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学生指揮のアドバイスをください
僕は吹奏楽部で副部長をしている者です。先生の都合が悪い時は僕が合奏練習の指揮をすることがあるのですが、あまり指揮者らしいことができず悩んでいます。僕の学校ではスコアを見ながら指揮を振り、悪いところがあったら指揮を止めて注意をするという練習方法をとっています。しかし僕にはクレッシェンドをもっとつけて下さい、アクセントをつけて下さいなどの強弱記号の注意ぐらいしか出来ないのです。つまり、○○パートと○○パートがずれている、などがわからなくて注意出来ないのです。これはどうすればいいのでしょうか?
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- symphonie
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こんにちは、No.2の方もいっていらっしゃるように、まずは「楽しむこと」重要です。 私も学生で今は進学のため退部しましたが吹奏楽部に所属していました。 学生の部活というのはプロとは違いますから、ずっと緊張しっぱなしの練習が必ずしもその部活に良いとは限りません。 少しぐらい肩の力を抜いたほうが合奏がよくなる場合もあります。 そうするためには、まず指揮者が楽しみましょう。指揮者がずっと眉間にしわをよせて楽譜とにらめっこしていたら、演奏者たちは四六時中「次は何言われるのか…」と心配して緊張してしまうことになります。 ほどよい緊張感は大切です。しかし、ほどよい楽しみもとても重要です。 さて、質問にあることですが、 まずは、いろいろな音楽を聴いて良い演奏、悪い演奏の区別をつけられるようにすると良いと思います。 今ではそこらへんのCDショップに行けばクラシック音楽のCDはたくさんあります。 吹奏楽のみならず、様々な音楽を聴いて、よい音楽というのを感じてください。もちろん演奏会へ足を運ぶのもとてもよい勉強になるはずです。 それから、音楽の知識をつけることも重要です。 他の部員よりもずっと多く、音楽の勉強をしてください。 楽典の本をもう一度最初から読み返してみてわからないことがないようにするとよいと思います。 部員になにか聞かれて、すぐ答えられるようになれば、学生指揮者としての信頼も大きくなるはずです。 音程や縦の線合わせなどのことですが、 これは正直、短期間で全てを直せる能力を身につけるのは大変だと思います。 小さいころからピアノなどをやって絶対音感やそれに相当近い音感をもっている方なら音程の方は何の問題もなく言い当てることができると思いますが、そうではない方はとても苦労します(私は後者です…) それでも、音程が合っていない部分や全体がずれている部分というのは音楽を数年やっていれば少しぐらいはわかるはずなので、そこを見つける努力をすれば良いのです。 「何かおかしいと思うけど、本当に間違っているのかわからない」という部分があったらスコアに書き込んでおいて、後で顧問の先生に報告すれば、先生が改めてみてくださるはずです。 先生も学生指揮者を頼りにすることはあっても相手が学生だとしっかりと理解しているはずなので、少しぐらい間違ってもとてつもなく怒ったりすることはないはずです。 自信をもってやりましょう。 最後ですが、譜読みは絶対に指揮台の上でするのはやめましょう。 練習内容を考えるのもです。 悩んだら、5分10分休憩にするべきです。 指揮台の上で指導者が悩みこんでしまったら、演奏者は困りますし、楽器が冷えて音程が悪くなってしまいます。 指揮台の上ではなるべく悩みこまないようにするのが良いと思います。 頑張ってください。
- A88No8
- ベストアンサー率52% (836/1606)
こんにちは 学生なのだから何事も経験ということで思い詰めずに楽しくやって下さい。 専門家は、音楽の素養を身につけているのはもちろん、曲の解釈に対してとても勉強していて非常に深いところまで掘り下げています。 また、棒振りのテクニックも磨いています。 だから、経験のない我々が気負ったところで太刀打ちできるわけがないし、実際に本番を降る指揮者でないならコンサートマスターのつもりでバンドを機械的にきちんと演奏できるように鍛えてゆくトレーナーになる方針とした方が気が楽じゃないかしら。 そのとき、メトロノームに合わせて演奏できない箇所はスコアのどこか、音程が合っていない箇所はスコアのどこかを耳で聴いて特定する。「グチャッとしている」と思ったらそこに間違いないです。 あとはゆっくりやらせてみて、最初に音程を合わせる。すると見通しがよくなり、元のテンポで演奏させると縦線が合わない(ブレスの位置や運指などの技術的問題)ところが浮かび上がってきます。 それでも縦線が見えないときはアタックが不明瞭な演奏をしているのです。 そしたら、あとは個人練習かパート練習しかありません。パートリーダーにメトロノームに合わせて演奏できるようにパート練習の時間の宿題とした方が効率がいいですよ。 思い詰めずに楽しくやって下さい。
- ssmanishss
- ベストアンサー率47% (487/1019)
私も吹奏楽部で生徒指揮やっていました。 一番最初はマーラーの指揮法を勉強しました。 次に聴音とソルフェージュを徹底的にやりました。 するとスコアを見ているだけで音が聞こえるようになりました。 合奏の練習時はアーティキュレーションよりも「タテの線」をピッタリ合わせることを第一に心がけ、次に各パートのピッチがずれていないかを神経質なまでに合わせました。私の場合はオーボエをピッチの中心に据えて、全員をオーボエに合わせるようにしました。オーボエはピッチが狂いにくいので基準パートにしやすいのです。 ご質問にありますようにパート毎のズレを矯正するのは非常に大切なことです。まずはじっくりパート毎の音を良く聴いて、合わせるべきパートとピッタリ合っているかを検証して下さい。 タテがピッタリと合ってピッチも揃っていれば、アーティキュレーションなんて適当でも構いません。コンクールで金賞取るくらいなら楽勝です。 時間のある時にしっかりと聴音の勉強をして、ピアノでフルスコアを完璧に覚えてしまうほど弾き込んで頭に叩き込んで下さい。それくらいの努力をしないと部員は付いてきませんよ。