節電＆エコのため、電池、充電電池、電気の使い分け

質問

ここのところ出回っている充電式電池は、充電に必要な電気代はとても安いとのことですが、例えばラジオは電池で聞いたり交流で聞けたりしますが、充電された電池か、普通の電池か、交流かのどれが一番お安いのでしょうか？

回答No.6

elekichi · ベストアンサー

以前家電専門店でサービスを担当していた高齢者です。

　サンプルとしてパナソニックのRF-U700と言うラジオで試算してみました、以下のURLを御参照下さい。
　http://ctlg.panasonic.jp/product/spec.do?pg=06&hb=RF-U700

　此処で先ずAC100V（家庭用電源）を使った時の消費電力が8Wとの事で電気代を1kWh＝22.4円として計算すると「1時間当り約0.18円です」

　次にアルカリ乾電池使用時48時間（此れを連続と解釈すると）で、単2乾電池の容量が公表されていませんが5.0Ahと仮定すると、消費電力が「約0.94W/h」で消費電流は約0.104Aとなります。
（電圧は電池6本で9Vとします）
　此処で電気代では有りませんが、アルカリ単2電池6本は、ビック特価：780円から計算すると「1時間当り約16.3円です」

　最後にニッケル水素充電池（三洋エネルーブ：HR-2UTG）で推定計算すると、充電効率は「電圧変換効率80％、充電効率80％として」約64％となり、此れをアルカリ電池と同じ条件で使えるとすると、「消費電力が約1.47W」に相当し「1時間当り約0.033円です」
　其処でエネルーブの繰り返し使用回数1000回を半分の500回と仮定し、容量が3.0Ahですから、1回の充電で連続29時間使えます。
　尚、HR-2UTGは同じく1本、ビック特価：1380円ですから6本で8280円となり、29時間×500回で、14500時間使える事になり、1時間当りの価格は約0.6円になります。
　従って「1時間当り、0.633円」で最も安くなります。

　以上は概略計算ですが、AC100Vで使った時の消費電力8Wは異常に高い値で、此れに対して「電池」で使った時の値が1/10強と言うカタログ値には疑問が有りますが、充電式電池を使った時が最も電気代は安くなり、エコだと言えます。

お礼

詳しくご説明ありがとうございました。充電池は、どうしても初期投資が高いと思ってしまうので避けていましたが、一番エコなんですね。
ありがとうございました！

回答No.9

pochi2tama

ランニングコストにかんしては、＃６の方が実測されたデータで実例が示されていたので、このあたりのような気がします。

充電器/充電池の性能と、ＡＣ電源（アダプタ）の性能で決まると思います。

充電池の場合、急速充電などを用いると非常に短時間で充電でき、充電した電池を使うと（ラジオ等の低電力機器の場合）使用時間はこれよりはるかに長い時間使うことができます。

充電中や、アダプタ使用で発熱などで捨てられてしまうエネルギーは、長時間使う機器では結構大きなものになると思います。
経験的には充電池の通常充電時の熱の持ち方とアダプタの発熱はどちらも似たような感じなので、より時間の長い「アダプタ使用」の方が効率が悪いと思います。
ただ、ラジオなどでは一般的でない、スイッチング方式のアダプタであれば効率も良いのでそうでない可能性もあります。（消費電力が小さいのでそれほどメリットはないが）

＃充電器は多くがスイッチング電源が内蔵されています

お礼

詳しいご説明ありがとうございました！とても参考になります。

回答No.8

Raistlin

既に書き込まれている回答を注意深く読めばわかることですが、あえて。

充電池を検討する際は、どれ位の頻度で使用するか、どれぐらいの負荷のものに使用するかをよく検討ください。

tunbatanさん指摘の充電器初期投資は、elekichiさん例示のHR-2UTGだと、NC-TGU01をビックカメラ.comで購入すると\4,980かかります。

1000サイクル使えますとか言っても、極端な例で説明すると、1年に1回しか充電しないようなペースなら、1000サイクル使い切るまで1000年です。充電器も電池自身もこんなにもつはずがありません。

