伸びない伸びないって、何をどうしてきて伸びないのかが重要ではないでしょうか。
例えば、出口の問題集を5回やったがさっぱり伸びないのと、闇雲に過去問を解いていってさっぱり伸びないのとでは違うでしょう。
英語ならこういう事です。
単語知りません文法知りませんという人が、闇雲に過去問を解いていって伸びるわけがありません。
過去問の前にそれらの基礎や入試標準レベルの事でしょう。
そういうことと、
単語知ってます文法知ってます、入試標準レベルのxxという教材は5回繰り返しました、それでも過去問がさっぱり解けません、というのはケースが違うと思いませんか?
現代文は何もしなくてもできる人はいます。
しかし、だからといって、できない人も何もしなくて良いわけではありません。
また、大昔と違って、今はやったらやっただけ伸ばしてくれる教材があります。
まずきちんとまともな教材で解法の基礎を身につけることです。
やっても伸びないというのは間違いですし、また、高校の授業で解法の基礎が身に付くようなのは希だと思います。
具体的な教材名がないなどのことから、有効な勉強は実質的に0だと勝手に仮定すると、
出口の問題集か板野の理系センター用の問題集か河合の入試現代文へのアクセスかもしれません。
急げば一ヶ月で一冊は終わって基礎の基礎なら身に付くかも知れません。
ただし、河合のはどうか知りませんが、論理的思考力が大幅に欠けている場合、文章を「分析」し「解法」に沿って解いていくという数学的な思考訓練ができていない事が多いでしょうから、それらの教材をやってもさっぱり伸びない場合もあるでしょう。
特に英語しかできないような人であれば、伸びない確率はそれだけ上がります。
もしこの場合は、普段の勉強をサボったことが原因ですので諦めた方が良いでしょう。おそらく社会に出ても同じ扱いをされるので。
なお、基礎を「体系的に」身につける必要があるのでしょうから、過去にやったことを闇雲に繰り返してみても力はつかないと思います。