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フライロッドで
カーボンロッドとバンブーロッドについて教えてください ロッドにおけるトルクとはどう言った意味でしょうか? 反発力との違いを教えてください。 よろしくお願いします。
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- gogii
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はじめまして。 トルクと反発力の違い・・・ 反発力はお分かりかと思いますが、ロッドを曲げてからもとに戻るまでの速さであると思います。 しかしながらトルクとは?ほかに良い表現がなかったのでトルクという言葉が使われていると思うのですが、ある質量をA地点からB地点へ運ぶ強さ・・・とでも言い換えることが出来るのではないでしょうか。フライフィッシングに置き換えればカーボンロッドでは反発力は強いのですがロッド自体に重量がないため力の減衰が早く、逆にバンブーロッドはソリッドでロッド先端が重いためティップスピードは遅くても力の減衰はカーボンに比べて緩やかである。要はロッドが曲がった量に対して運動エネルギーの持続がフロントヘビーであるバンブーは良い・・・このことが皆さんが言われている”トルク”という表現になるのではないか、と解釈しております。仮に同じスピードでラインを放出すれば、同じ運動エネルギーをもっているのですから、ライン自体に力がある・・・とかトルクがある・・・などの表現は不適切であると思います。あくまでロッドを振った時の力の入れ方に対するラインへの力の伝わり方が違うということです。
- ウラ漁師(@uraryoushi)
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どうも、釣りバカみたびです。 今まで愛用していたXPのPCがHDD容量不足で答えたくても答えられなかったんっすが、まさかのVistaベーシックエディションのPCに買い替えてめでたく回答させていただきますわ。 ラインって、フライラインのことだったんっすね。 さて梶原一騎原作の『巨人の星』で、伴宙太が生まれて初めて星飛雄馬以外のピッチャーのボールを受けて「むむ!こ、これは…」と、豪速球投手の星君の弱点を体で知ったんっすわ。 伴宙太に指摘された父ちゃん・星一徹が 「飛雄馬、お前の球は、尋常でないほど速いが、軽いのだ!!」 と暑苦しく絶叫して飛雄馬、いつもの通り奈落の底に突き落とされるんっすわ。 父ちゃん・一徹は 「これはワシのミスじゃ!飛雄馬に大リーグボール養成ギブスで筋力をつけることに力を注いだばかりに、体重をつけて球に重さを乗せることを怠ってしまったのだ」 的な事言って、 「飛雄馬よ、速い球はバッターの目が慣れれば打つことは可能だ、お前の球は軽いだけに、一旦当ててしまえば簡単にホームランになってしまうのだ」 的な超暑苦しい事言って、豪速球投手・星飛雄馬は本当に打たれまくっちゃうんっすわ。 マンガの流れ的には『ホームラン製造マシン』になっちった飛雄馬はちょっとやそっとじゃ打てない魔球の編み出しに必死になるんっすわ。で、大リーグボールっつーのができたんだよね。 っつー事でグラファイトロッドでフライラインが飛ぶのは背がチャイチーで体重が軽い星飛雄馬の豪速球みたいなもんっすわ。で、バンブーやグラスだと…野球で言えば松坂の投げる球的に重たさで速い球なんっすわ。 確かにスピードガン的なもので厳密に計測すればバンブーなんかよりG-LoomisやSAGEやVAINCREなんかのグラファイトのほうが絶対的な反発力がハンパないのでおっしゃる通り速いっす。 でも#6よりカイデーなウェットフライ投げるのはしんどいし、横風に流されたりするでしょ?これはトルクがないから。 松坂的な重たいループだと重さを乗せないとヘニャヘニャで変なんなっちゃう。けど重さをうまく乗せるとそれこそ松坂的に気持ちよく勢いに乗って飛んでいく、だから結果速い、っつーループになるんっすわ。 だから#4のウェットフライをドロッパー組んで2つ付ける、的な本流のウェットの釣りでは今でも愛用されているし、湖沼や渓流では風に負けたくねえ的に選ぶ人がいるんっすわ。もちろん掛けてからのトルクの違いにも選ぶ理由がたくさんあるんっすけどね。 っつー事でPCのデータ整理&移植が済んでようやく回答できましたが、フィーリング、伝わったでしょうか?
