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デッサンの微妙な狂いが抜けなくて困っています
- デッサンの狂いが抜けない悩み
- 絵を生業にするプロの技術の違い
- 上手くなるための方法はあるか
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こんにちは。またもやNo.1の回答者、mei-jiang51でございます。 何度も何度もお邪魔してすみません。 >ご紹介いただいた、デジカメで写真を撮って、それをキャンバスサイズに拡大してそっくりそのまま写すというやり方ですが、もちろんトレースではありませんよね? と聞いていらっしゃるので、また回答にやってまいりました。 そうですね、基本はトレースしないで、自分の拡大したプリントアウトを自分のキャンバスの横に置いて、自分の目で見ながら書き写す、と言うやり方なのですが、ご質問者さんの場合はこれでデッサンの訓練をしたい、と言う事なので、最初はトレースから入っても問題は無いか、と。 ただ、全てをトレースで丸写しするのでは無く、最初は鉛筆で被写体の全体的なアウトラインをトレースしてから、細かい作業(陰を足したり、目/鼻/口を描き入れたり、等)に入る段階になったら自分のキャンバスと拡大したサンプルを並べて取りかかる、と言うやり方から始めるのが妥当だと思います。 このやり方はあくまでも遠近法の訓練ですので、元々のサンプルと自分か描いたものが100%同じになる必要はありません。全体の構図を理解出来てないうちにあまり細かい事に最初から時間をかけ過ぎてしまうと、その段階で遠近法がおかしくなってしまって、全体の構図もあったもんじゃ無くなってしまいますから。 また他にもデッサン関係で気になる事がありましたら、私なんかで良ければお答えしますね。
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- mei-jiang51
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たびたび失礼いたします。No.1の回答者のmei-jiang51でございます。 先日大学の頃の講師と会って、デッサンの基本をどう学ぶかを聞いてきました。基本は前に私がお勧めしたやり方がやはり一番効果が得られる様なのですが、美術のクラスを現在取っている、と言う訳でなければ、生身のモデルを使うのは困難だろう、と言う視点からのアドバイスなのですが、彼が何か絵を描きたいと思った時はデジカメで写真を取るそうです。その上で、自分のキャンバスと同じ大きさに拡大してプリントをして、それをそっくりそのまま写す、と言うやり方でデッサンの訓練をしている様です。 普通絵を描く時はやはり生身のモデル(物でも人でも)が自分の目の前にある方がベストなのですが、“自分の目で見えているもの=3Dに見えている(距離や奥行きなどがある)”と言う理由から距離の遠近が解らなくなる、との事。デジカメで写真を取る事によって、結果、前に私が言った様なやり方(穴を紙にあけて、それを架空のキャンバスの枠にすると言うやり方)と同じ事になるそうです。 描こうと思っている被写体が“写真=2D”と言う形になる事に寄って、紙上での個々の被写体の大きさの比率が(自分の感覚に頼らなくても)解ります。 後、もう一つは、白い紙を手で丸めてぐちゃぐちゃにしわが付いた状態にして、それを描き写す、と言うやり方もあります。これは光の当たり方、陰の出方など、コントラストを学ぶのに効果的だそうです。元々は真っ白い紙ですから、ぐちゃぐちゃにしても違いが出るのは光の当たり具合のみ。紙のどの辺に光が当たって白く見えるのか、どの辺が陰になって暗く見えてるのか、と言うのをしっかり目で確かめつつ描き写して行く、と言う事を繰り返して行くうちに、“光が当たってる所は他のパーツよりも自分に近い距離。陰になってる所は他のパーツよりも遠い距離。”と区別を着ける力がつき、人の顔などを描く時にあえてここまで細かく考えなくても“普通おでこの辺りは目よりも出てるから目よりも明るくなって無いといけない。目はくぼんでるからおでこよりも暗くなってないといけない”と自然に解って来ると思います。 もう少し解り易い方法を期待していたのですが、とりあえず私(達)があげた練習方法で効果が出るか、試してみる価値はあると思いますよ。
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- mei-jiang51
