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電子ピアノの購入について
- 「KAWAI-CA71・ROLAND-HP205」は電子ピアノの購入希望ですが、ご使用された方の使い勝手や良い点・悪い点などを教えていただきたいです。
- ピアノを始めたばかりの素人ですが、将来は生ピアノを弾けるようになりたいですが、住宅環境の制約があります。アドバイスを頂ければと思います。
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こんにちは 私は、10年以上前のローランドのHP245デジタルピアノのユーザです。 といってもピアノは弾けません。ハノンの技巧練習の2パターンのみ練習するために使ってます(^^; 今日、たまたま近くにある銀座山野楽器の地方支店に音楽雑誌を買いに行った折りにHP205が展示してあったので「無断で触るな!」と札が付いているのにもかかわらずヤマハのハイブリッドピアノとクラビノーバ、コルグのデジタルピアノLP-350とともに鍵盤を叩いてきました(笑) 残念ながらカワイは無かったんですよ。地方ですからねぇ。やっぱり店舗数/売れ筋..(--; 10年前のローランドのHP245(見た感じ使用の点でHP205のご先祖様と思いました)とHP205をオプション機能の操作性の点比べてみますと整理されて使いやすく改善されていることが判りますができることは一緒でした。 私のHP245の鍵盤は、普通の教則本の練習には問題ないもののトリルなど速い操作をすると鍵盤が指に付いてこない苛立ちがありました。HP205は、この点も改良されていて私のより快適でした。が、何となく粘っこいような特徴が残っています。もしかすると私より速いトリルができる方には不満が出るかもしれません。 これは、先のヤマハの2シリーズのモデルを弾いてみるとはっきり判ります。 ピアニスト養成の楽器としては不満が出るでしょう。 ぎりぎり基礎練習用ぐらいかも。 ローランドには、グランドピアノと同じアクションを使った高級モデルがあります。 練習用の楽器としては、そちらをどうぞということでしょう。 ただ、ローランドは調律が3社の中では自由に選べます。ローランドは、12平均律、純正調(長調/短調)、アラビア音階、キルンベルガー音律、中全音律、ピタゴラス音律、ベルクマイスター音律の7つが選べ、コルグは、12平均律、キルンベルガー音律、ベルクマイスター音律の3つが選べ、ヤマハはカタログを見た上ではフルコンサートグランドCFIIISをヤマハの熟練調律師が調律した12平均律(←ここの音律が何かが書かれていない)を丸ごとコピーしたとなっています。 本物のピアノは、調律師に「この音律で調律してください」とリクエストすれば、何でもできます(当たり前)。 電子ピアノは、最初から決まってしまっているため、用意されていない音律では弾けません。 ピアノ弾きさんの練習用としては、ヤマハ→ローランド→コルグが的確のように思います。 そして音楽の勉強用(和声の解析)には、ローランド→コルグ→ヤマハが的確と思いました。 和声の解析と書きましたが、それはモーツァルトの作品は、中全音律を前提に作曲されているし、バッハの有名な平均律曲集は12平均律ではなくキルンベルガー音律(WOHLTEMPERIERTES調律のひとつ)らしいと云われています。 これらの作品の本当の魅力鑑賞するためには、作曲者が意図した調律の楽器で聴きたいものですね。 カワイが無くてごめんなさい。 何かのお役に立てれば幸いです。
お礼
ありがとうございました。ヤマハ・ローランド・コルグの順で検討してみます。