- ウラ漁師(@uraryoushi)
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どうも、釣りバカ再びです。 トルクって底力とか粘りっつーニュアンスだから…ラインで言うならナイロンで考えると 「伸びてるよね?今、伸びてるよね??切れんじゃね?これ、切れんじゃね??でもなんか切れる気しねえ」 的なニュアンスじゃねえっすかね。 伸びてんだけど最後のひと筋的なものが残っているっつー感覚を、指してんじゃねえっすか?釣り雑誌、ここ10年以上読んでねえからわかんないけど。 ナイロンなんか、大物ヒットしたり思いっきり根掛りした時感じますわ。 それで正解ならPEなんか切れる時はあっけなく切れちゃうから『トルクがない』、フロロは実は伸びるラインだから割と『トルクがある』、っつー事だと思いますよ。『トルク』って単語を『底力』や『粘り』に置き換えても文章も言っていることもあっているから。
補足
すいません表現が明確じゃ無かったですね 「バンブーロッドだからループにトルクがある」なんて言う インプレを見た事があって、それって何だろうと思った次第です ライン自体のトルクではなく、ラインループのトルクです 私自身は、ラインスピードの上がりにくいバンブーで トルクのあるラインループと言うか、力強いループが ビシッとしたカーボンロッドに勝るなどありえないと思うんです もちろんバンブーはバンブーの味があるので大好きなんですが インプレで使われるその言葉だけは納得行かなかったんです どんな意味かもし解ればご意見を聞かせてください。
- ウラ漁師(@uraryoushi)
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どうも、釣りバカです。 こらまたピンポイントな回答者に対するご質問で、恐縮です。 ロッドの反発力はパワーとトルクの合わさったものなんっすわ。 っつっても答えになってませんね。 グラファイトの場合サカナがヒットしたらロッドが元の直線に戻ろうとする復元力を利用して引き寄せてきますよね?これがパワーっす。 グラウファイバーやバンブーにもこの復元力はありますが、グラファイトのビンビンな張りとは比べ物にならないっすね。つまりこのビンビンぶりがパワーって考えて構いませんわ。 これをクルマに喩えると、たとえば50km/hで走っていた状態から100km/hまで加速するのに必要な力を『パワー』っつーんすわ。ロッドでもある程度引っ張られた状態を50km/h巡行と考えると、フィーリングが掴めるんじゃないでしょうか。 反面アタリがズン!とかゴン!とか来た時ただ無抵抗に引っ張られるんじゃなくてある程度反発しながらロッドがしなりますよね?これがトルクっす。 これをクルマに喩えると完全停止状態から走り出すときに必要な力を『トルク』っつーんっすわ。 実際パワーがあれば十分と思うでしょ?実は私はそう思ってました。 でも『トルク』ってのは『底力』であって『粘り』なんっすわ。船釣りなんかではこのトルクがないと全然喧嘩にならないし、バスなんかでもスピナーベイトやクランクだとロッドに余裕がなくなっちゃって弾かれまくったり、フライのウェットの釣りでも流れに竿が負けちゃって弾かれたり竿が折れちゃったり…っつー事でロッドにはパワーだけじゃなくてトルクが必要なケースがあるな、と考え直したんっすわ。 でも『底力』っつーとアバウトすぎるし『粘り』っつーとパワーの対極にある感じで、1本のロッドにはパワーもトルクもあってそのどちらかが強いだけなんだよ、っつーニュアンスが犠牲になっちゃう。分かっている人には伝わるんだけどね。 っつー事で自動車工学用語を拝借してパワーとトルクって言葉を使用しているんっすわ。少なくとも私の回答と私のHPでは。 で、バンブーロッドの場合、基本トルクが強いロッドなんっすわ。 