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「ジュベナイル」、「フィリーズ」、「フューチュリティ」

阪神ジュベナイルフィリーズ。 朝日杯フューチュリティステークス。 先週と今週のレース名はとても難解です。発音も難しいし、意味も分らん。語の意味を知っている人は、100人に1人もいないのではないかと思います。 質問ですが、レース名にこのような難解な語が採用されたいきさつは何だったのでしょうか。  

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回答No.1

直接の契機となったのは、2001年から、国際基準に合わせて、競走馬の年齢表記を一新したことです。 それまで、数え年で数えていた年齢表記を、実質的に1歳繰り下げる形になりました。それに伴って、レース名も変更されました。 で、それであれば、阪神2歳牝馬S、朝日杯2歳Sでも良かったはずですが、G1レース、3歳以上のレースについて、レース名から年齢表記そのものを取り外すようになりました。 これでによって、それまで共同通信杯4歳Sだったレースが、共同通信杯に、桜花賞トライアル4歳牝馬特別がフィリーズレビューに、オークストライアル4歳牝馬特別がフローラSに、ニュージーランドトロフィー4歳Sがニュージーランドトロフィーに、というような形で変更がされました。阪神JF、朝日杯についても、その流れの中で決まったもの、と言えます。 阪神ジュベナイルフィリーズの名前の元となったのは、アメリカの2歳女王決定戦であるブリーダーズCジュベナイルフィリーズからで、朝日杯フューチュリティSは、各国で期待馬を集めて行うレースにつけられている名前、ということから採用されたようです。 ただ、これらのレース名そのののは、当時から、舌を噛みそう、というような指摘は多かったですし、また、外国の歴史的経緯などを無視したもの、などの指摘も多くありました。 この00年~01年頃、というのは、国際化を大幅に進めた時期で(クラシックに外国産馬が出走できるようになったのも、この時期から)、また、レース名に外国語を多く用いるようなケースも多くあった時期です(障害レースのことを「ジャンプレース」と呼ぶようにし、年2回の中山大障害の一方を「中山グランドジャンプ」に改めたのもこの時期) そういう時期的な流れ、というのも背景としてはあったと思います。

mota_miho
質問者

お礼

詳しいご説明、ありがとうございました。 昔のように、口頭で馬券を買わなければならないとしたら、窓口が渋滞しただろうなんて思ってしまいました。 (客)「えーと、阪神ジュベ・・、阪神ジュベナル・・、えーと、・・・」 (窓口)「お客様、阪神ジュベナイルフィリ-ズでございますね」 (客)「そう、そう。阪神なんとか・・」  

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