近所の商店街も寂れてしまっています。
昔は“チンドン屋さん”が頻繁に訪れ活気があったのですが、今はシャッターが下りたままだったり、普通の住宅に建て替えられたり、車が2台程度置けるような駐車場になっていたり・・・。
若い主婦層は商店街であっち行ったりこっち行ったりするよりも、新聞の折り込み広告で比較検討しながら大型スーパーなどで一気にまとめて買い物が出来る方を好む傾向にあるように私は感じています。たまに商店街で出されているスタンプシールなどを渡しても「どうせあまり商店街では買い物しないしスーパーのポイントカードあるから・・・」と言って商店街のスタンプシールはそのままゴミ箱行きもざらです。
一世代前の主婦層は商店街で買い物するのが当たり前で、自然と地元商店主との結び付きも深くなりそこで会話(井戸端会議)が生まれより親しくなる事も出来ました。それも商店街へ行く楽しみでもあった筈です。
今の若い主婦層にそういった昔話をしても一蹴されるのみで、「なるほど、地元商店との結び付きも大事だな」などと考える人は稀だと思いますし、私自身の感想として残念ながら品揃えに関し、商店街にあるお店と大型スーパーとでは雲泥の差です。例えば食用油・・・スーパーにはオリーブオイル(複数種)、グレープシードオイル、ガーリックオイル、そしてお米から抽出したオイル等々、油だけでかなりの面積を占めています。それに対し商店街の小さな小売店ではサラダ油やゴマ油、それと
オリーブオイルくらいが関の山。この事例は油以外にも言える事・・・これでは勝負になりませんね。
思うに商店街にて強い集客力を発揮するには、安くて質の良いものを揃えた、鮮魚店、精肉店、八百屋(青果店)、この三本柱が要だと思います。この三本柱の強い集客力があれば呼ばずとも若い主婦層は寄ってくると思います。私の地元の商店街もこの三本柱が倒れた事で商店街全体が寂れてしまいました。
お礼
早速のご回答ありがとうございます。 スタンプシールは、やはりあまり利用されないのですね。 安くて質の良いものを揃えた、鮮魚店、精肉店、八百屋(青果店)、というのは全く同感です。単に品揃えを良くということではなく、安くて質の良いものという、ごく当然に求められるようなことをしっかりと考える必要があると再確認しました。