いわゆるPC98の時代は、まだ、3.5インチディスクが標準となってる状態ではありませんでした。5インチディスクから3.5インチディスクへの過渡期だったともいえます。(いや・・・PC9800初代の時代から考えれば、8インチ→5インチ→3.5インチと3世代の過渡期を歩んでいるともいえますか・・・)
というわけで、PC98はモデルにより内蔵するFDDが、そもそも5インチしかついていないもの、3.5インチしかついていないものなどさまざまありましたので、当時のソフトは両方の媒体で出すことが一般的だったように記憶しています。ソフトによってはちゃんと8インチ媒体のものもありましたね。
時が進むにつれ、8インチFDが消え、5インチFDも消え・・・今や、FDと言えば、2HD3.5インチディスクを指すと言うほどにまでなっていきましたが・・・
(ちなみに、過渡期の3.5インチには、2DD・2HD・・・さらには、1.2Mフォーマット・1.44Mフォーマットなど、まぁ、いろいろな規格が乱立していましたよ。DOS/V仕様にパソコンの仕様が統一されるに従い、1.2Mフォーマットは駆逐されていきましたが、今でも、2DDのFDは健在です。その名残が、3modeFDDと呼ばれるドライブの仕様です。)