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デッサンの学習方法について迷っています

受験用や趣味の絵画ではなく基礎力をつけるという意味でデッサンの勉強がしたいのですが、経済的な問題で美大などには通えません。 ひたすら独学、美術教室(趣味ではない)に通う、通信教育、ネットでの添削、色々とありますが、こういう場合どんな方法がベストなんでしょうか。 ちなみに、西洋式の”面”で陰影を表現する技術と、輪郭を正しく取る”線”の技術のどちらもバランスよくつけたいと思っています。結果的にはイラストなどでリアルな陰影をつける技術に役立てばと思っています。(この能力にデッサンは不可欠ですよね) 枚数をこなすことが大事と聞きますがやはり添削は必要だと思うので通信教育がネット添削と違って実物も送れるということでも良いのではと思っています。 しかし、美術教室に通ってリアルタイムで指摘してもらう、口頭で説明してもらう方がずっと効率がいいのではないかとも思うのですが、それらの「通うメリット」が本当にデッサンの上達に大事なのかどうか分かりませんし、近くにそういった施設が無いので交通費、もしくは引越しが必要となり、金銭的にそれは避けたいです。 ひたすら枚数をこなしていくだけで良い、などとも聞きます。 実際に上達した方の意見が聞きたいです。

質問者が選んだベストアンサー

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回答No.4

高校生のとき、美術系の大学に入るために予備校に通っていました。 有名な予備校ではなく、個人塾のようなところです。(今はもう潰れてしまいましたが) まず質問者様が何のためにデッサンを学ぶのか?というところが大きいのですが・・・。漫画を描くため?イラストを描くため?油絵などのファインアート?「デッサンそのもの」を描きたいため? そのへんをさておき、美大入学できる程度のデッサンをできるようになるのを目的とした場合、やはり自宅学習と予備校では大分違うと思います。 一番大きいのは、講師や先生が、目の前で実践してくれる部分でしょうか。独学でも通信教育でも、所詮は文字での説明です。百聞一見にしかずのとおり、実際に目の前で作業過程を見れるのとは大分違います。 特にデッサンなどは目で見て、脳で考えて、手で覚えて…という、論理的な部分と感覚的・肉体的な部分が混在してるので、文字での説明だけで本当に理解するのは難しいと思います。 あと、自分の絵を客観的に判断してくれる人、添削してくれる人の存在も大きいですし、他の回答者様も答えているように、他の生徒の作品を見れる、批評を聞ける、自分と比べることができるのも大きいです。 私の行っていた学校では合評といって、一面に生徒達の作品を張り出し、全員の見ている前で批評をしてゆくのを週何回か行っていました。 自分ができてないことをできている作品を実際に見て、比べて、先生が説明をしてくれると、やはり理解が違うと思います。 たとえば、途中まではうまくいくのに、途中からいつもなぜかおかしくなってしまう場合など(よくあります)、先生がずっと過程を見てくれていると、「そこでそういうことをするから、よくない」というように指導してくれることもあります。 ただ、ここが難しいんですけど、結局予備校によるという部分は大きいと思います。 私が通っていたところは自分ではとても良かったと思っていまして、デッサンでも色彩構成でも、その後行った大学よりよほど勉強になりました。 しかし夏休みだけ違う大手予備校の夏期講習に通ったときには、大学生のバイトが「おもしろいじゃん」「ふーん」「俺は好きだけどね」など、適当に個人の感想を言うだけで、特に勉強になったとは思いませんでした。 これは合う合わないもあると思うので、しばらく通ってみて合わなかったら他のところを探してもいいかもしれません。 あるいは、まず通信や教本などで独学でやってみて、どうしても行き詰ってから、教室に通うのもいいかもしれませんね。

その他の回答 (3)

  • cookiy
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回答No.3

まず先にこのことを言わなければならなかったと思うのですが、 質問者様の現状と最終目標がなにかわからないので、自宅と予 備校の話について具体的に答えるのは難しいのです。 たとえば、ある程度のレベルに達している人が漫画家になるた めに漫画の専門学校に行くべきかと聞かれたら、そんな無駄な 時間を過ごさないで持ち込みをしたほうが早いと答えますし、 下手な人の場合は、学校に行くべきだと答えます。 今回の予備校云々の話もそれに似ています。"リアルな陰影を つける技術"が何を目指すための技術でどの程度のレベルの技 術に達することが目標なのか、質問者様のレベルが現在どの程 度なのかによって、回答は変わってしまいます。

