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世慣れているか、あるいは世間知らずか・・・そうした目で見るなら、生涯を通して、つまり死ぬまで・・・と言っていいと思います。８０才だって１００才だって世間知らずの人はあくまでも世間知らずですから。 ただ、それで世の中になんの不自由もなく通るか、あるいは通らなくて失敗したりバカにされるか・・・という尺度で考えれば、それはひとえに環境次第、ひとり孤島で生きているなら、世間知らずで一生を過ごしたってなんの痛痒もないでしょうし、他方、しのぎを削るような環境に生まれたら、５才の子供でも生き抜くために抜け目なく立ち回るでしょうからね。 でもまあ、普通一般として考えるなら、学生時代は世間知らずもご愛嬌として許されますが、社会人になったら、そうそう世間知らずでは通らない。他人にバカにされるだけでなく、本人もたぶん失敗で苦しんだり何かのことでとかく損をしたりしやすく、遅れをとりやすいものと心得るべきでしょうね。
