私立大学ですが、政治学科の出身で、博士号を持っているものとして一言。(博士号は政治学じゃなくて、政策科学ですが)
質問者さんは政治学にこだわっているようですが、政治学の概要やその中にある様々なジャンルを理解したうえでのこだわりでしょうか?
政治学と関係のある分野、その影響を受けた政治学のジャンルがどんなものか理解しているのでしょうか?
政治学は、哲学、社会学(選挙分析だとこれに統計も)、経済学やゲーム理論、法律学など様々な学問の手法の上に成り立つものです。
また、行政学のように政治学と大きく重なりつつも、より実学志向の分野もあります。この行政学を扱う場合、公共部門の経営を研究するため、財政学、さらには経営学との関係も深くなります。
はたして、純粋な政治学なるものが存在するんでしょうか?
私には、この質問自体にどのような意味があるのか疑問です。
さらに、外国の政治や国際関係を専攻したいなら、法学部よりも国際関係学部に行く方がよい場合もあります。国立だと、東大教養学部や東外大[外国語学部]、筑波の国際学類、京大総合人間学部などでも勉強できます。特に東大の教養学部・総合文化研究科は、外国の政治や国際関係の研究で日本でも指折りの所だと思います。また、大学院からですが、京都大学アジアアフリカ地域研究科のような特定の地域に極めて強い所もあります。
もう少し、世の中に何があるのか理解し、自分のやりたいことが一体何なのか整理してから、物事を考えるべきだと思いますk。
補足
法学部の中に政治学の講座というスタイルではなくて政治学として独立している学科がある国公立大学を教えてください。質問に不備があったことをお詫び申し上げます。