  • cookiy
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回答No.2

学校通いは無理だそうですが、美術教室に通うメリットを疑問として もちだされているので、ここでは美大予備校のメリットについてご説 明します。 その前に、なぜ美術教室ではなく予備校について説明するのかという と、「美術教室」という看板が掲げられている場合、大部分は趣味の 人の受け入れが目的であり、本格的な技能を身につけるためのカリキ ュラムなどは組まれていないからです。 美大予備校の場合は、もちろんいい学校悪い学校がありますが、ある 程度の予備校ですと講師陣は現代的な美術に造詣の深い人あるいは作 家であり、学生は美大→プロを目指している人たちです。 予備校によってはデッサン優秀作品の現物を資料として蓄積して、閲 覧可能にしています。また「デモンストレーター」といいまして、東 京の美大芸大からデッサン優秀者を呼んで、学生にデッサンを見せる などのことをする学校もあります。 したがって、質問者さまがお考えなのはおそらく「予備校」とよぶべ きタイプの学校のことだと思います。 さて、予備校に通うメリットについてですが、字数の都合で、1.標準 的なデッサン力が身につく2.モチーフに困らない については割愛し ます。おそらく想像がつくと思います。 重要なのは3.他の学生の作品をみることができる。です。 塾通いのメリットとして「先生に見てもらえる」という自分対講師の 関係を考えがちですが、実はそうではありません。 自分と同じ立場の他の画学生の作品を見るというのが学校通いのもっ とも大きなメリットです。 たとえば、自宅で静物デッサンを描くことを想像してください。どん なにがんばっても一枚では、一枚分の描画過程、構成、描画表現の勉 強にしかなりません。 しかし一クラス三十名の塾の場合はどうでしょうか。 自分が描くのと同時並行して、他の学生も描いています。同一の課題 で、自分では考えもつかなかった構図や表現スタイルが三十人分の量 で描かれていくのです。そこで彼らの仕事の流れ、表現を見ていくこ とができるわけです。課題が終わった後には作品を並べて講師に批評 をしていただくことになるのですが、ここで自分の作品を相対化した り、ひとつの課題が三十通りの答えになるさまをみたり、それらの作 品のよい部分、悪い部分の批評を聞いて学んだりすることができるの です。 大げさにいえば、数十人分の経験を一度の課題で学べるのです。 このようなやり方で予備校だと一枚一枚を積み重ねていく毎日になり ます。自宅で描く一枚とはかなりの差がつくことがおわかりいただけ るかと思います。 誤解のないように付け加えておきますが、ここでは予備校が結論だと 力説しているわけではありません。あくまで、学校に通うメリットの 一例として予備校の合理性、効率性について述べているだけだという ことを付け加えておきます。

a352378775
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 不明瞭だった予備校のメリットについて少し理解できました。 ただ、デッサンの添削サイトなどでも他人の作品はかなりの数展示してあります。それを参考にしながら自宅で同じ課題に取り組むとしたらリアルタイム性以外はさほど違わないのでは、と少し思いました。 自宅での学習と予備校でどれほど違うかについてもう少し意見が聞きたいです。

noname#107554
noname#107554
回答No.1

こんにちは。 私も元々漫画やイラストの方面に興味があったのですがデッサンなどの知識がなかったので美術系の学校へいって習得しました。 デッサンの種類ですが確かに陰影(面)で描くタイプと最初に形を線でとらえるタイプのデッサンがありますがこれは入試とかだと好まれるデッサンとかがあるので重要ですが個人でやる場合には普通にデッサンをしていれば両方ともある程度は関わってくる部分ですのでa352378775さんの好みの描き方でいいと思いますよ。 デッサンやクロッキーはあまりイラストなどになると「必要ない」という意見をなぜか聞くのですが個人的にはとても役立ってます。 デッサンをしていると陰影もそうですが他にも質感とかも描き分けれるようになってくるので楽しいですよ。 リアルよりな絵も描きますし2頭身くらいの絵も描きますが別にデッサンをやって描けなくなったということは無いですし。 ただ私は学校に入学するのにデッサンが必要だったので中学の美術の先生に教えてもらったのですが最初は誰かに教えてもらったほうがポイントが分かりやすいというのはあると思います。 そういう専門の書籍も予備知識がないとなかなか理解しづらいですしね。 しかしa352378775さまの目的は美大入学とかではなくイラストのための能力向上ですから美術の教室(画廊)などへ通うとお金もそれなりにかかってしまうので態々そこまでするのもどうかと思いますね。 とりあえず中を見れる大きめの書店などでデッサンの参考書のようなものを買いネットでもデッサンを批評してくれるサイトもあるのでそこにアップロードしてみるのも方法としては全然ありだと思います。 ただどうしても評価してくれる人がいなかったり課題として描く必要性が薄くなるので上達のスピードで言えばどうしても遅くなるかとは思います。

a352378775
質問者

お礼

詳しい回答をありがとうございます。 とても参考になります。