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こんにちは。No.1の回答者です。 >大きさの違う穴を三つ用意するのはキャンバスのサイズに合わせての事でしょうか? との事。このやり方は、“大体どの辺に何が来るか(右上に頭がある、等)の感覚をつかむ為に使うので、別に穴をキャンバスのサイズにあわせる必要はありませんが、やはり最初はきっちりずれが出ない様にやりたいと言うのであれば、あわせた方が良いかもしれませんね。ですが、サイズその物よりも、(当たり前なのですが)キャンバスのオリエンテーション(向きです。横長の四角なのか、縦長の四角なのか、はたまた正方形なのか、等)をあわせる方が大事ですね。 近々大学の講師と会うので、その人に聞いて何か他に良いデッサンの練習方法がありましたら、再度書き込ませていただきますね。
お礼
mei-jiang51様、再び丁寧なご回答を有難う御座います。 大学講師とのお話も是非聞かせて下さい。心待ちにしています。
- wanekoz
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単に基礎ができてないだけです。 「ある程度努力して出来なかったらこれはもう才能の問題なんでしょうか」 いいえ。 基礎を獲得するのに才能はぜんぜんいりません。 練習が足りないだけですよ。
お礼
wanekoz様 ご回答有難う御座います。 その基礎とやらをみっちり勉強したいんですが、どこか正確に詳しく紹介してあるサイトはないのもでしょうか? お勧めのサイトなんかがあれば教えて下さい。
- mei-jiang51
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こんにちは。 アメリカでグラフィックデザイナーをしているものです。 私も小さい頃から絵を描くのが好きだったのですが、上手くありませんでした。バランスが取れなかったり距離感が取れなかったり... 私は18の時に渡米をしており、こちらの大学でグラフィックデザインを専攻していたのですが、単位を取るには基本の美術のクラスも取らないといけなくて、デッサンのクラスを取らされました。そこで講師に教わったテクニックを使ったら少しデッサンが上手くなったんです。 まず、模様の付いていない紙(B5かA4サイズで、なるべくあまりぺらぺらじゃ無いもの。一般で売られているノートの表紙くらいの厚さが妥当です)を用意してください。色は何色でも構いませんが、白か黒が一番無難です。 その紙の真ん中ら辺に小さい四角い穴を開けてゆきます。一つは1cmx1cm、もう一つは2cmx2cm、最後に 3cmx3cm。 その穴を(カメラのビューファインダーの様に)通して被写体を見てください。その穴の枠を自分のキャンバスの枠に例えてみて見ると、その枠のどの辺に手の位置が来てるのか、頭がその枠の中でどのくらいの大きさなのか、が見えて来ます。(この穴を開けた紙のサンプル画像を添付しておきました。ちょっと汚いですが、言いたい事は解っていただけると思います) 要は、自分でキャンバスに絵を描く前に、架空のキャンバスの枠を作って、実在する被写体にその枠をはめれば、実際にキャンバスのどの辺に何を描いたら良いのか、と言う感覚がつかめます。 実在する被写体を使うのでは無く、すでに完成されている絵や写真などをモデルにして描く時は、その完成された絵そのものにグリッドを書き込めば、先ほどの様に架空の枠を作る事が出来ます。 立体感を出すテクニックは、色そのものを見るのではなく、色の明るさを大まかにとらえ、セクション毎に、“おでこは顔の中でも前に出てる方だから、光があたってて明るくなる。目は窪んでるからおでこよりも暗くなる...”と言った様に明るさを決めてから手直しして行くと立体感を出す事が出来ます。 こんな説明では全然私の言いたい事が理解して貰えない可能性が高いので、何か不明な点がありましたら補足をお願いします。
お礼
mei-jiang51 ご回答有難う御座います。 仰られる事は、一応理解したつもりですが、大きさの違う穴を三つ用意するのはキャンバスのサイズに合わせての事でしょうか?
お礼
mei-jiang51様 詳しいご解説を有難う御座います。 私も出来れば本物のモデルを雇いたいのですが、個人で描いている者には懐が厳しいです。 ご紹介いただいた、デジカメで写真を撮って、それをキャンバスサイズに拡大してそっくりそのまま写すというやり方ですが、もちろんトレースではありませんよね? 白い紙を丸めてぐちゃぐちゃになった皺を描き写すという練習方法は、とても手軽なので今試しています。 ご回答有難うございました。