少し真面目に回答します。
かつては「稀な行為」であったろうことは、かなり確かだと思います。
特に、一般の女性、いわゆる素人女性がするということは少なかったでしょう。プロもそう多くは無かったはずです。
変わったきっかけは、売春防止法です。昭和何年かは忘れましたが、それ以前とそれ以後とでは、いろんなことが随分変わってきています。
それまでは、赤線青線といわれるものがあり、手軽に?買春が出来ました。これは金銭で性行為をすることです。
売春が禁じられてから、では、性産業がなくなるかといえば、なくなりませんでした。禁止されたのは、金銭での性行為です。簡単に言えば、本番といわれる行為です。そこで、ソープも表向き、本番はなし、個人交渉でということになってます。
多くの他の業態では、その他の方法を追求しました。それでオーラルが大繁盛したわけです。
かつての赤線青線では、今のソープような高額なものばかりではなく、比較的安価な金銭で行為を持てる場もありました。その価格帯の需要がそっくり、ヘルス等に置き換わったという風に見れば、本番が減り、オーラルが増えた、それが一般に広まってきたという風に見えます。
ついでに、もう一つ、売春が禁じられて顕著になったのが、未婚女性の性体験が増えたことです。売春が認められてた時代は、素人の未婚女性が性経験を持つことは、相当なプレッシャーがありました。
私は50代です。私たちの世代では、バージンのまま結婚する人はかなりいました。オーラルなどというものは、商売女の技法と思ってました。
昨今の風潮で、随分と自由奔放に未婚女性が性を謳歌することに、かなり抵抗を覚えている世代です。オーラルがかなり一般的になっていることも驚愕しています。
避妊の面での需要があるのかとも思うのですが、私たちの時代と比べても、コンドームも入手しやすいですし、価格的にも安くなっていると思います、ピルも安全になっています。となると、やはり、嗜好の問題なのかなと思わざるを得ません。
気になるのが、ヘルス等で男性が奉仕されることに慣れてしまって、受身になっていること。普通の恋人間でもそういう行為が普通になって行きつつあること、これがレスの問題と関係があるのかないのか、気になってます。
それとやはりAVの影響は大きいでしょう。
つまり、AVやヘルスという性産業の手に落ちてしまっている。そんな感じがします。