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バンドにおけるベースの役割について
大学の軽音部でベースをやっている者です。 そこでバンドを組んでいるのですが、よく「ドラムがこけたらベースがフォローしろ」と言われます。 このフォローとは具体的に何をすればいいのでしょうか? 現状としては、ドラムがあまりベースの音を聞いていないようなので、ベースの自分が全体的にドラムのリズムに合わせている感じです。 ちなみにバンドのドラムは初心者で、テンポの速い曲になるとよくモタります。
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これは、ベースの質問者の方のレベル、ドラマーの方のレベル、そして他のメンバーを含むバンド全体のレベルや、やっている曲のジャンル、難易度とともにその難易度とバンドレベルの関係、何よりバンド全体の音楽に対する雰囲気…なんていう、抽象的な事も含めた要因が複合的に絡んでくるので、ベーシストが10人居れば10人とも、細かいアプローチ方法は違うと思うのですが… それを前提に「私の場合」だけつらつら言えば…ですが… まず『チーム力を高める』的なフォローというのは、多分質問者の方には言うまでもないと思いますが、ドラムとベースの2人だけの練習機会を多く持つ等をして、ドラムの自力スキルアップを手伝うとともに、もっとベースを聞かせて「ドラムとベースでリズムを作っていく」という事についてコミュニケーションと相互理解を深める…っていう、ちょっと教科書的な言い回しですが、でもやっぱりそういうのは要るよなと。 練習中なり本番なりでドラムが転ける…ということに対するフォローとしては、私の方法論では 1)まず、ベースとして「ドラムが転ける予兆」を確実に掴む。 2)転けた時の方法としては (a)転けたドラムのリズムにとことん合わせてやる (b)ドラムが復旧するまでベースだけでバンドのリズムを維持する (c)その時バンドで最もリズムを失していないパートに合わせる のどれかになるので、その時その場で(a)~(c)のどの手を使うか一瞬で決断し、その決断がバンド全体に伝わるようにする。 3) (a)の場合 ・転けたなりのリズムでバンド全体が少しでも早く復旧できるよう、ドラムを引っ張って元に戻す。 ・その間、バンド全体が崩壊しないよう、他のリズム刻みをするパートとアイコンタクトを密にとって「リズムから外れたパート」が出ないようにする (b)(c)の場合 ・ドラムが転けっぱなしでもバンド全体が崩壊しないよう、他のリズム刻みをするパートと協力してリズムを維持 ・そして、ベースとしてはドラムの『復旧ポイント』をドラムになんとか明示し、例えば「この次のコード展開の所から」みたいな感じにパッと復旧できるようドラムが入れる隙間をリズムに作る なんてとこになりますし、実際、弾きながらそういうことは常々考えていますね。 例えば 「もしここでドラムが転けたら、ここはギターもリズム刻んでるからドラムは無視してギターと合わせてリズムを刻もう」 「次の展開に入ってからだと、リードはフリーに弾くからもしドラムが崩れたらベースはドラムに無理無理合わせよう。リードは間を調整してくれるはず」 「ここからここまででドラムが転けたら、2番の手前の間奏でベースが譜面と違うルート8分に切り換えて、2番の頭からドラムを引き戻そう」 …とかとかね。 まぁ質問者の方がそのまま応用できるかどうかわかりませんが、そういう奴も居てるという事で(^^ゞ ただ、私はそういうモノの考え方で常々ベース弾いてますから、ライブやった日にゃ精神的にはメチャクチャ疲れます(^^ゞ、長年やってますが、自分だけのペースで忘我の状態で吹っ飛んで弾いた事など一度もないです。なので、頭真っ白にしてリード弾いてるギタリストの事は、ちょっとうらやましい時もあるけど(^^ゞ、私にとってはペースはそういうパートなので、不満はないですけどね。 とはいえ、リードとタメを張るようなスラッププレイを売りにしているようなベーシストの方だと、多分私とは全く違う意見とアプローチ方法が出てくるでしょう。
