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【/private/var/vm/ 】フォルダーの中身は?
お世話になります。 以前、雑誌の記事の中にMacの動きがギクシャクしてきた際【/private/var/vm/ 】フォルダー内の“swapfile” が増えているとの事、此の数が多くなると上記の様に動きが鈍くなり、その際はMacを再起動するとすっきりする、様な事が書かれていました。実際いろんなアプリケーションを使用していたり長時間起動しっぱなしにしていた場合に再起動してみると驚く様にキビキビ動く様になります。(いくつもあったそれらファイルは無くなっている) 実際この“swapfile”は、どういったファイルなんでしょうか? また再起動無しでも単に削除(ゴミ箱に入れる)しても問題ないんでしょうか?その際再起動と同様の快適さは得られるんでしょうか? (PBG4・1.33GHz/メモリー:1.5GB/HD150GB・空き容量96GB/OS:10.4.11)
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> これはアプリケーション単位で確認する方法ってあるでしょうか? Mac OS Xインストールディスクに収録されている、Developer Toolsに、アプリケーションのパフォーマンスを測定するツールが含まれています。それで確認できるかもしれません。 しかしながら、「このアプリケーションを起動したあと、Macintosh全体の動作が遅くなったが、起動しなければ、そうでもなかった」というような経験則から判断するほうが、着実で確実でしょう。 > また説明のA~Cの変換は作業が終わるとキャッシュが消去される様ですがされた後は全くそれ以前の状態になるわけですね? キャッシュとテンポラリファイルは別物です。ふたつの違いを説明するために、かなりの行数を割いたつもりですが?キャッシュは保持することに意味があり、テンポラリファイルは、役目が終わったら、さっさと消去するものです。 アプリケーションによっては、作業が終わっても、テンポラリファイルを消去しなかったり、消去に失敗するものがあります。習熟していないプログラマが作った、フリーウェアだけでなく、著名なソフトウェアベンダーのアプリケーションにもあります。最近のバージョンはどうかわかりませんが、旧Macromedia製のアプリケーションは、よくテンポラリファイルの消去に失敗しました。 消去されなかったテンポラリファイルは、Macintoshを再起動後、ゴミ箱に「Recovered Files」となって、姿を現します。 > あとHDの不良ブロックのチェックはディスクユーティリティを使う事である程度チェック、解決出来るでしょうか? あくまでも、ある程度、です。そして、解決はできません。たとえていえば、道路に穴が空いているようなもので、自動車を運転しているものが、その穴をふさぐことはできません。 あと蛇足ながら…… Mac OS Xは、起動するとすぐに仮想メモリの領域(swapfiles)を確保、作成します。実メモリでまかないきれなくなったら、仮想メモリが働き始めるということではありません。昨今の日本の政府のように、金融不安が起きてから経済対策、雇用対策をしても、手遅れであって、そういうことを予測して、あらかじめ対処をすませておかなければなりません。仮想メモリは常時稼働しているので、「いままで実メモリの範囲で作業していたのが、ある瞬間仮想メモリが働いて、急に動作が遅くなった」という経験をすることは、まずありません。
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- harawo
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Mac OS Xだけでなく、最近のOSは、仮想メモリという技術を使って、じっさいのメモリ容量以上のサイズのデータを処理できるようにしています。ハードディスクの一部を、メモリの代わりにするもので、すぐには使わないデータをメモリからハードディスクに移動することで、実メモリの空きを確保します。 仮想メモリの使用場所が「swapfile」で、システムが自動で作成したり消去します。ほとんどの場合、消去のほうは行いませんが、作成のほうは、必要に応じて数個作成することがあります。 swapfileのオーナーはシステムなので、ユーザ個々がこれを削除することはできません。仮にできたとしても、即座に新しいswapfileが生成されます。 > 以前、雑誌の記事の中にMacの動きがギクシャクしてきた際【/private/var/vm/ 】フォルダー内の“swapfile” が増えているとの事、此の数が多くなると上記の様に動きが鈍くなり、その際はMacを再起動するとすっきりする、様な事が書かれていました。 それは、ハードディスクの空き容量が極端に少なくなっているケースを前提にしているもので、「空き容量96GB」であれば該当しません。 > 実際いろんなアプリケーションを使用していたり長時間起動しっぱなしにしていた場合に再起動してみると驚く様にキビキビ動く様になります。 たんなる思いこみでなく、測定値に基づく、客観的に説明できる現象だとしたら、それは仮想メモリ以外が原因です。ハードディスクの空き領域は、仮想メモリ以外にも、キャッシュやテンポラリファイルとして使用されます。キャッシュを説明するのに、わかりやすい例は、プレビューアイコンです。プレビューアイコンは、書類ファイルの実データから生成しますが、Finderウインドウを表示するたびに、実データにアクセスするのは効率が悪いので、生成したプレビューアイコンの画像データを、短期にある場所に保存しておき、Finderウインドウを開いて、プレビューアイコンを表示する必要が生じたときに、実データでなくそちらにアクセスして表示します。これがキャッシュです。 テンポラリファイルのテンポラリは、「一時的な」という意味です。たとえば、Aという形式の動画をCという形式に変換しようとするとき、そのためのプログラムがないが、A形式からB形式に変換するプログラムと、B形式からC形式に変換するプログラムはあるとします。変換ツールは、表面ではいかにもA形式からC形式に変換しているように見せますが、裏側では、A形式からB形式に変換し、続いてB形式からC形式に変換するという作業を行います。この変換作業で生成されるB形式のファイルが、テンポラリファイルです。人間から見えることなく、変換作業が完了すれば、自動で消去されます。 システムの再起動で、動作が軽くなるのは、ある特定のアプリケーションの、キャッシュ、テンポラリファイル生成のプログラムに、難がある可能性が高いと思われます。 そうでなければ、ハードディスクの記憶領域のどこかに、不良ブロックがある可能性があります。この不良ブロックが、データが保存されている場所にあるとすれば、ただちにファイルシステムのエラーとして顕在化しますが、空き領域にある場合、仮想メモリやキャッシュ、テンポラリファイルの保存場所として使われたときに、顕在化することになります。それは軽度の場合、処理が遅くなるという形で顕在化します。
お礼
いつもありがとうございます。 >システムの再起動で、動作が軽くなるのは、ある特定のアプリケーションの、キャッシュ、テンポラリファイル生成のプログラムに、難がある可能性が高いと思われます。 これはアプリケーション単位で確認する方法ってあるでしょうか? また説明のA~Cの変換は作業が終わるとキャッシュが消去される様ですがされた後は全くそれ以前の状態になるわけですね? あとHDの不良ブロックのチェックはディスクユーティリティを使う事である程度チェック、解決出来るでしょうか? 再度いくつもの質問になってしまいましたが、お手すきの際で結構ですコメント頂けるとありがたいですm(_ _)m
- DAV
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“swapfile”は、メインメモリーが不足した場合に比較的使用頻度の少ないメインメモリーの内容をハードデイスクに退避させるエリアに使われたファイルで、再度その内容が必要になるとハードハードデイスクからメインメモリーに読み込まれます。メインメモリー内にあれば、すぐ使えますがハードデイスクから内容を読み取る時間が余計にかかりますので、アプリケーションの動きは遅くなってしまいます。 再起動すれば“swapfile”は一回ご破算になりますので、スピードは回復しますがメインメモリーが不足してくると、また“swapfile”ができて処理が遅くなってきます。 >再起動無しでも単に削除(ゴミ箱に入れる)しても問題ないんでしょうか? “swapfile”上記の様なファイルですので、再起動無しで単にゴミ箱に捨てることはできません。
お礼
早々の御回答ありがとうございました。 という事は、現在1.5GBのメモリーを許す限り増設すれば違って来る可能性がありそうですね。
お礼
丁寧な御回答感謝します、これで自身の頭の中で解決出来ました。 テンポラリーファイル消去の件も理解出来ました。 ええ、そのものズバリもっとも引っかかるのはDreamweaver(旧Macromedia)だったり、フリーを含む動画関係のアプリが該当します。 取りあえずHDのチェック後は場合によって再起動で切り抜けます。 ありがとうございました。