chinpeiさん こんばんは
節分から四月初旬に咲く花は色々ありますけど、代表的な花としては「梅」と「桜(ソメイヨシノ)」ですよね。この「梅」と「桜(ソメイヨシノ)」ですけど何が違っているのでしょうか???もちろんchinpeiさんもご存じの通り植物が違いますから花の色は違いますよね。それ以外に木の高さが違います。木の高さ的に言えば梅<桜(ソメイヨシノ)です。ですから花を見るにしても、「梅」の場合は言うほど見上げなくても見れる場合が多いでしょうけど、「桜(ソメイヨシノ)」の場合は見上げて花を見る場合が多いかと思います。この差が何を意味しているか解りますか???
「桜(ソメイヨシノ)」の場合は上記した通り見上げて見る場合が多いかと思います。と言う事はカメラの目線は、上方向に向く事になり空の色を拾いながら撮影する事になります。それが結果的に「桜(ソメイヨシノ)」のあの白に近い薄いピンク色を表現するのが難しいんです。元々「桜(ソメイヨシノ)」の花は白に近い薄いピンク色ですから、露出をきちんと取れないと薄い(淡い)ピンク色を表現するのが難しい色で有りますし、その上露出は空の色を拾ってしまいますからもっと難しくしているんです。
どう言う構図で撮影するかの問題もありますけど、私が「桜(ソメイヨシノ)」を撮影する場合極力見上げない状態での撮影(極力空の色の影響を防ぐ)をするために2段または3段の脚立を持参して撮影しています。それと元々露出が難しい色ですから、段階露出で撮影しています。仕事柄もあって今はほとんどデジタルですからフィルムでの撮影機会が減り、桜の撮影もデジカメでの撮影が多いのですけがこの場合はRAW撮影した後にRAW現像段階で色を出す事をしています。銀塩の場合はRAW式にある意味後から露出を直す的な事が出来ませんから段階露出で適切な露出を選ぶと言う事になろうかと思います。#1さん的に露出を落として撮影すると言っても、どの程度アンダーで撮影するかの度合いによっては黒ずんだ花の色に仕上がってしなう場合もありますから、状況が解かりませんので何とも答える事は出来ません。
以上が「桜(ソメイヨシノ)」を撮影する場合に私が心がけている事です。「桜」と安易に言っても「しだれ桜」式に言うほどカメラの目線を上に上げなくても良い場合もありますから、今回はソメイヨシノについて記載しました。以上何かの参考になれば幸いです。
お礼
ご丁寧にアドバイスを有難うございました。 東京のサクラも週末が見頃だと思いますので早速試してみたいと思います。