ウェーダーの素材には、ネオプレーン素材、透湿性素材(ゴアテックスやエントラントなど)、非透湿性素材(ナイロンやゴムなど)があります。
素材の特徴として、ネオプレーンは発泡性があるため柔らかく身体にフィットして特に寒さに強いです。ダイビングのドライスーツをイメージしてもらえばよいかと思います。欠点は夏場は暑過ぎる、蒸れやすいなどでしょうか。透湿性素材を使ったものは内側の水分を発散しますので蒸れにくく(といっても水中で果たしてどのくらいの効果があるのかはちょっと疑問ですが)軽いため最近よく出回っています。非透湿性の素材のものは蒸れやすいのが欠点ですが比較的頑丈で安価なのが特徴です(ゴム製は最近見かけません。ナイロン製がほとんどでしょう)。
ブーツは別、ということであればストッキングタイプのウェーダーになりますので、ネオプレーンか透湿性素材のものになるでしょう。厳冬の北海道で釣りをするならネオプレーン、そんな寒い日には釣りに行かないのであれば透湿性素材を選んではいかがでしょう。ただウェーディングシューズも購入しなければならないので、予算的にかなり厳しいような気もします。
ウェーダーに何を求めるか、によって選択は変わってくると思うのですが、個人的にはいろいろ履き比べた結果「丈夫で長持ちで安価」がいちばんという結論に達し、ナイロン製のブーツフットタイプ(ブーツが一体になっているタイプ)をいちばんよく使っています。
頑丈さで選ぶときにはネオプレーンなら5ミリ厚以上で膝や尻の部分に補強をしてあるもの、透湿性なら膝や尻に厚みのある(3レイヤーとか5レイヤー)のもの、ナイロンなら420番手のものを選ぶといいかと思います。デザインは好みが人それぞれだと思いますが、メーカーが違っても実は製造工場はほとんどいっしょです(たいてい台湾とかの工場が各メーカーのものを一手に引き受けています)ので特に思い入れのあるメーカーがなければどのメーカーを購入されても一緒のようなものです。
お礼
ほほぉ~! かなり参考になりました! 「有名メーカー=良」という、なんとも日本人の考えだったので。。 アドバイスを参考にさせていただき、良いものを探そうと思います。 ありがとうございました!