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- maruhisa
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30代前半♂、元バンドマンでギターを弾いてました。 質問者様はドラムを叩いた事ありますか? ドラムセットに囲まれて一生懸命ドラムを叩くと周りの音ってあんまり聞こえないもんですよ。練習でリハスタに入るだけなら尚更です。 ドラムさんに周りの演奏を良く聴くように指示しましょう。 聞こえないと言うならモニターの音量をあげてあげましょう。 と、前置きはさておいて、ベースとドラムはリズム楽器です。この2つのパートが安定しているバンドはうまく聞こえます。 ドラムがこけてもベースがキチンとリズムキープをすればいいと思います。練習にメトロノームを使っていますか?絶対的なリズムを身につければ問題なくなると思いますよ。
お礼
回答ありがとうございます。 ドラムは遊び程度に少し練習したことがありますが……。 確かに叩いてるときは全く余裕がないですね(汗 メトロノームは使っているのですが、絶対的なリズム感となると…。 やはりベースは徹底的にリズムトレーニングをしていくしかないんですかね。
>ドラムがこけたらベースがフォローしろ 回りのパートが期待するときによくお願いする言葉です。 演奏中にフォローしようとがむしゃらになっても、 そのドラムこけに対して本人が気づいていなければ、 なんでベースは走るんだということになって、 リズムずれずれパターンもあります。 個人の下手さでこればかりはどうしようと思うのですが(笑 思うに、 演奏中に引っ張ろうと、ドラムをコントロールをしようと思っても、 その意志表示、コミュニケーションをドラムが気づかないことには何も始まりません。 嫌悪感をつくることなく、「今のドラムは・・・だからもう一度注意していこう」 みたいなバンドサウンド途中でストップと注意点をだすのもフォローだろうし、 リズム隊だけの練習でもたついたときのアイコンタクト、 ドラムに釣られるのもツライですよサインとか、 ベースの音を聴けよサインとか、 態度でもいいのでコミュニケーションしている練習がないと演奏中も同じように行かないでしょうね。 バンドサウンド中でドラムとベースでリズムの体感を学習してもらう必要が初心者ドラマーには必要です。 演奏中、休憩中にリズムについて適確なアドバイスをする、 リズム取り戻しのサイン、態度を見せる、聴かせるが演奏外でも行っておく というのが「フォロー」ではないでしょうか。 少なくとも「お前はもたつくからダメなんだよ」では指摘だけであり、 ドラム初心者、バンドメンバーへのフォローではないと思います。
お礼
回答ありがとうございます。 結局ドラムは抜けてしまったので、今度のドラムとは積極的にコミュニケーションをとるようにします。
>ドラムがあまりベースの音を聞いていないようなので と言うことなので、逆にベースのご質問者さんは全体を聴きながらプレイ出来ているのですね。 フォローとしては、ドラムスがコケた時にすかさずメンバーには解るようにちょっとリズムを強調します。その時に他のメンバーとアイコンタクトが取れればベストですが、そうでなくてもメンバー同士が音を聴き合っていれば修正出来るでしょう。 しかしそれもとりわけドラムスがベースを聞くゆとりを持っていればの話で、リズムを修正しようとするベースの意図を瞬間に察知出来なければベースの努力も無駄になって修正は不可能になりバラバラリズムを聴衆に印象付けてしまいます。 ドラムスが初心者でゆとりを持った演奏が出来ないのであれば、方法は; 1)ベースはドラムスのすぐそば斜め前に立ちます。それで嫌でもベースの姿がドラムスの目に入ります。 2)ベースがリズムをフォローする時はリズムを楽器の音だけでなく体で強調します。 これでドラムスをサポートしてあげて下さい。
お礼
回答ありがとうございます。 自分でもすぐに実践できるような例でとてもわかりやすかったです。
お礼
回答ありがとうございます。 結局いろいろあり、ドラムは抜けてしまったのですが……。 自分ができるかはともかく、とても参考になりました。 今度からはいろいろと考えながら演奏しようと思います。