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ワードの目次とヘッダーについて
- ワード2003を使用して書かれた文章において、目次とヘッダーの設定方法についてご相談をいたします。
- 目次については、第1条から第4条までの項目を表示し、ヘッダーについては各ページごとに適切な項目を表示したいです。
- アウトライン機能や見出し番号、StyleRefフィールドなどを試してみたが上手くいかず、市販の法令集のような形式を実現する方法が分からないです。どなたか教えていただけないでしょうか。
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No.1です。 どの程度説明すれば理解できるのか判断できないのですが、とりあえず 大まかな説明をしますね。 まずは、今回の設定は文字スタイルや段落スタイル、定型句を活用する ので、専用のテンプレートを用意することをお勧めします。 このテンプレートをもとにした設定として、以下の説明を実行してみて ください。 [ StyleRef ]フィールドは文字スタイルも参照しますので、「(□□□)」 の中の「□□□」部分に設定する文字スタイル( [条項1]スタイルとする) と「第1条」の[目次]や[ヘッダー]部分に参照するようにする文字スタイル ( [条項2]スタイル )を用意します。 > (□□□) > 第1条の2 ○○○・・・・ のような場合、条項にある番号をどのようにするかによっては別の条件 も指定しないとなりませんが、今回は手入力であることを前提にします。 (□□□) ←の□□□に[条項1]の文字スタイルを設定 第1条の2 ←左記全体に[条項2]の文字スタイルを設定 このスタイルが設定してあることを前提に、目次用のフィールドを挿入 します。 目次に指定できるものとして見出しなどのスタイルもありますが、独自 のスタイルを設定したい場合はこちら↓のようなものを使います。 { TC "目次に表示したい文字列" \f } この[ TC ]フィールドは[隠し文字]扱いなので、「第1条」などの番号の 後ろに配置しても、その後ろにある文章のレイアウトには直接の影響を 与えませんので以下のようにします。 (□□□) 第1条{ TC "目次に表示したい文字列" \f } ○○○・・・・・ 「"表示したい文字列"」の部分に文字スタイルをそれぞれ参照するように [ StyleRef ]フィールドを配置します。 { TC "{ STYLEREF 条項2 } { STYLEREF 条項1 }" \f } これをもとに (□□□) 第1条{ TC "{ STYLEREF 条項2 } { STYLEREF 条項1 }" \f } ○○○ の形式にします。 これで、[目次]を設定するときに { TOC \f \h \z } で目次指定すれば、 [ TC ]フィールドを参照した目次になります (目次について) 第1条(条項2) □□□(条項1)・・・・・・・・P1 のような形式になることは理解できると思います。 [ヘッダー]については、条項2の文字スタイルを[ StyleRef ]フィールド で参照させますので、以下のようなもので対応できると思います。 { STYLEREF スタイル2 } { IF { STYLEREF スタイル2 \l} = { STYLEREF スタイル2 } "" "~ { STYLEREF スタイル2 \l}" } これでページ内に参照する[条項1 ]スタイルが一つだけの場合は単独で、 そうでない場合は[条項1 ]スタイルの一番上と一番下を参照する設定が 可能になります。 > 2ページ目のヘッダーに(第2条) > 3ページ目のヘッダーに(第2条の2~第3条) このような形式のヘッダーになっていることも理解できると思います。
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- enunokokoro
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補足にある質問に答える前に私が示した箇条書きのスタイルは、[目次] には対応していますが、[見出しマップ]や[アウトライン]表示での作業 はできませんので、そのことは理解しておいてください。条件を満たす ためには、Wordの機能であるアウトラインを使うほうが、本来は楽なの ですが特殊なスタイルなので、私なりに可能な方法を提示しただけです。 > 目次の方なのですが、教えていただいた設定を各条ごとに行って、 この補足にある作業を効率的にするには、[定型句]の登録や挿入を活用 することを検討してはいかがでしょうか。 私なら、条文にある番号もフィールドで組みますが、それについては別 に質問してくださいね。連番は手書きを前提に以下で説明をします。 (□□□)↓ 第1条{ TC "{ STYLEREF 条項2 } { STYLEREF 条項1 }" \f } 上記の「↓」の記号は、同じ段落内で[ Shift+Enter ]キーで[行区切り] を入れたことを示したものです。