ミニコンポ本体とスピーカーの間が短いのでしたら,一度に・・・でなくても良いですから,何組か買ってみて,自分の好みを探すのも結構楽しいものですよ。
たいてい,線材は銅なんですが,中には銀なんて言うものもあるます。
銅はやわらかい音が特徴で,銀はキラキラした音が特徴です。
面白いのは,銅線に銀メッキしたスピーカーコード。
低音はやわらかい音なのに,メッキの精度にもよるのですが,高音はキラキラした音になるんです。
銅線に金メッキしたスピーカーケーブルと言うものもあって,これは,低音がやわらかい音に対して,高音はキンキラキン。
銅線も6N(つまり,銅の純度が99.9999%)くらいになれば,透き通った感じの音がなります。
アルミニウムのスピーカーコードは,一昔前のパンクが似合いそうなギンギンした音になりますね。
つまり,線材1つ違うだけで音が変わってしまうと言うことです。
同じ線材のスピーカーコードでも,撚り線を構成する1本1本の線の太さでも音は変わってきます。
もちろん,撚り線そのものの太さでも音は変わります。
まぁ,想像はつくと思いますが,撚り線全体の太さが太ければ,また,構成する1本1本の太さが太ければ,その分,音に迫力が出るようになります。
特に,低音が前に出てくるような感じになるのです。
で,不思議な話ですが,スピーカーコードをカバーしている(つまり,被膜の)材質でも音が変わるのだと言う話です。
こちらは,試したことはないのですが・・・。
残念なことに,スピーカーコードの試聴と言うのは,どのお店でもやっていないと思います。
ですから,このような楽しみ方をする場合,どうしてもある程度の金額がかかってしまいます。
でも,それでも,あえて,このような楽しみ方をお勧めしたいと思います。
なお,LC-OFCのことですが,無酸素銅線のことはOFCと呼び,LC-OFCはOFCを改良したものと記憶しています。
また,OFCの銅純度は99%,LC-OFCの銅純度は99.9%だったと思います。
他に,4N-OFC(銅純度99.99%:単に4Nと書くこともあります)と6N-OFC(銅純度99.9999%:単に6Nと書くこともあります)と言う銅線もあります。
もちろん,銅純度が上がりますとそれだけ値段も高くなりますよ。
mosonoさんは,大阪に,または,大阪に近いところにお住まいだと思いますので,家電を扱うお店よりもオーディオ専門店に行かれるほうが良いと思います。
私は行ったことがないのでよく知りませんが,日本橋あたりに行けば,スピーカーコードを切り売りしているお店が見つかるのではないでしょうか。
お礼
何度も何度も本当にありがとうございました ケーブルはちゃんと接続しています。