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歌唱力について
歌うことが大好きな大学生です。僕は、一人でカラオケに行くほど歌が好きで、特にMr.Childrenの曲をよく歌います。 高校生の頃友達に誘われたのがきっかけでそれまでアンチカラオケだったのが嘘のように大好きになり、「歌うのってこんなにも気持ち良いんだ」と感動しました。でもある日友人に言われて気がついたのです。1オクターブ下げて低い声で歌っていたということ。道理でこんなにも地声の低い自分がスピッツなどのキーの高い歌を楽々歌えるはずだ。と。試しに1オクターブ上げて歌ってみると、まったく声が出ませんでした。サビ以外の部分も歌えず、悔しい思いをしました。キーを下げたくはなかったのですが下げても歌えず。それから一人でこっそりカラオケに行ったり家でCDに合わせて叫びまくったりしていると、急に、一瞬ですが高音が出るようになったのです。それから歌いこんでいるうちに家では殆どの男性ボーカルの曲が歌えるようになりました。ただ、カラオケとなるとすぐに声が枯れ、サビが歌えませんでした。好きなことはとことんやるのが性分なのでとことん歌いまくり、今ではキーの高い歌を何曲歌ってもなかなか声が枯れなくなり、「ガラスの歌声」の異名もなくなりました。ただ、友達の中には無理して高音を出しているからこっちまで苦しくなる、だから歌わないでくれ。とか音を外しまくっているから聞いていて不快だというやつもいるのです。でも大半の友人は「かなり進化している」とか「高音が綺麗になったね」と言ってくれます。でも自分で録音して聞いていると微妙に音がずれていますし歌い方が平坦でまだ少し無理して高音を出しているように聞こえてしまいます。 最近、自分でも声量がかなり上がったと思うのですが、これからも諦めずにフィードバックしながら練習すればもっともっと上手くなるものなのでしょうか?才能が関係しているのではないかとも思ったりしてしまいます。
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「裏」を鍛えて自在に使いこなすということは、可能です。 常に裏声で商売しているソプラニスタ(男性ソプラノ)というものがあるくらいですし。 しかし高音を鍛えるということは、声楽の世界で練り上げられた「安全な訓練方法」によらないと、すぐ喉を壊します。具体的にはポリープができたり声が割れるようになったり。声帯はとても繊細な器官です。 カラオケは客が気持ちよく歌えるようにコンプレッション(音の強弱を平坦化すること)やリバーブ(残響)がかかっており、無理な歌い方をしていても自覚が持ちにくいようにできています。 危ないですね。 フィードバックということは他人に指導を受けるか、少なくとも生声で自分で録音したものを聴いて無理のあるところを直すようにしていくなどの方法によらないと無理だと思います。 カラオケに才能もないもんですが、自力で安全に訓練ということには確かにいくばくかの才能が必要かも ちなみにMr.チルドレンの楽曲はカラオケ定番のようで、誰でも歌えそうなワリには実は一番歌いにくいもののひとつかもしれません。 自分で有効な声域を広げるには、まずミスチルとかじゃなくて小学唱歌のようなものを、腹式呼吸を用いたなるべく自然な発声で…というようなことで取り組むことをお勧めします。つまんないと思うかもしれないけど