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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:柳生新陰流の 「 無刀取り (むとうどり) 」 について)
柳生新陰流の「無刀取り」について
このQ&Aのポイント
- 柳生新陰流の「無刀取り」は、柳生家に伝わる秘伝の技であり、相手が剣を構えている状態でも、自分は刀を持たずに素手で相手と戦い勝つことを目指すものです。
- テレビの時代劇では、無刀取りは相手をにらみつけて全く隙を与えずに攻撃できなくなった相手から降参させる描写がされることがあります。
- 具体的な技法や使い方については詳細はわかっていませんが、合気道のように相手の攻撃を利用してねじ伏せるような技である可能性があります。
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質問者が選んだベストアンサー
「無刀取り」は、無刀の位とも呼ばれる柳生新陰流の極意のひとつです。 あいにく、滅多に公開されるものではないので、実際に柳生新陰流宗家の無刀取りを観たことはありませんが、NHK大河ドラマの中で二度ほど観たことがあります。一回目は、「春の坂道」の萬屋錦之助さんが演じる柳生宗矩の、二度目は「武蔵」の藤田まことさんが演じる柳生石舟斎の殺陣です。 お二人とも、右足を前に、大きく足を開いた姿勢で背中を丸め両手をだらりと下げるという身構えから、じりじりと相手に接近し、こらえきれずに相手が正面に斬り込んでくる拍子の裏をとって懐に入り、その刀を取り上げるというもので、合気道の入り身に似た動きでした。 これが、どれだけ本当の無刀取りを模したものなのかは分かりませんが、柳生新陰流21世柳生延春氏と親交のあった作家、津本陽氏の「柳生兵庫助」には、背中を丸めて両手をだらりと下げた身構えを「一円」の構えとして、上記と同じ理合いの無刀取りが描写されていますから、かなり正確に柳生家による武術指導があったのではないかと思います。 ただ、江戸柳生の流祖である柳生宗矩の「兵法家伝書」によると、無刀取りは、必ずしも刀をとる必要はなく、相手を制すればよいこと、そして相手を恐れず敵の間合いに入り「斬られて取る」という気構えが大事であるとのことですから、技術というより、柳生新陰流の特徴たる相撃ちの極致を示す気構えであり、形にこだわるのは却ってその本質を損なうものであろうとも思います。
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- santana-3
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回答No.1
確か、相手が上段から切りかかってきた場合、その攻撃をかわし、相手の懐に飛び込んで急所に一撃を加える(考えてみてば普通)と。
お礼
詳しい解説、どうもありがとうございます。