っつーのも基本ソリッドでしょ?正三角錐に削りだしたトンキンケーンを6本張り合わせて作った竿で、基本芯までびっしり詰まってるでしょ? 当然芯までトンキンケーンの繊維が詰まっているから重くなる、重くなると振った時重力の移動が発生してラインを飛ばす、っつーメカニズムっすわ。だからトルクのあるトンキンケーンは女性でも子供でも非力な男性でも、竿が勝手にラインを飛ばしてくれるから投げやすいっつー特性を持つんっすわ。 でもバンブーロッドでもかなり進化していて、トンキンケーンに含有されている油分を飛ばすために行われる火入れの時間を長くする事で表面のエナメル質をより濃いものにする、E.C.POWELLのようにトンキンケーンのエナメル質だけを削ぎとってそれをアメリカン・レッドシダーっつーマーティンのギターに使われている木材に張り合わせてさらに正三角錐にしたら必要最低限のシダーを残して削るっつー『セミホロー(中空)ブランク』、R.L.WINSTONのようにトンキンケーンの三角錐に直接必要最低限のトンキンケーンを残して削る『セミホローブランク』、っつーパワーを重視したバンブーロッドもあるんっすわ。 でも火入れ時間を延ばして徹底的に油分や水分を除去したブランクや繊維を削ぎ取ったセミホローだと軽くなっちゃうからトルクは小さくなっちゃう。 で、この違いを知っていると自分が何をやりたいかでロッド選びの基準が変わってきますよね? それに近年増殖しているバンブーロッドビルダーさんの中には『???』っつー人も少なくないので、セミホローのバンブー・ウェット・ロッドなんて言い出したら 「これはヤバイ、係わり合いにならないほうが良いね」 って、ドイヒーなものを掴まされずに済むっつーわけ。 長々と書いちゃいましたが、最後にトルクの強いロッドでサカナ釣ると、サカナ、横っ走りが激減するんだよね。トルクってのは「重く感じる」力っすから。
補足
ロッドのトルクについて 理解出来ました。ありがとうございます。 ある程度曲がってからの粘りのようなもので良さそうですね。 ところで、uraryoushiさんが云々ではなく、雑誌の記事なんかで見受ける「トルクのあるライン」とはどんなものなのでしょうか? もしお解りになれば教えて頂ければと思います それと、ピンスポット見え見えで質問してスミマセンでした(笑)
お礼
ご回答有難うございます おっしゃる意味は解るのですが、理解が出来ません 当方、カーボンもグラスもバンブーも使った事がありますが、 カーボンの繰り出すラインに対してバンブーのそれが勝るとは思えないんです。 それはラインスピードとラインの重量で慣性力が決定されるわけで、 後は、ループの幅でしか差は出ないはずですよね? そもそも野球でピッチャーが投げる玉の軽いとか重いってのは 本当に投げる人の体重で変わるのでしょうか? とてもそうは思えません。 ループの幅に関してはナローな方が空気抵抗が少なくて向かい風には強いでしょう では横風はどうでしょう?これはラインの重量とラインの太さが影響すると思います。 要するにフローティングラインよりもシンキングの方が細いわけですから、有利ですよね? ラインスピードに関しては、風の影響を受けてループが乱れる前に どれだけと奥に飛ばせるかって事だと思ってます。 重いフライを運ぶのにラインスピードが速すぎるとループが乱れやすくなるので、ラインスピードの遅い(速くし難い)バンブーやグラスの方が有利と言うのならわかるのですが、 >松坂的な重たいループだと重さを乗せないと >ヘニャヘニャで変なんなっちゃう。 >けど重さをうまく乗せるとそれこそ松坂的に気持ちよく勢いに乗って飛んでいく、 >だから結果速い、っつーループになるんっすわ。 これはどうも理解できません・・・ もしラインのトルクに関する話が嫌いでなければ、 このお礼に対する見解をお待ちしています。