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映画制作の期間内訳とは?
- 映画制作期間の内訳とは、映画の制作にかかる期間を段階的に分類したものです。
- 一般的には、立案や脚本、キャスティングやスタッフ編成、ロケハンやクランクイン直前、クランクインやクランクアップ、編集や監督ラッシュ試写、初号試写から公開までの段階があります。
- 具体的な期間は映画によって異なりますが、制作期間一年の場合、撮影には2〜3ヶ月ほどかかり、その他の工程もそれぞれ数ヶ月程度かかることが一般的です。
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具体例ですと、私の持っているDVD『リンダリンダリンダ』初回版の ブックレットにプロデューサーのプロダクション・ノートがあります。 企画立案から完成まで二年半とのことです。 企画~脚本初稿~監督決定 これに一年半かかっています。この映画の場合、プロデューサーが 企画を暖めていた期間が約一年ほどあるようです。具体的には、 この映画のための制作会社を設立、音楽ありきなのでレコード会社 担当者への協力要請、そしておそらく資金繰りの基礎固めなども しているのでしょう。 監督決定~キャスティング~契約 これに半年かかっています。同時に脚本をブラッシュアップして 第三稿を仕上げています。またこの期間の後半、平行して ロケの肝となる箱(この映画の場合は学校)のロケハンをしています。 スタッフについては記載がありませんが、監督が主導して集めたのかも しれません。 撮影期間 2~3ヶ月というのは長すぎます。ハリウッド映画の大作レベルです。 本作の場合、実数25日です。 編集~0号~初号 3ヶ月ほどのようです。この期間の前半、音楽録りも行っています。 このプロダクションノートを読むと、関わる人数が一気に増えていって から完成までは、2004年2月から12月の一年弱ということになるようです。 一般公開は2005年の7月でした。
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- ucok
- ベストアンサー率37% (4288/11421)
最近は、劇場用パンフレットや公式サイトに、詳細な日誌を載せる邦画監督が増えましたよね。それを見れば一目瞭然です。手元にあるものでは、『誰も知らない』のパンフなどに載っています。ご質問の意図は何でしょう。
- mozofunk
- ベストアンサー率39% (503/1279)
映画には様々なバジェットがありますから、一概に何が平均とも言いにくいですが、 どうしても大きなセットを作るには図面制作からセット完成に二から三ヶ月 以上はかかります。 私が経験した最長記録は『乱』です。 黒澤明監督作品『乱』記録85という本によると 構想・準備 9年 1975年監督と井手雅人氏脚本に着手からはじまり 製作日数 273日 撮影実数 118日(1984年6月1日から85年2月28日) 撮影に使用したフィルム25万フィート 製作スタッフ延べ人数 3万人 出演者延べ人数 12万人 出演馬 頭数 15000頭 総制作費 25億円(1985年3月1日現在) 84年6月に撮影開始と時期を同じくして富士山の5合目太郎望あたりに三の城と 一の城二の城の門(飾り換え)オープンセットを建築開始撮影隊が撮影に入ったのが 85年10月半ば 確か撮影用の台本は第30稿だったと思います。 私は美術の助手フォースとして、84年の2月から85年の2月までの約一年間スタッフ契約して頂きました。
お礼
丁寧な回答をありがとうございます。 撮影期間は短いものなのですね。 それよりも監督が決まってから撮影に入るまでの方が結構時間がかかるのですね。 ありがとうございます。