>冷房(エアコン)のレンタルについて
工事不要のエアコンや冷風機のレンタルというのはあるのでしょうか?
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今まで、エアコンを設置されていないのは、冷暖房の余り必要でない環境、エアコンの風&騒音が嫌い、在宅時間が少ないetcが不明ですが・・・。
(今回の行事への対応についての私見)
◇工事不要のエアコン
類似商品はあるかもしれませんが→窓用エアコンや井水クーラー、簡易ジョイント(ワンショットカプラー他)のエアコン
しかし、エアコンとしての「温度・湿度・気流・換気・空気清浄」等の機能を十分に発揮する物(快適性・健康や体調管理に寄与するレベル)ではないと思います。
さらに、エアコンを機能させる為の「電気電源工事・配管配線ドレン工事・据付工事」を不要という訳ではなく、簡便な仮設(ex、窓エアコンを机等の台に置き、排熱・ドレンは窓の外へ、隙間をカーテンや簡易ベニヤで塞ぐ)もしくは持ち帰りの上、自己設置可能商品が考えられます。
◇冷風機・冷風扇・除湿機・扇風機
何れも、無いよりはマシ?程度で、逆効果も含め、使い方や効果効能も限定された物です。
「冷風機・冷風扇」:室温が低く、少しムッ~トするような時に、機器の前の方だけが、扇風機よりは涼しい(室温より3~10℃)涼風が身体に当たるだけ、しかし風量が弱く、直前の人以外には効果なく、さらに機械の運転熱と奪った熱の排熱が機器の背面から放出され、1時間で2~3℃の室温上昇を招く、当日もそれ以降の日にも殆ど役に立たない商品。
「除湿機」:
色んな方式がありますが→文字通り、除湿とか衣類乾燥に用いる機器であり、人が在室された環境で長時間の使用、快適性を求めるのは無理です。
それは、除湿機にて湿度を下げる事で、体感温度が下がる(湿度10%で1℃涼しく感じる)効果よりも、排熱による室温上昇が上回る為、お部屋や在室の方々の快適性に資する事は無いからです。
「扇風機」:
良くご存知の商品ですから、効果効能・制約もご承知でしょう・・・
あくまでも、風が直接に当たり、発汗作用を促し、風による体感温度の低下(風速1mで約0.7℃)が期待される機器です。
しかし、室温や湿度が高いと、熱風&不快なムッ~トする風となります。
むしろ、エアコンによる室温や湿度の快適レベルが前提であり、そのエアコンと併用して快適な空調された風を気流・攪拌・分布させるのが助演する役割が有効と思います。
結論的には・・・
当日の為、以降の快適性の向上にも、積極的な空調の実現にはエアコンの設置をお薦めします。
今まで、採用されなかった理由にもよりますが→予算・効果効能・利便性から、エアコンを設置され、使い方や使用時間はご家族のご判断です。
(ex、気密化密集化の中で必需品だという感覚、または主に来客用の機器)
それから、エアコンの選定に際しては→余計なお節介かもしれませんが、使用機会や運転時間が少ない場合は、極端な高効率・省エネエアコンでなくてもOK!です。
※エコ商品の奨励や意義は別として、ライフプライスと言う考え方を参考までにご紹介しておきます。
例えば、年間電気代の差額(実態の使用期間・運転時間・設定温度の違いで推定するとカタログ表示の概算50~60%程度がギャップとなります)、比較対照の本体購入価格差、耐久年数を仮に10年としますと・・・
カタログ表示では、10年使えば(ライフプライス)
商品A: 20万円+年間電気代2万円×10年=40万円
商品B: 10万円+年間電気代4万円×10年=50万円
と成りますが、先ほどの実使用による電気代の差額を考慮すると・・・
商品Aと商品Bの実使用における年間電気代の差額が50%だとすれば、4万円-2万円の50%=1万円×10年ですから実質同じと成ります。
後は、多機能やデザインとか使用目的、現実の運転時間・使い方等で機種選定されれば良いと思います。
それは、電気代の目安を決めてるのは「一日の運転時間を、朝の6:00~夜12:00までの18時間、さらに使用する期間を冷房3.6ヶ月と暖房5.5ヶ月の9.1ヶ月を標準にしている」ので、実際に使用期間・運転時間を本ケースのお部屋に当てはめると、購入価格の差ほど、その効率・電気代の差額(メリット)は余りありませんから。
お礼
詳細なご説明ありがとうございます。 これまで冷房を導入していない理由は別途記したように家に人がいない、田舎なので健康な人間にはエアコン必須というほどの暑さになることが少ない(近所でエアコンがある家はほとんどありません)という理由です。 皆様のご意見から、冷房するのであればやはりエアコンを購入するのが最も良い方法だとわかりました。 施設の方とも相談して、冷房が必要であればエアコンを購入したいと思います。