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楽曲をコピるとき、質より量?
エレキベースを演奏して1年半ほどの者です。 普段はメトロノームに合わせて軽く基礎練習(運指やスケール)をしたあと、曲のコピーをしています。 そこでふと思ったのですが、一曲を音作りや、ピッキングニュアンスから音符の長さ、ミュートのタイミングなどまでほぼ完璧にやりこんでいく方法と、それはある程度(自分の納得のいく範囲)までにしておいてとにかく多くの曲に触れる方法と、どちらを中心にやると効率がいいでしょうか。 吹奏楽などでは年数回のコンクールのために数曲をひたすら突き詰めていくようなイメージを持っていまして、安定感のある演奏をするためにはそちらのほうがいいのかなと思い質問させて頂きました。 自分はプロを目指していないのですが、やるからにはしっかり上手くなりたいと思っています。 楽曲のコピーは、聞いていてカッコイイなと思った曲を耳コピしています。どうしても分からないところは譜面を買ってきて補完しています。
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私は、『ある程度でいいんじゃない?』派です。 ベース暦1年半であれば、 1曲をある程度の完成度まで引き上げて、他の曲に手をつけて、 レパートリーを増やす方がよいと思います。 No.2さんのおっしゃっているのは、いわゆる『完コピ』ですよね。 『耳コピ』は他人が書いた譜面を使わずに自分の耳で音を拾って、覚えるなり譜面を起こすなりして、演奏できるようにしたもの。 『完コピ』・・・完全コピーとなると、その名の通り本人の演奏と全く同じ演奏をするということです。厳密に言えば、不可能です。(他人なんだから当たり前です。笑) 私の中の『耳コピ』は、いくつかの段階があると思います。 1.曲を聴いて、どの音を、どんなリズムで、どんな強さで弾いているのか知る。又は楽譜を書く。買って見る。 2.練習して間違えずに弾けるようにする 3.指板や譜面を見ずに、前を向いて弾けるようにする。 (時々見るのはセーフ) 以上です。 ちゃんと上手くなりたくて、辛抱強くできるのであれば、 3までやって、別の曲にとりかかるのが良いかと。 ただし、 演奏するときに、音を切るタイミングさえもキッチリ合わせましょう。 ベースは音の切り方が重要です。
- ssmanishss
- ベストアンサー率47% (487/1019)
私はどちらかというと指導者経験のある「一曲じっくり派」です。 質か量かというなら、まずコピーの質を上げることが大切です。 第一段階 耳コピで音(タッチ)を追う 第二段階 五線譜に正しく記譜する 第三段階 使われているコード進行、スケール、モードなどをアナリーゼする 第四段階 曲全体の構成、アレンジまでアナリーゼする。特にベースにおいてはドラムとの関連を体系的に記録しておくことは、今後オリジナル曲を書いたり、アレンジする時に非常に有益です。 本来は、第三段階までやって初めて「耳コピできた」と言うべきものなのですが、近年では、単に音源に合わせて適当にタッチを追うだけのことを耳コピと言うようになってきています。 質問者さんがお書きの「ある程度のコピーをして数をこなす」やり方では、上記のような体系的・理論的な曲の理解にはつながらず、ギターで言えば、単にたくさんの曲のコード進行を暗記しているだけ、みたいな状態に陥ってしまいます。 ましてベースの譜面は他の楽器より単純な傾向にありますから、単にタッチを追うだけでは、曲の理解が深まりません。コード進行とスケールの関係をより深く理解し、またウォーキングベースやラインクリシェ、スラップなど定番のテクニックの引き出しをたくさん持つことがベーシストとしてのスキルを上げる近道だと思います。 ご自身の好きな曲をじっくり時間を掛けてアナリーゼして下さい、できればベースの譜面だけでなく全てのパート譜も含めたいわゆるバンドスコア、フルスコアの状態までコピーすれば完璧です。 私も中高の頃は吹奏楽部に籍を置きながらプライベートでロックバンドをやっていましたが、昔はバンドスコアなんて便利なものはなかったので、ひたすらレコードを繰り返し聞いて全パートを五線譜に書き抜いていったものです。質問者さんも頑張って下さい!
- kenta58e2
- ベストアンサー率74% (2483/3311)
回答になっていない「私の意見」に過ぎませんが… どちらが良いか…というよりは、質問者の方の目標の置き方として「どっちがモチベーションが高まるか」って判断で決めたら良いんじゃないかと思います。 例えば、バンドに参加してて「(ちょっとくらい下手でも良いから)少しでも早く持ち曲を増やして、ライブをやってみたい」という目標の立て方なら、ある程度弾けると思ったらすぐ次の曲に挑戦していく…というやり方はアリだと思います。 逆に「とにかく技術をしっかりさせて、この曲をじっくりと完全に自分の物にしていきたい」的な目標の立て方なら、一曲を徹底的に研究し、一音も疎かにしない演奏力を身に付けていく…というやり方だって、もちろんアリだと思います。 私自身は、楽器歴のスタート時は「とにかくライブで良い格好したい派(身の程知らず(^^ゞ)」だったので、当然前者のやり方で、ろくでもない音出しながら曲を取っ換え引っ換えしてました(^^ゞ なので、同じバンドに参加したクラシック畑の「一曲を完璧に仕上げずして、人前で演奏するとは片腹痛い…派」の人間と大いに衝突したこともありました(若かったんですなぁ(^^ゞ) プロ畑の人、クラシック畑の人、指導者畑の人は、たいていは「一曲じっくりが王道」とのたまいますし、今の私は「確かに王道といえばそうだわな」と思わないわけじゃないですが、でも、初心者~初級者レベルの時に、身の程知らずにも持ち曲を増やすのに必死だったこと…今から思えば、よくしゃーしゃーとライブしたもんだと思い出しても赤面ですが(^^ゞ、モチベーションだけは高かった(^^ゞ…が無ければ、その後長年に渡ってベース弾き続けて、まぁちょっとはマシな演奏ができるようにはならなかった(今でも下手ですけどね(^^ゞ)ので、当時自分が「質より量」だったことについては、何も後悔も反省もありません(恥だけはある(^^ゞ)。 実際、「質より量」でもモチベーション維持して長く楽器をやりつづけていれば、ちっとは「質」もアップしますからね。「質」の向上には「継続こそ力なり」という面もあります。 と、単なる個人的意見ですが、アマベース歴だけは長いヲッサンの考え方です(^^ゞ