どのような土でも大丈夫です。乾燥していても平気です。
ただ、土の種類によって、窯で焼くのに最適な温度・焼く時間の長さが異なります。新しい土で制作したい時は、事前にテストピースを作ってその土に適した温度などを調べます。そのため、今回の場合はブレンドする際には、よく混ぜることが大切です。
制作時には陶芸体験で用意される土に最適な温度と時間で焼き上げると思われます。なので、地元の土と用意された土の性質が似ていれば問題ありませんが、異なった場合、窯だしした時に割れている可能性があります。ごく少量なら大丈夫だと思われますが、確実ではありません。
また、参考資料『秘土巡礼 土はきれい、土は不思議』執筆者 栗田宏一さん INAX出版 から引用いたします。「土は採ってきたそのままが一番きれいだ」「~中略~ 土の中に入っている植物の根っこや炭化物など、有機物が色の美しさを出すのを邪魔するものだということもわかってきました。それだったら乾燥させ、ふるいにかけて、それらを取り除いてみようと。~中略~ 陽に当て乾燥させ、ふるいにかけ有機物や石や砂利を取っていくと、土は細かな粒子、パウダー状になり、より鮮やかな色を出しはじめたのです。」この本には、本当にきれいな土の写真が多数、掲載されています。なのでこの方法はお勧めできます。
≪乾いた陶芸用土の再生方法≫
陶芸用の土も空気にさらしておくと乾燥して固まってしまいます。そうした場合、どっぷり水につけて水分を吸わせます。一晩おいてから上澄みの水を捨て、ドロドロの土を取り出します。そして吸水性の良い、木の板などの上で乾燥させます。そして水分がとび、手で扱いやすくなったら手で練って制作しやすい硬さにしていきます。練って、乾燥させて、の繰り返しで土を制作しやすい様に再生させます。
地元の土を採ってきたら、上記のようにして粘度状にしてみることをお勧めします。
また、実際に土をブレンドする場合は、陶芸体験の講師の方に相談されると良いかもしれません。
素敵なお茶碗が出来ますように☆
お礼
ご回答ありがとうございます。 そうなんですかぁ! 希望が出てきました。 なんか、楽しみです(^-^)