くと、最悪、発火などの事故に繋がる可能性があります。 (より正確に言えば、(1)と(2)の間及び(4)と(5)の間でそれぞれ音質に違いがない場合は、故障の恐れは低くなる場合がありますが、違うなら高いといえます。(3)は、いずれにせよ故障の恐れがあります。) ゆえに、SC-PM57MDにシングルワイヤリングのスピーカーを接続することはできません。スピーカーを改造する、アダプタを作る等の手段がないわけではありませんが、事実上はきわめて困難であり、音質も保証の限りではありません。 したがって、残念ながら、その組み合わせで使うのは、あきらめざるを得ません。SC-PM57MDを使いたければ専用のスピーカーを探すか、スピーカーを使いたければ別のコンポを使うしかありません。
お礼
回答ありがとうございます。やはり純正の設定で使うしか無いのですね。 3番の接続がショートで、壊れるというのは理解できました。 現在は1番の接続ですが、2番との音質の差は若干有るように思います。 4番と5番は、音質の違いは分かりませんでした。 いまいち理解が出来ていないのが、1番と4番の接続で、 この場合、電流の流れはどうなっているのでしょうか? 音が鳴ると言うことは、内部で、 HI側の+とLO側の-も繋がっていると言うことなのでしょうか? とするとこの間の電流はショートになっているだろうし、接続が良くないのは理解できます。 発熱も明らかに異常な温度ではないですけれど、やはり無理が有るんでしょうね。 なるほど、ありがとうございました。
- DAV
- ベストアンサー率37% (746/2009)
低音と高音用に左右計4系統出力のあるアンプのようですが、スピーカーも合計4本使うのが本来の使い方です。また、接続するスピーカーもこのアンプの高音、低音の帯域にあった専用のスピーカーに繋ぐのが本来の使い方でしょう。 少なくとも、二つのアンプの出力から一本のスピーカーに繋ぐことは音質的にも、アンプへの負荷の点からも避けるべきではないでしょうか。
お礼
回答ありがとうございます。 やはり純正の使い方しか出来ないようですね。 実質、今やっている接続は、 2つのアンプの出力を1つに繋いでいるんだろうし、負荷になっているのでしょうね。分かりました。 音質は、特におかしくは無いと思うのですけれど、しっかりとした接続を検討します。 ありがとうございました。
お礼
たびたびありがとうございます。 追加の疑問も教えていただき、ほんとにすみません。ありがとうございます。 回路図で、よく解りました。 ここまで説明を頂いていて、元も子もないのですが、 最初の質問時の、接続状況はあり得ない接続になってました。。 端子がLO側から横に、+--+(赤黒青白)となっていたのです。 てっきり(赤黒青白なので)+-+-となっていると思いこんでました。 ということで、実際はLO側+からHI側+へと繋いでいたことになります。これでよく正常に音が鳴っていたか不思議におもいます。定位も合ってました。 なので、もう一度テストしました。 先ほどの接続方法の例で、、 (1) Low側(+) スピーカー(+) / High側(-) スピーカー(-) 音が小さくシャリシャリ (2) Low側(+)(-) スピーカー(+)(-) 低音が強い (3) 4つの出力全部をスピーカーに入力 テストせず。 (4) High側(+) スピーカー(+) / Low側(-) スピーカー(-) 安定した綺麗な音。特に問題は無いように思う。 (5) High側(+)(-) スピーカー(+)(-) 音が小さくシャリシャリ となりました。そうすると教えていただいた回路図とはまた違いそうですが、想像できるかもしれないですね。 音質と安定性は4番が一番でした。 今までのあり得ない接続、 Low側(+) スピーカー(+) / High側(+) スピーカー(-) これも比較的音は良かったのです。 なんにしても今、一番良いと思われる4番の接続も イレギュラーな使い方ですよね。。 色々教えていただき、ほんとにありがとうございました。