自分の使用方法なら何サイクル使えるか、その時充電池の充電1回での使用時間は、乾電池何個の使用時間に相当するかを考えて初めて損得の計算ができます。

参考URL：

http://www.kansai-event.com/kinomayoi/battery_box/box01.html

お礼

とても参考になりました。ありがとうございました。
よく、表示の宣伝文句を考えてから買わないといけないですね。

回答No.7

DAV

No2,No4の追加です。
乾電池の出力電圧は1.5V、充電池の出力電圧は1.2Vです。例えば単三電池で動く一部のデジカメでは充電池で使うと撮影可能枚数が極端に減ってしまいます。

お礼

そういう現象があるんですね、電圧が低いからなのでしょうか・・・・
難しいですが、ありがとうございました。

回答No.5

1972nyanco

乾電池は、電気消費量の小さな機器に向いています。例えば、赤外線リモコンや時計・ポータブルラジオなど。

充電池は、既出の通り充電時にロスが出ますし、自然放電するので一度に沢山の電気を使うような…例えばラジコンのバッテリ・自転車用のライトなど…に向いています。

トランス型のACアダプタ(昔ながらのデカイヤツ)は差しているだけで電気を喰うので、長時間差しっぱなしにするなら充電池を使う方がロスが少ないと思います。

スイッチング電源型ACアダプタ(最近の携帯電話用アダプタのような小型の物)はそれ自体は殆ど電気を喰わないので、これが使えるなら一番お安いのでは。

お礼

ラジオはACアダプタではなく普通の交流のようなのです。
それと乾電池式の二つの方法。
お得な使用用途を教えていただき、とても役にたちます。
ありがとうございました。

回答No.4

DAV

充電池は乾電池よりも自然消耗が大きく、用途としては毎日使うもの、大電力が必要なものに向いています。

毎日使うもの→ひげ剃り、携帯電話、携帯用音楽機器
大電力を使うもの→電動工具、写真用のストロボ
乾電池に向いたもの→非常用の懐中電灯

なお、エコをお考えでしたら比較的電流の多い懐中電灯で暗くなった電池を電流の少ない電池時計やリモコンなどに使い回されたら如何でしょうか。

お礼

わかりやすいご説明ありがとうございました。
ということは、その性質を知った上で使っていけばいいわけですね。
例えば充電式のハンディ掃除機なんかは、ずっとさしっぱなしで充電していて、使うとなればすごいパワーなのでおしまいには使えなくなるわけですが、充電を常時しておくのではなく、寸前に充電するというやりかたの方が放電を少なくさせれるわけですね。
ありがとうございました。

回答No.3

tunbatan

使う機器に因ります、がこの場合ホームラジオと言う事ですね

＞充電された電池か、普通の電池か、交流か

経費の最も掛かる物は乾電池、次に充電式充電池、一番安く付くのがＡＣ電源です

ただしあまりラジオを聞かないなら充電池が高く付きます、それは充電器と充電池の初期投資費が高く付く為です
でも充電池は繰り返し使えるので乾電池より割安になります

乾電池では単二型４個使用で１５０円ぐらい、毎日数時間聞くとして２～３ヶ月間持つとしても年に６００円の電気代（乾電池代）が掛かります

ＡＣ電源で６００円が処ラジオを聞くと５２００時間ほど聞けます（但しラジオ５Ｗ、１Ｋｗｈ／２３円）、これは毎日１４時間を一年間聞き続けられます（数時間ならもっと聞き続けられる）。

ＡＣ電源は電気代はエコですが紐付き（ＡＣコード）になる為移動範囲が限定されます、電池代が高く付いても用途により利便性優先も必要です（屋外で使えない、停電では使えないなど）。

お礼

なるほどよくわかりました。ありがとうございました。

回答No.2

DAV

AC電源＜充電池（充電池＋充電器）＜乾電池の順にコストが上がって行きます。

お礼

簡潔明瞭で！ありがとうございました。

回答No.1

debukuro

AC電源で使えるのならAC電源が一番安上がりです
エネルギーは変換するたびに損失を伴います
乾電池は廃棄物も結構あることですしもっとも不経済です

お礼

＞エネルギーは変換するたびに損失を伴います
これからの時代はこれを優先に考えて物事を選択していくべきですね。
ありがとうございました。とてもよくわかりました。