上記で指めした範囲のみだけをすべて [定型句]に登録してショートカットキーやコマンド、定型句ツールバー などから挿入すれば、「□□□」を条文見出しとしての内容に上書きして、 「第1条」の数字部分を上書きすれば作業が効率的にできると思います。 { TC "{ STYLEREF 条項2 } { STYLEREF 条項1 }" \f } こちら↑のフィールドの前に「□□□」と「第1条」などの番号があれば、 [ StyliRef ]フィールドで上から探してくれます。このとき{ StyliRef } が前になければ最初のスタイルを参照し、{ StyliRef }があれば、その 次にあるスタイルを参照しますので正しく連番になってくれます。 このような設定をしておけば、[定型句]へと登録したことで挿入が楽に なりますし、文字スタイルやフィールドの挿入を一々設定しないで済む のです。このとき段落スタイルを専用のスタイル名で登録しておけば、 [定型句]ツールバーの定型句の選択が楽になりますので、私なら定型句 を登録する場合には段落スタイルと関連するようにしますね。 この設定ならセクション区切りを入れる必要はないので、段落書式での 改ページを入れるなどで、区切りのよいところでページ移動するように します。 ある程度Wordのことを理解していることを前提に説明していますので、 少し専門的なことを多く書きましたが、ヘルプや検索するなどで理解度 を深めてください。
- enunokokoro
- ベストアンサー率74% (3543/4732)
No.3の回答の一部に下書きの未編集の部分が残っていて、わかりにくく なっていますね。 ヘッダーに配置するフィールドコードが未編集でした。 【誤】 { STYLEREF スタイル2 } { IF { STYLEREF スタイル2 \l} = { STYLEREF スタイル2 } "" "~ { STYLEREF スタイル2 \l}" } 【正】 { STYLEREF 条項1 } { IF { STYLEREF 条項1 \l} = { STYLEREF 条項1 } "" "~ { STYLEREF 条項1 \l}" }
補足
enunokokoroさんどうもありがとうございます。 悪戦苦闘の末ヘッダーの問題が解決できました。助かりました! あと、目次の方なのですが、教えていただいた設定を各条ごとに行って、かつ、各条ごとにセクションで区切るということでしょうか、それとも、もっと簡単にできるのでしょうか。勉強不足で申し訳ありません。
- enunokokoro
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No.1です。 前の回答をしてから、条件を絞って私なりに簡略化する方法を検討して みました。 質問にある「1ページ目のヘッダーに(第1条・第1条の2)」のような「・」 で、ページ内の条項が2項目だけだった場合を示す条件を除けば、質問に ある条件を満たすことはなんとかなりそうです。 具体的な回答は、今日の午後以降の時間があるときに、まとめておいた 内容を投稿しますので、この質問は締め切らないでください。 まずは報告としての投稿です。
- enunokokoro
- ベストアンサー率74% (3543/4732)
質問にある条件をすべて満たすのはWordでは無理だと思います。 他のワープロならできるかどうかも、実際には難しいと思います。 市販された書籍などは、ページごとにレイアウトして100枚単位などで 印刷しているのでしょうから、様々な条件でページ単位で作成するのは 可能でしょうが、Wordではできないと思います。 できない理由の一番は[目次]のスタイルですね。 目次が参照できるのは、同じスタイル名で同じ段落にあることで、同じ テキスト内容を書き出せるのですから。 見出しスタイルなどを利用して、更新した内容を自動で書き換える機能 でないのなら手入力などで対応できるでしょうが、それでは意味がない でしょうから。とくに、(□□□)の部分が条文での段落番号の次にない のに目次では(□□□)が「第1条 □□□」の形式にしているのが無理が ある部分ですね。 それと、ヘッダー部分の形式が統一されていないことも無理があります。 > 1ページ目のヘッダーに(第1条・第1条の2) > 2ページ目のヘッダーに(第2条) > 3ページ目のヘッダーに(第2条の2~第3条) このようにページごとに「・」で区切ったり、先頭の見出しのみだったり、 「~」で連続しているような条文を一つにするような書き方だったりする 場合だと、IF文などで条件付けするのも複雑になりますし、セクション を区切らないと無理があったりと、どうしても簡単にはできないので。 Wordで作成するのなら、もう少し簡略化するなどして市販のような形式 を望むのは諦めたほうがよいと思います。
お礼
ありがとうございます。やはり複雑なことはできないんですね。 あきらめて、もうすこし簡略化して考えてみます。
お礼
enunokokoroさんへ 目次の方もやっと理解できました。[ StyliRef ]フィールドは本文中では、その部分から前に探してくれるのですね。(ヘッダー部分ではページの先頭から探すので勘違いしてしまいました。)あと、定型句の機能はすごく便利ですね。 詳しく分かりやすいご説明本当に感謝いたします。ありがとうございました。